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2009'04.20 (Mon)

その3(34)&その7(9) 精製水の使い道

こんにちは。


今日は「精製水」について考えてみました。

精製水は、私もよく買う水です。
使う目的は、まずは「手作り」のあれこれ。何も入っていないまっさらな水であり、アルカリ性でも酸性でもないので、一から何かを作る時の「水分」の材料として適しています。


ところで、精製水は、悪い成分・ケミカルな成分がいっさい入っていない、「良い水」というイメージですよね。確かに、それは正解です。が、使い方を間違えると、肌は悪化し、逆効果になってしまいます。
これは、精製水に限らず、スキンケア用品すべてにいえることです。





●精製水は「化粧水」にはならない
精製水がなぜ、間違った用途で使われてしまうか、というと・・・
まず、化粧水の存在があげられます。化粧水=肌に良いもの、肌の乾燥を治してくれるもの、という絶大的なイメージがあることに関連していると思います。

このブログでは何度も書いているとおり、化粧水では乾燥は治せないし、肌の水分力を上げることは出来ません。できても一時的なものであり、やり過ぎれば肌バリアを壊すことになるため、化粧水を使うことには「リスク」があるのです。使うとしたら、顔が濡れた、と思う程度の一瞬でじゅうぶん。
ですから、化粧水はなくては困るアイテムではありません。
詳細記事 → コットンパックをやめた理由化粧水なし、ホホバオイルのみ

化粧水をつけた直後は、濡れるのですから潤う気になるかもしれません。しかし、肌の水分量が増えるわけではありません。水分は外側から入れようとしても限度があります。それを超え、肌をやたらに水びたしにすると(その最たる行為が「コットンパック」)、皮脂膜が流され、角質層がふやけてもろくなるので、「肌バリア」が壊れてしまい、乾燥肌になってしまいます。
洗顔後に肌がパリパリしたりつっぱったりしていると、なんとなく水分を与えないといけない気になって、化粧水を付けすぎてしまうのでしょうが、それこそが悪循環なのです。

水分は外側から無理やり入れるものではなく、体内の内側から表皮へにじみ出てくるもの。それを、角質層がキャッチして保持しています。肌の水分量をあげたいのなら、肌バリアを壊さず、角質層を守るケアをやることです。


ケミカルな化粧水だと、保湿成分や美白成分が入っており、水分ごと、それを肌に無理やり浸透させるために(=肌バリアを壊すために)合成界面活性剤も入っていて、そうすると、壊したバリアにフタするために、合成ポリマーも入ってしまいます。
こうやって水分を無理やり閉じ込め、ツルンとビニールやシリコンでコーティングしたのなら、肌が良くなったように感じてしまうでしょう。しかし、肌バリアは壊されているので、いずれ合成ポリマーが剥がれれば、肌の乾燥があらわになります。

そうすると、「洗顔後の肌のパリパリ感」はどんどん増してしまい、そしてまた、化粧水を・・・という悪循環。


また、化粧水をつけて透明感が出るのは当たり前。紙を濡らすと透けるのと同じことで、一時だけのことです。
それよりも、肌バリアをこわさず、角質層の状態を正常に保つほうが、角質層の役割である「水分保持力」を高められ、化粧水をつけない時でも“いつでも”、肌に透明感が保てます♪ 



それなら、化粧水を使う意義は? というと、
(1)気持ちがいいから。 
→ ということは、必ずしも使わなくても良いということ。

(2)石鹸洗顔で弱アルカリ性に傾いた肌を、弱酸性に導くため。 
→ しかし、肌本来には弱酸性に自分で戻る力がある。分泌される皮脂や汗が弱酸性である。ということは、必ずしも使わなくても良いということ。
※ 使うとしたら、よっぽど洗顔に使う水が硬水の場合である。



そして「精製水」の話に戻りますが・・・
精製水は、アルカリ性でも酸性でもない、ただのまじりっけの無い水です。ですから、精製水をつけることは化粧水の代わりにはなりません
化粧水の唯一の意義である「肌を弱酸性に導く」ことすらできず、ただたんに、肌を水浸しにし、肌バリアを壊すリスクを負うだけになってしまいます。いわば、「洗顔(すすぎ)の時間をふやした」ようなもの、「洗顔のしすぎ」と同じことになってしまいます。

化粧水は無くてもよいものだと思いますが、どうしても使うなら、「一瞬、濡れたと思う程度」にとどめ、弱酸性に戻る手助けを一瞬するだけでよいのです。
そして、その時に精製水を使うなら、そこに「クエン酸」を少しだけ入れて、弱酸性の水にしなければ意味がありません。
参照記事 → ビックリ!化粧水は駄菓子なみに安い







●塩素除去に精製水は意味があるか?
洗顔後に、「水道水の塩素を洗い流す目的」で精製水をつける(ながす)という人もいますね。私も以前は、軟水のミネラルウォーターでこれをやっていました。
しかしどうやら、塩素のダメージとは、“肌に付いた瞬間”のダメージであって、あとから洗い流してもあまり意味がないようです。
あとから洗い流すのではなく、やはり最初から、塩素除去した水を使うほうが意味があります。


塩素除去のフィルターが入ったシャワーヘッドなどが売られていますね。家のシャワーヘッドをねじって回して交換するだけなので、簡単に取り付けられます。
あの「塩素除去」のしくみは、「ビタミンC」による塩素の還元です。塩素は、ビタミンCに触れると酸化力を失って無害化します。

塩素除去シャワー イオニックCシャワー



または・・・ちょっとメンドウですが、洗面器にためたお湯に「ビタミンC」を溶かし入れてそれを使う、という方法があります。
洗面器に溶かす量は、ほんの少しでよいです。(小さじスプーン半分ぐらい)

ビタミンC「アルコルビン酸原末」200g 1,480円


浴槽にためたお湯にもこれを入れると、塩素除去したお風呂につかることができます。








●精製水は、究極の「軟水」
精製水を手作り以外に使うのは、その「軟水」の利用です。

市販で売られている「ミネラルウォーター」のペットボトル、その「栄養成分」の表示ラベルを見ると、「カルシウム0.17mg、マグネシウム0.10mg・・・」などと記載されていますね。そして、「硬度22mg/l」などという表示もあるはずです。
この「硬度」が100以下なら軟水、100以上なら硬水・・・というのが目安です。

硬度とは、カルシウムやマグネシウムの量のこと。これが多ければ硬水、少なければ軟水。

雨や雪は軟水ですが、土にしみ込んで地中の金属イオンを含み、硬水となり、これが水道水として利用されます。ですから、国や地域によって、水の硬度はさまざまです。日本の場合は、“平均では”硬度60程度。(しかし、あくまでも“平均”なので、地域によっては100を超えるところもあります。→日本各地の水、 硬度ランキング
※ちなみに、このランキングでさらに「県名」をクリックし、地域別で確認することをオススメします。県のランキングも、あくまで“県内の平均”でのランキングなので、地域差があります。さて、自分の住んでいるところは、どれぐらい軟水でしょうか?

海外では、硬度200や300を超えるところも多いので、それから見れば日本は軟水の国です。

市販のミネラルウォーターでも、海外ブランドのものは硬水が多く(コントレックスなど)、日本ブランドのものは軟水のものが多いです。


さて、精製水は?というと、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分がまったくゼロ、「硬度ゼロ」の軟水。精製水は究極の軟水です。


軟水は、石鹸を使う際にものすごく相性のよい水です。軟水といえば石鹸、石鹸といえば軟水!!
軟水と石鹸の相性の良さ♪ 〔おさらい〕
・石鹸カスが出来ない。
・キシキシ・つっぱり感が無い。
・モコモコの泡が立つ。(←石鹸の脂肪酸の種類によって泡立ちの程度は異なる)
・石鹸の脂肪酸がそのまま皮脂膜となってコーティングされる。洗髪の場合は、キューティクルをコーティングしてくれる。
・脂肪酸は弱酸性なので、洗髪の場合はクエン酸リンスなしOK。洗顔の場合は、弱酸性にするための化粧水がいらない


なぜこうなるかと言うと・・・そのしくみは、

硬度ゼロの軟水を使うと、水には「カルシウム」がゼロ。よって石鹸カスができないため、石鹸洗顔・洗髪の後の「つっぱり感」「ギシギシ感」(カルシウム石鹸という膜)ができず、石鹸の脂肪酸がうすーく肌・髪にのっかり、即座にコーティングしてくれる。
つまり、石鹸で洗浄すると、通常は皮脂が洗い流されてからふたたび分泌されるまで待たなければならないのですが、軟水で石鹸洗浄すると、即座に脂肪酸がのっかり、「皮脂膜」が出来上がるのです♪

肌の場合は、乾燥肌(→それによる混合肌・オイリー肌・敏感肌)、アトピー肌を治すのに有効であるし、普通肌の人でも、肌バリアがさらに整うので、化粧崩れもしなく、肌の透明感も増します

髪の場合は、ヘアドライ・ブロー時に、ツルツルの手触りを実感できます。乾燥してパサパサして広がるにはもってこいです♪

このように軟水は、肌にも髪にもやさしいケアができるのです。



ただし、精製水は500mlボトルで100円以内という、手軽に購入できるものとはいえ、これを毎度の洗顔・洗髪に使うとなると、高くついてしまいます。
そのために、「軟水器」というものがあります。
Otwo(オーツー)シャワー軟水器 33500円


ふつうにシャワーするだけで、ジャンジャン軟水を使えるのは魅力的です。既製品なら上のように3万ぐらいで手に入りますが、手作りもできます。
→ 手作り軟水器

軟水器を買えない、作ったりメンテナンス(樹脂の再生処理など)がメンドクサイ、という方は、超軟水のミネラルウォーターを「洗顔時専用」にするなどしてもよいかもしれません。
白神山地の水」は、硬度がわずか0.2しかない超軟水です。わずか0.2の硬度成分は、ほとんど無いに等しいといってもよいぐらいです。これで洗顔すると、まさに軟水の感触。すすぎは水がやわらかくヌルヌル(良い意味で)するほどで、仕上がりもツルツルです。石鹸の泡立ちもモコモコです。


 世界遺産「白神山地の水」 2リットル×6本

硬度0.2(超軟水) pH6.6(弱酸性)


旅行に行くとき・お泊りの時などは、精製水を1本持っていくと、洗顔ぐらいは精製水1本でまかなえます。
特に、海外旅行などで超硬水の国に行くときは、洗顔後のつっぱり感もハンパないでしょうから、ふだんは「必要ない」であろう化粧水も“濡らす程度には”使っても有効でしょうし、いや、その前に洗顔の水じたいを軟水(精製水か軟水のミネラルウォーター)にすれば、硬水の国での違和感に慌てることはないでしょう。
私は、国内でも旅行に行く時は必ず精製水を1本持っていきます。いくら日本が軟水の国といえど、場所によってさまざまですから。

また、軟水で洗顔するとどんなもんなのか、試してみたい人は、手軽に100円以下で購入できる、この精製水で試してみるとよいと思います。






精製水について、まとめると・・・
●手作りの材料として最適である。
●そのままでは化粧水にはならない。
●塩素除去のために後から使うことには、あまり意味がない。
●「軟水」として使う。 →とくに「寝癖直し」に便利。詳細記事→ 硬水での苦労


ここ最近、なかなか更新できず、楽しみにしていただいている方には申し訳ありません。
いつも応援ありがとうございます。



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