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2008'10.31 (Fri)

その8.(2) 活性酸素と抗酸化

こんにちは。

@コスメで私をお気に入り登録してくださる方が、200人になりました!( ゚Д゚)☆ ありがとうございます!


さて、前回の「酸化と洗顔」の続きのような話になります。
前回は、肌のことのみにスポットをあて、活性酸素が皮脂・油脂・脂質を酸化させることについて書きました。
今回は、そのことだけでなく、また、活性酸素の及ぼす、美容だけでなく健康にもおける影響のことを書きます。






●活性酸素とは
酸素をエネルギー源として代謝をする過程で生まれるもの。酸素を吸うたびに活性酸素が発生します。
この活性酸素が美容にも健康にも悪影響で、ずばりこの活性酸素の発生こそが「老化」のおおもとの原因ではないか、と言われてきています。

しかし、単に悪い影響を与えるだけのために発生するのではなく、「体内に侵入した細菌・ウイルスなどの病原菌や身体にとって異物となる有害物質を分解する」働きを持っています。ただ、これが“増えすぎる”と、余分な活性酸素が体内で悪影響を及ぼすのです。
活性酸素を発生させないことは不可能ですが、むやみに増やさない、溜めないことが課題です。
もちろん、人は抗酸化物質を持っていて、活性酵素の悪影響に打ち勝つこともできます。ただし、抗酸化物質の量や力は、個人差があり、一般的には年齢とともに薄れてしまいます。そこで、抗酸化の効果のある食べ物を摂取することが必要になってきます。







●増えすぎる活性酸素の悪影響
・脂質の酸化、肌 ・・・ しわ、しみ、乾燥、不全角化、アトピー
前回書いた「酸化と洗顔」のとおり、活性酸素は皮脂・油脂・体内の脂質を酸化させ、過酸化脂質を作ってしまいます。これが真皮のコラーゲンやエラスチンを破壊するため、肌の弾力を奪い、しわの原因になります。また、真皮にあるメラノサイトを刺激するため、メラニンが活発になり、しみの原因になります。
皮膚構造

角質層の中の細胞間脂質細胞膜の脂質も酸化しやすいため、角質がはがれやすくなり、健全なターンオーバーをじゃましてしまいます。角質培養にとって悪影響、つまり、角質培養がうまくいっていない「不全角化」の状況を想像すると分かりやすいでしょう(乾燥肌、水分保持力が弱い、毛穴、角栓・・・など)。
アトピーも活性酸素が原因ではないかと言われています。


血管 ・・・ 動脈硬化、脳卒中、脳出血、心筋梗塞、認知症
血管中のコレステロールが過酸化脂質(悪玉コレステロール)に変化すると、それが血管壁に付着してしまいます。認知症は、脳梗塞・脳出血の後遺症です。


 ・・・ 白内障、しみ
皮膚同様に目も紫外線を受けやすく、活性酸素が発生しやすいものです。そのため、水晶体の表面には活性酸素を抑える酵素ビタミンCが豊富に含まれています。が、歳とともにこの酵素が減るため、影響をうけやすくなります。
また、目でキャッチした紫外線は脳へ信号が伝わり、紫外線から身を守ろうとしてメラノサイトが活発になるため、しみの原因になります。
紫外線対策は、日焼け止めだけでなく、サングラスも重要です。


関節 ・・・ 関節炎、リウマチ
ひじ、ひざなどの関節には、活性酸素に対抗する酵素が少ないので、集中的にやられやすいそうです。








●活性酸素を増やすもの・行為
身体に害になるものが入ってくると、それを攻撃するためのさまざまなシステムが動き、活性酸素が発生します。

・紫外線
これは言うまでもないですね。上の「肌」「目」の悪影響のところに書いたとおりです。活性酸素を増やすものの代表、代名詞と言ってもいいぐらい(^^;) 
昔は、日光浴が身体にいいなんて言われていましたが、今はオゾン層が破壊され、昔よりも紫外線の量が増えているので危険です。浴びすぎると皮膚がんになることもあるので気をつけましょう。

お酒
適度のお酒はよいのですが、アルコールが体内に吸収されると異物として肝臓で解毒され、活性酸素が発生します。

タバコ
タール、ニコチンを吸い込むので、それを攻撃するために活性酸素が発生し、肺の組織がダメージを受け(壊され)ます。また、活性酸素そのものである「過酸化水素」が、もともと煙に含まれているので、タバコを吸う行為は、活性酸素そのものを吸い込むのと同じことになります。しかもタバコは、活性酸素に対抗する(抗酸化物質)ビタミンCをも壊してしまいます

添加物の入った加工食品
スーパーのお惣菜などはたいてい、長時間持つように添加物が入っていて、これらは異物として肝臓で解毒されます。また、カップラーメンなどもそうですが、万が一、カップラーメンの油自体が酸化している場合は、酸化したものをそのまま食べることになって何もよいことがありません・・・。空腹が満たされて、カロリー摂取しただけの話になります。

農薬を使った野菜
これも添加物と同様、体内に異物が入ってくることです。ただし、農薬を使っているかどうかはなかなか見分けられない・・・。無農薬の野菜ばかり使うわけにもいかないですよね。そういうお店が多くないのと、お金がかかるのと・・・。ただし、野菜にくっついた農薬をとるものがあるようです。
マグナキャプス 100g入り 1,200円

原料は貝殻焼成カルシウムのみで、これを溶かした水に野菜をつけて15分ほど置くと、農薬が野菜から離れて、水中に浮き出てくるそう!!これで99%は農薬が除去できるとのこと(30分置くと安心のようです)。農薬は、野菜が雨にあたっても落ちないように吹き付けられているので、もちろん、水道水で洗っただけでは落ちません。ではなぜ、ただの貝殻の粉を入れた水なのに、こんな力があるのかというと・・・強アルカリ性だからだそうです。pH13程度。私も今度、試してみたい一品です!!

すべてこれを使わなくても、農薬除去は自宅で・自分でできます!→ 農薬除去


・パソコンや携帯電話などの電磁波
これは前回の終わりで書きましたが、パソコンから出る電磁波は肌にプラスイオンをひきよせ、活性酸素を発生させてしまうのです。パソコンデスク上では、コンセントを入れてパソコンの電源が入っていない状態でも、人が座っているだけで電磁波の影響を受けています。
パソコン以外には、携帯電話、テレビ、電子レンジ、ホットカーペットなども同じです。
これを少しでも軽減してくれるのが・・・!炭から出るマイナスイオンが、電磁波をガードしてくれます。私も、自分のデスクのパソコンのそばにおいています。
炭2炭

・ストレス
強いストレスを受けると、副腎皮質ホルモンが分泌されます(→身体が熱くなる、胃が重くなる、緊張、興奮)。これを元に戻すためにこのホルモンを分解する酵素が分泌され、その際に活性酸素が発生します。

激しい運動
適度な運動はよいのですが、激しすぎる運動は必要以上の酸素を一気に吸い込むので活性酸素もたくさん発生します。ウォーキングのような軽い運動を長時間やるのはオッケー。(踏み台昇降もいいよね!・・・コアリズムやビリーは?いいよね??私はやります。笑) こんなことを書くと運動じたいやらないほうが無難・・・って思われそうですが、適度な運動は必要なもの。活性酸素にビクビクしてまったく運動しないと、ほかの面でいろんな弊害が出てきます。骨や筋肉、血行などのためにも運動は必要。ようは、「歳を取ってからの“激しすぎる”運動」をしなければいいのでは?

・空気の良くない環境
大きな道路のそばや、工場などの近くで汚染された空気を常に吸っていると、タバコ同様のことや、解毒が行われます。やっぱり空気のきれいなところに住むのは良いですねー(*´▽`*)






●抗酸化物質と、そのパートナー「ミネラル」
人はもともと体内に、活性酸素に打ち勝つための「抗酸化物質(スカベンジャー)」を持っています。活性酸素の発生を予防したり、ダメージを修復する機能があります。
代表的なのは、SOD(スーパーオキサイド・ディスムターゼ)という酵素。しかし、平均で30歳を過ぎると抗酸化力が低下していき、さらに40歳をすぎるともっと低下するそうです。だから、いろいろな成人病などの心配が出てきたり健康を維持しにくくなるのでしょう。

SODをはじめとする抗酸化力をもつ酵素は、たんぱく質でできています。きちんとたんぱく質を摂りましょう。・・・まぁたんぱく質が抗酸化のためだけでなく、美容にも健康にも、重要なものであることは言うまでもありませんが。




そして、「ミネラル」成分も必要。これは、その抗酸化の酵素のパートナーで、一緒になって過酸化脂質を分解するなど、活性酸素の消去に無くてはならないものです。

・セレン(セレニウム) : 魚介類、胚芽、レバー
 : 豆類、魚介類
亜鉛 : 胚芽、魚介類(特にカキ)、レバー →詳細
マンガン : ごま、ナッツ類
マグネシウム : 穀類、豆類、昆布
 : 豆類、アサリ



こうやって書いていくと、あれもこれも食べなきゃ・・・って頭がいっぱいになるし、結局のところ「なんでもバランスよく」ってことになるので、私は、このパターンには逆にうんざりするのですが(爆)、これがまた、まだまだあります(笑)。次は・・・以下へ続く。







●抗酸化力をもつ成分・食べ物
抗酸化の酵素が歳をとるとともに減ってくるって言うんじゃー、そういう力のある食べ物で補充するしかありません。上に書いた「ミネラル」もそうですが、
・ビタミンA
・ビタミンC
・ビタミンE

ビタミンACE(エース)が良い、って高校の時、家庭科の授業で習った記憶があります。そして・・・

・ビタミンB2
・ビタミンB4


これらを含む食べ物は、書いているとキリがないので省略(笑)。結局、なんでもバランスよく、ですね。さらに次の成分を紹介。効果のある症状も書いておきます。



フィトケミカル
・ビオフラボノイド :かんきつ類、さくらんぼ、ベリー類
ビタミンCをサポートする。

・カテキン : 緑茶、赤ワイン、りんごの皮、ぶどうの皮
がん、悪玉コレステロール、抗菌・抗アレルギー、血糖値の調節。

・アントシアニン : ブルーベリーなど紫の果物・野菜
目の疲労回復、動脈硬化、血液サラサラ。ビタミンCと一緒に摂ると抗酸化作用が5倍になる。

・イソフラボン : 大豆、大豆製品
女性ホルモンと同じ働きをする。更年期障害、乳がん、骨粗しょう症。

・リコピン : ローズヒップ、トマト、スイカ
胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がん、食道がん。悪玉コレステロール(動脈硬化)。

・セサミノール : ごま油
がん、悪玉コレステロール。

・クルクミン : ウコン
がん、悪玉コレステロール(動脈硬化)、アルコールの分解(二日酔い)、メラニン色素の生成抑制。

・ショウガオール : しょうが
発がん性物質による遺伝子の突然変異の抑制、がんの進行・再発の抑制、血行促進、発汗・解熱。

・ロズマリン : ローズマリー
ハーブのローズマリーに含まれるポリフェノールで、他の成分の酸化を防ぐ「酸化防止剤」の役割をもつので、化粧品に含まれることもあります。防腐剤、保存料の意味でもあります。私は、手作りの化粧水・美容液にローズマリーエキスを入れています。(前回の「酸化と洗顔」参照)








●なんでもバランスよく食べる
ふ~、やっと全部書き終わりましたが・・・(笑)、途中で書いたように、結局は「なんでもバランスよく食べる」ってことなですよね。だから、あれも良いこれも良い・・ってこう書くパターン、あまり好きじゃありません(笑)。

これらを毎日全部摂ろう!と必死になると疲れてしまうので、バランス良く食事する上で、2つか3つぐらい、「これだけは毎日食べる」とこだわりを決めるぐらいがいいかと思います。もちろん、“それだけ”を食べるのでもなく、バランスよく、楽しく食べる上で。バランスよく食べるのは大前提です。
今回は、「抗酸化」の食べ物として取り上げましたが、過去のセラミドにしろ、なんにしろ、目的ごとに「●●に効く!」というような食べ物は無数にあります。だから今回、こうやって上のように紹介しても、“参考”になるし“理解”はするけれど、それらをバランスよく食べることは、目標というよりも、“当たり前”とも言えますね。


そんな中、自分のこだわりのも・これだけは!というもの、私の場合は「納豆」です。単純に好きだから、っていうのもありますが、「●●に良い食べ物」というと、何かにつけて「納豆」があがるので、納豆食べとけば安心!的なところはあります(笑)。上のリストにも、「豆類」は入ってますよね。納豆はほぼ毎日、3食のうち1食(おもに夜ごはんで)食べています。冷蔵庫から切らすこともめったになく、安いときに多めに買っておいて、冷凍庫で保存しています。

女優の岩下志麻さんは、「トマト」は毎日食べているそうです。しかも、2~3個というレベルではなく、たくさん!以前、テレビか雑誌か、なにかで見たときは、トマトが山盛りでした(笑)。

好きな食べ物のナンバー1を挙げるとしたら、私の場合は果物です。でも、とりすぎると果糖の摂り過ぎになるので良くありませんが(糖尿に気をつけよう!)、果物はビタミン類がたっぷりで美肌によく、抗酸化の食べ物を一言でいうなら果物!と言ってもいいぐらいだそうです。たしかに、上のリストにも果物はたくさん出てきますね。


食材の“補助”としてサプリメントという手もありますが、サプリメントだと、吸収率が悪く、たとえば「●mg配合」と書いていても、実際にそのとおりの量が体内に吸収されることはほとんど無いのだそうです。しかも、その欲しい成分以外の添加されているものが気になってくるので、逆にめんどくさくて、私はサプリメントは一切飲んでいません。お金もかかるし・・・(^^;)
それと、サプリメントを飲んで安心して、食事をおろそかにするのはナンセンスです。サプリに頼った食事では、美容面でも健康面でも足りません。摂るなら、あくまでも“補助”で。

しいて言えば、ビタミンCのタブレットだけはこまめに摂っています。ビタミンCは排尿とともに流れ出るし、イラッとしたり、電車の中など人ごみでの我慢・・・など、小さなストレスでも消費されてしまうので、「あ、今、ビタミンC使った!」と思ったら(笑)、まめに摂ると良いです。もちろん、肌のコラーゲン再生も助けてくれるし、日焼けの回復にも効果あり。美白成分を肌から無理やり浸透させるよりも、口から摂り入れるほうが美容にはよいのです。

イラッとしたり小さなストレスを感じた時、外出直前(日光に当たる直前)など、手軽にササッと摂りたい時には、私はこれを愛用しています。※ただし、このシーズケース・・・砂糖(ブドウ糖)も含むので注意。砂糖の取り過ぎは活性酸素を生み出し、コラーゲンを切断します。

シーズケース マルチビタミンタブレット ファミリーサイズ

@コスメでの私のクチコミ → シーズケース


・・・とにかく、無理したり、必死になったりせずに、楽しみながら、極端に偏らずに食べることが大事ですね。なんでもバランスよく食べるのは基本! 身体は食べ物で出来ている♪


【追記1】
抗酸化のために、下記のことも実践しています。(近日、それをテーマに更新予定)

・「たんぱく質」を摂るにあたって有効な、黒酢。 → コラーゲン



※カテゴリに「老化防止」を追加しました。



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2008'10.28 (Tue)

その3.(17)&その8.(1) 酸化と洗顔

こんにちは。


最近、ホホバオイルやアボガドオイルなど、自分の目的に合うオイルを探すにあたって、「酸化しやすい」「酸化しにくい」などの言葉を何度も目することが多くなりました。(肌に良いのは、「酸化しにくい」ほうです。)
また、よく議論されがちな「朝の洗顔は水洗顔でよいのか?」という話にも「酸化」という言葉が登場するんだということに気づき、私は、朝、水洗顔をする立場としても、「酸化」について調べてみることにしました。




●洗顔の意義
洗顔の意義は、皮脂という汚れを落とすこと、そして、あるべき角質は残しつつ古い角質を落とすことです。
(「古い角質を落とす」と書きましたが、角質培養の観点からいえば、角質は落ちるべき角質は自然にするっと落ちる目に見えないレベルのものなので、角質を取ることを“意識”する必要はありません。意識してピーリングなどをやると、肌バリアが壊れてしまいます。)





●皮脂の酸化
皮脂は、皮脂膜として必要なものなのに、なぜ洗顔のたびに落とす必要があるのか?・・・なぜかと言えば、人が呼吸をしてエネルギーを得る時に、どうしても活性酸素が発生します。この活性酸素が皮脂・油脂を酸化させて過酸化脂質に変えてしまいます。スキンケア&メイクの時に肌にのる油脂じたい、そのまま空気(酸素)に触れさせておけば、酸化してしまうものです。

過酸化脂質が蓄積されると角質がダメージを受け、すこやかな角質培養が妨げられます。というのは、角質層の中にある「細胞間脂質」が酸化してしまうので、角質がはがれやすくなるからです。図のように、細胞ひとつひとつをつないでいるのが細胞間脂質と呼ばれる「脂質」です。
セラミド1

また、過酸化脂質は真皮にあるコラーゲン・エラスチンにダメージを与えます。コラーゲン・エラスチンが破壊される(切断される)と肌の弾力が保てなくなり、しわの原因になります。図には外側からの刺激として「紫外線」が描かれていますが、これは、酸化を促進させるもののひとつ・・・いや、代表といってもよいものです。
皮膚構造

エラスチンとは: 
コラーゲンとともに真皮に存在する、肌の弾力を保つ成分。コラーゲンもエラスチンも、口から飲んでも、たんにたんぱく質として取り入れられるので肌に悪いようにはなりませんが、必ずしもコラーゲンがコラーゲン、エラスチンがエラスチンとして体内で再生されるとは限りません。また、化粧品に配合されるコラーゲンも、分子が大きいので角質層より下へは浸透できず、もちろん真皮への浸透も不可能。それを合成界面活性剤でむりやり浸透させるのは、肌バリアを壊すので元も子もない話です。


皮脂・油脂が時間とともに酸化してしまう・・・しかも、酸化は伝染していきます。 
よって、その皮脂を洗い流して肌へのダメージを取り除く、いわば“皮脂のリフレッシュ”が、洗顔の意義のひとつなのです。
だから、洗顔しないのは言うまでもなく、洗顔から次の洗顔まで(朝の洗顔夜の洗顔朝の洗顔・・・)の間が長すぎると、肌にはダメージ大! 
かといって、こまめに洗顔しすぎても、皮脂膜の形成のじゃまをし、洗顔時に一層一層落ちる目に見えないレベルの角質までも取りすぎになり、肌バリアが弱くなってしまいます。角質培養で、「洗顔のしすぎ」が良くないことは何度も書いてきましたね。






●「皮脂の酸化」の対策
皮脂は必要なもの・・・でも酸化してしまう・・・。困ったものです(笑)。どうしたらいいのでしょうか?対策は・・・

●オイルを使うなら、なるべく酸化しにくいオイルを選ぶ。(酸化“しにくい”というだけで、酸化はします。)
●洗顔から次の洗顔まで(朝の洗顔→夜の洗顔→朝の洗顔→・・・)の間をあけすぎず、間隔のバランスを良くする。
酸化を促進させる行為を避ける。

では、これらを1つずつ書いていきます。




●酸化しにくいオイル
油脂の酸化がこわいから、オイルカット(油脂を一切含まない化粧品)ばかり使っていればいいのか?・・・と言えば、そうでもありません。皮脂の重要性、そしてその皮脂を補強したり補ったりする必要性も、今まで何度も書いてきたとおりです。皮脂膜があってこそ、「肌バリア」はあるべき姿になります。また、皮脂膜の機能(水分をある程度は角質層へ吸収させ、ある程度は蒸発させる)によって皮膚呼吸ができるのです。


【酸化しにくいオイル】
・ホホバオイル
・アボガドオイル
・スイートアーモンドオイル
・オリーブオイル
・セサミオイル

・・・など。またまたホホバオイルの登場です☆ 過去の記事でベタ誉め(笑)しましたが、やっぱり優秀ですね。 (参照記事→ ホホバオイル~皮脂膜と同じ成分~
それ以下のオイルを見ると、共通点に気づいたでしょうか。ビタミンEを多く含むオイルです。ビタミンEを多く含むオイルは酸化しにくいとのことです。ただし、他の成分の酸化を防止する力はなく、それ自身が酸化しにくい、という意味です。

他の成分の酸化を防止するものなら・・・ローズマリーエキスがあります。ロズマリンというポリフェノールを含み、高い抗酸化作用を持ちます。
私は、ローズマリーエキスは、手作り化粧水や手作り美容液に使用し、防腐剤・保存料として使ってきましたが、酸化させない作用があったとは納得です。

ぴのあ ローズマリーエキス(20g入り)定価1,575円

@コスメ 私のクチコミ → ローズマリーエキス



一方、酸化しやすいオイルは下記のとおりです。これらを使うなら、ローズマリーエキスを加えることを考えるか(ただし、オイルにローズマリーエキスは混ざりません。油と水ですから。ローズマリーの精油・エッセンシャルオイルを使いましょう。)、または、もともと下記のオイルが配合されたクリームなら、酸化防止効果のある成分も一緒に配合されているとは思います。が、念のため、そんな時はやっぱり「成分チェック」ですね。

【酸化しやすいオイル】
・グレープシードオイル
・ローズヒップオイル
・ボリジオイル
・月見草オイル

エッセンシャルオイル ローズマリー(8g入り)







●洗顔→洗顔の間隔をバランスよく
洗顔して酸化した皮脂を洗い流しても、当然ながらまた皮脂は分泌され、そして酸化していきます。ただでさえ酸化するのは通常の原理であるのに、さまざまな影響を受けて、酸化が促進されることもあります(促進するものが何か、さきほど「紫外線」を出しましたが、その他の詳細は後で書きます)。

およそ、5~6時間で皮脂は酸化していくとのことで、いったん酸化すると止まらないばかりか、酸化は伝染していきます。また、酸化は、油脂の種類や量ではなく、「時間」が問題。どんな少量でも大量でも同じく、時間が経つことで酸化します。
だからこそ、洗顔→洗顔の間隔を極端にあけすぎるのは危険。かといって、洗顔をまめにしすぎても、角質層を取りすぎてしまい、元も子もありません。洗顔のしすぎは禁物です。
理想としては、1日24時間のうち朝・夜の2回の洗顔にし、間隔を12時間ずつ空ければバランスが良いのでしょうが、実際はそうもいかないでしょう。例えば、起床の朝6時に洗顔したとしたら、夜18時に洗顔しなければなりません。仕事など、生活スタイルが大きく影響しますね。私であれば、朝6時→夜20時→朝6時→・・・というサイクルなので、14時間→10時間→14時間→・・・です。まあまあ、ってことにしましょう(笑)。

これをふまえて、家に帰宅したらなるべくすぐ洗顔したほうが良いのだし、深夜まで残業する人なら、できれば・・・の話ですが、会社で洗顔したほうがいいですね(笑)。
角質培養をして肌がすこやかになると、メイクが崩れにくくなるので、メイク直しの回数が減ります。一日に1,2回で済むし、しかも顔全体でなく、Tゾーンだけしか崩れなかったりもします。しかし、夜遅くまで遊ぶという日は、いったん洗顔してメイク直しをしてから外出したほうが良いでしょう(笑)。崩れてないからといって、そのままのメイク、または洗顔しないでその上から軽くメイク直しする程度で夜遊びに出かけていくとしたら、化粧崩れしないというせっかくのメリット・成果が、逆に裏目に出てしまってもったいないですから。
(・・・とは言うよりも、肌のターンオーバーを考えれば、夜遊び自体が危険ですが。私は、もうオールナイトなんて怖くて出来ません。いや、それ以前に、眠くて出来ません・・・・笑。)

家でまったり夜更かしする時も、めんどくさがらずに、スッキリと洗顔してからくつろぎましょう。






●朝の洗顔は、水か石鹸か?
さて、ここで朝の洗顔を考えてみます。
冒頭で書いたとおり、私は、洗顔のしすぎをしないために、朝は水洗顔のみです。
石鹸の洗浄力はおだやかで、角質を取りすぎることにはなりませんが、そうは言っても、一回の洗顔で角質が取れることは確か。私が水洗顔で使う水は、石鹸と同じ弱アルカリ性を使用しているため、石鹸よりさらにおだやかではありますが、その作用(皮脂を洗い流し、角質を落とす作用)は持っています。すっぴん時には、そのようなおだやかな洗浄力でじゅうぶん、と思ってのことなのです。
弱アルカリ性の水洗顔では、皮脂はある程度は洗い流されますが石鹸ほどは洗い流せません。石鹸のpHが10前後なら、私の使っているその水はpH8.8でした。アルカリ度がもっと強い、石鹸なみの水を使えばどうか?と思いますが、でもそれなら、ふつうに石鹸で洗顔するのと同じことですよね・・・。

・・・このように、「水洗顔」では、角質を取るか・取らないか、という点では、オッケーのはずでした。水のおだやかな作用では、「角質取り過ぎ」の危険の起こりようがないからです。
皮脂についても、必要なものなのだから、水のおだやかな作用で“ほどほどに”取れるぐらい(つまり、ほどほどに残す)でちょうどよい。・・・と思っていたのに!!ここで登場したのが<「酸化」の問題でした。酸化した皮脂は長時間残しておくべきではないのだと・・・。

夜の洗顔後に分泌される皮脂、さらにケアで補う油脂、それらは、眠っている間に酸化していきます。たとえ「酸化しにくい」ものでも、しにくいだけで、酸化しないことはありません。

この酸化した皮脂を中途半端に残すことが、どんな影響を生むか?・・・を考えてみました。酸化は伝染します。しかも、時間が経てば経つほど、酸化の度合いは進んでいるので、睡眠時の数時間の間にすでに酸化している皮脂は、朝の水洗顔で“いくらか”の酸化した皮脂を残すとなると、次の洗顔(夜の洗顔)が来るまでその皮脂がずっと肌にのったままで、酸化の伝染に手を貸していることになります。

ということは、中途半端に酸化した皮脂を残さず、いさぎよく石鹸洗顔してしまったほうが良いのか・・・・?!


でも、皮脂の酸化の問題はそれでいいとして、「角質のとりすぎ」はどうなのか?と思いますよね。朝と夜の洗顔、どちらも石鹸洗顔することで、角質の取れ具合は心配ないのか?

皮脂の問題ならいいのです。洗顔後に皮脂は分泌されるし、軟水での石鹸洗顔なら、皮脂膜は即座に補われます。また、皮脂分泌が弱く、時間がかかる場合でも、皮脂膜の代用としてクリーム等で補強するケアによって解決できます。

問題は、石鹸洗顔のたびに、水洗顔よりも取れるであろう角質です。・・・角質培養をするにあたって、気になるところ。

この点ですが、角質培養といえばサッポー先生!ということで、問い合わせをしてみました。

回答は・・・ 石鹸洗顔を朝と夜の2回することに限っては、角質が取れすぎることを恐れることはない、とのことでした。

確かに、朝に水洗顔をして、石鹸洗顔の回数を1回減らした分だけ、角質が一層取れたか・取れないか、取れかかっていたものが取れたかどうか、という差は生じます。ずばり、石鹸洗顔したほうが、“その時は”角質は取れます(石鹸によるその作用はおだやかではありますが)。

しかし、いさぎよく酸化した皮脂を取り、角質を確実に取る(少しですが)石鹸洗顔のほうが、逆に、それ以上は、角質を取り過ぎることがないのだそうです。
言い換えれば、中途半端に酸化した皮脂を残す洗顔のほうが、あとで角質がはがれることになる・・・と。なぜなら、中途半端に残った酸化した皮脂により、酸化が伝染し、新たに角質がはがれやすい状態を作ってしまうそうなのです・・・・・・!
これは、冒頭の図で説明したとおり、角質層の中にある「細胞間脂質」が酸化してしまうので、角質がはがれやすくなる、という意味です。

私のブログを読んで、水洗顔に悪影響なんか少しもない、と信じていた方、ごめんなさい・・・・!!!!!


水洗顔で肌がよくなった、という人もいるかもしれません。
確かに、合成モノ(ケミカルなもの)の洗顔料で1日に2回洗うぐらいなら、そのうちの1回を水洗顔にして、合成モノによる悪影響の機会を減らしたほうが、酸化の問題よりも、ダイレクトに目に見えて肌の調子が良くなるとは思います。酸化のような「じわじわ」進むものでなく、合成モノによる洗顔は、その洗顔の時点でいっきに角質をはがすから、目に見えて分かりやすいですよね。
しかし、もともと朝・夜の洗顔が石鹸洗顔でノンケミカルなケアであれば、2回の石鹸洗顔での角質の取り過ぎを恐れる心配はしなくてもよいのだそうです。

水洗顔で、美肌の人もいるでしょう。私も、水洗顔でも肌の調子は良いのです。朝の水洗顔で、酸化した皮脂は残るかもしれませんが、それによって角質培養がうまくいかなかった、とまでは実感していませんでした。
しかし、肌の調子の良い理由・悪い理由のすべてがケア1つの影響だとは言えないもので、いろいろなケア・・・ノンケミカルやらラップパックやら、化粧品の選択やら、食べ物やら睡眠やら、他の理由も含めて総合して、肌の調子の良さ・悪さは、その総合した結果ではないかと思います。
私の場合、朝の水洗顔に「マイナス」要素(=酸化のこと)があるとしたら、他のケアの「プラス」要素の数のほうが勝っていたために、肌の調子は良かったのかもしれません。
だとしたら、前むきに考えれば、マイナスである水洗顔をプラスの石鹸洗顔に変えたなら・・・ますます肌の調子が良くなるかもしれませんよね??(笑)


それから、年齢の若いうちは、多少の酸化ダメージを受けても、それを跳ね返す抗酸化の力があります。誰もが、体内に活性酸素が発生した時にやっつける物質を持っていますが、年齢とともにそれが少なくなってきます。
だから、若いうちは思いっきり日焼けをして紫外線のダメージを受けても、すぐにしみ・しわは発生しないし、タバコを吸っていても美肌の人がいたりします。(あとでまた書きますが、紫外線やタバコも活性酸素を生み出し、体内を酸化させるもの・行為の1つです。)
よって、メイクする人もしない人も、酸素に取り囲まれて生きる人すべてに起こる、この「酸化」という誰もが逃れられない現象、これによる影響が、どの程度・いつ肌に現れるかは、年齢によっても、異なるものなんですよね。
合成モノ(ケミカルなもの)を使っての、ダイレクトな影響力とは違って、酸化の影響力が目に見えて現れるのは年齢(に応じた抗酸化の力)によって異なり、“ゆっくり・じわじわ”なのかもしれません。


・・・こうやって考えてみると、まずは合成モノ(ケミカルなもの)をやめることが前提で、あとは肌の調子に合わせて、いかに「角質の取りすぎにならないように注意しつつ、酸化した皮脂を洗い流すか」、という“バランス”が大事なんですね。


そういうことで、朝の洗顔は、水洗顔か、石鹸洗顔か?の答えは・・・石鹸洗顔

ただ、肌バリアが極端に弱まっていて角質層がはがれやすい状態の人にとっては、石鹸洗顔でさえ刺激になることもあります。そういう場合は、朝のすっぴん時の洗顔では、なるべく角質のはがれない水洗顔にして、肌の調子がよくなったら石鹸洗顔にするなどの調整も必要でしょう。無理せず、肌の様子をみて選べばよいと思います。
あくまでも、朝の洗顔の“理想”が、石鹸洗顔です。



そういうことで私は、朝の水洗顔を、軟水の石鹸洗顔に戻してみることにします。






●酸化を促進させる行為を避ける
肌の酸化は完全には止められないもので、なるべくそれを促進するようなものを避けるしかありません。完璧には止められない酸化、そのじわじわ少しずつ、大きく目に見えないけれど進むそれの蓄積が、いわゆる「老化」というものなのかもしれません。
肌だけでなく体内の酸化というのは、冒頭でも書いたように、「活性酸素」が発生することによります。


【酸化を促進させてしまうもの(=活性酸素を増やすもの)】
・紫外線
・お酒
・タバコ
・添加物の入った加工食品
・農薬を使った野菜
・パソコンや携帯電話などの電磁波
・ストレス
・激しい運動
・空気の良くない環境


・・・ざっと見てみると想像できるように、活性酸素とは、身体に毒性のあるものが入ってくることで、それを防ぐために発生するのです。
これらの詳細は、次回「活性酸素」について詳しく書きますので、お楽しみに。


その前に、上の「酸化を促進するもの」リストにあるパソコンの電磁波のことだけ、少し書いておきます。今、パソコンを目の前にしていて、パソコンに向かうのが怖くなっているかもしれないので(^^;;)

パソコンから出る電磁波は肌にプラスイオンをひきよせ、活性酸素を発生させてしまうのです。よって、肌の酸化が促進されてしまいます。パソコンデスク上では、コンセントを入れてパソコンの電源が入っていない状態でも、人が座っているだけで電磁波の影響を受けています。
パソコン以外には、携帯電話テレビ電子レンジホットカーペットなども同じです。

これを少しでも軽減してくれるのが・・・
炭2炭
炭から出るマイナスイオンが、電磁波をガードしてくれます。私も、自分のデスクのパソコンのそばにおいています。





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2008'10.24 (Fri)

その3.(16) ラップパック~角質培養の“波”に乗るケア~

こんにちは。

3日連続で更新しましたが、もう次のネタが無いな~(本当は運動とかパーソナルカラーとか、リンパマッサージとか、色々あるのですが。笑)・・・文章がムクムク沸いてこないな~・・・そのうち沸いてくるまで待とう、と思っていた矢先!! ・・・またまた書きたくてたまらないことが出てきました。


コットンパックはやめましたが、「ラップパック」を始めてみました!
saran.jpg

サッポー美肌塾」で知りました。このサイトは、角質培養を始めた時にも、たくさんのことを教えてくれたサイトです。ラップパックのことを、サッポーさんは「保湿パック」と呼んでいましたが、私は、保湿美容液を使っての保湿パックや、コットンに保湿化粧水をしみこませての行為をイメージされないよう、あえてストレートに「ラップパック」と書いていきます。また、サイト内のその記事を噛み砕いて、私がコットンパックをやめた件との比較など、私の思ったこと・工夫・自分なりの分析も加えて書いてみます。



コットンパックと、ラップパックって、何がどう違うのか?これが、まったく違う、「正反対」のものなのです。

コットンパックとは ・・・“肌の外側から水分を入れ込む行為”
化粧水をたっぷり浸したコットンを顔に貼り付けて数分置き、化粧水を角質層へ浸透させること。
(合成界面活性剤入りの化粧水で、角質層よりも下へ美白成分などを入れ込むものは、もってのほかです。)

これは、化粧水(成分良好の)をつけること自体は悪くないのですが、コットンを貼り付けて数分置くことが“やりすぎ”になり、皮脂膜を流し、角質層をふやかすので、肌バリアがもろく壊れやすくなります
そうすると、内部からの水分の蒸発がさかんになりすぎて、乾燥肌になりますが、こうやって角質層だけの水分ばかり満たしていると、実は、内部は乾燥しているのに表皮(角質層)だけ潤う、インナードライになり、その事実にすら気づかないこともあります。
コットンパック



ラップパックとは  ・・・“肌の内側からの水分を表皮へ引き上げる行為”
顔にラップを貼り付け数分置き、皮脂膜の、「目に見えない汗」の蒸発をとめるガード力が“完璧ではない”のを助け、蒸発する量を抑えること

これは皮脂膜が流れる心配がなく(ダラダラの大量の汗をかかない限り)、蒸発する量を抑えることで、角質層の水分も満たされます。コットンパックのようなリスクを負わずに角質層を潤わすことができ、また、それだけでなく・・・“とある好循環”が続きます♪



・・・すごい!!!!(≧▽≦) 私は目からうろこでした!!!興奮をおさえて、“とある好循環”についても今から書いていきますね!




●ラップパックのやり方
ラップを顔に貼り付ける。これだけです(笑)。
でも、ポイントは、息がちゃんとできるように、口と鼻穴のところは密閉しないようにします。サッポー流では、数枚のラップを顔に貼り付け、そのつなぎ目を利用して、口や鼻の息できる部分にしますが、私流は、指で破るなどして穴を開けて置きます。




●ラップパックでどうなるのか?
前回の目に見えない汗」とクリームの関係~インナードライ~で書いたとおり、たえず目に見えない汗が蒸発していて、蒸発する寸前に、角質層は必死でその水分を吸収し、皮脂膜は、なるべく蒸発しないようにフタの役割を果たしてなんとかガードしています。が、皮脂膜のガード力は“完璧ではない”。なぜなら、皮脂膜は水となじみが良い性質があり(もともと、皮脂と汗がまざりあって出来た天然のクリーム)、ある程度の水分は角質層へ浸透させるし、ある程度の水分の蒸発はガードできる・・・という「皮膚呼吸」をしているからです。
目に見えない汗は、空気の乾燥した環境だと蒸発量が多くなるため、皮脂膜を補強するクリームなどのケアが必要になります。

ここで、この皮脂膜の“完璧ではない”ガード力に手助けをするべく、水分を完璧に通さないラップで覆ってみると・・・蒸発量が抑えられるのはイメージできますね?




 水分(目に見えない汗)の蒸発量を抑えるということは、体内から真皮へとくみ上げられた水分が、さらに角質層へとくみ上げられ、角質層の中の細胞間脂質に抱きかかえられ、ラップによる「フタ」の効果で蒸発の量が抑えられた分、角質層の内部の水分がしっかり保持されます。
また、肌バリアの一番上にある皮脂膜の形成にもつながります。皮脂と蒸発する寸前の汗が混じりあい、皮脂膜となります。これが、クリームなどをつけなくても通常にあるはずの「天然の皮脂クリーム」です。
水分保持



 角質層が水分で満たされると、真皮は安心して、血行が良くなります。真皮は、図のとおり、角質層のずっと下にある部分です。
血行が良くなると顔色が良くなる、というのは誰もが知っているでしょう。では「透明感」は何がどうなれば出せるものなのか?それは、角質層の水分量です。それが増えれば、肌の透明感が出ます。よって、ラップパックでは、顔色が良くなり、透明感も出すことができます。
皮膚構造


これ!!!!!ここがすごいところ!!血行を良くすることが、なによりの目標です。何につけても、結局は血行促進。ざっくりといえば、すべては「食事・睡眠・運動」で、それらがもたらす良い結果が、血行促進。それさえできれば、クマもできず、顔色がよく、新陳代謝(ターンオーバー)もよく、クセのない健康なの毛が生え、老廃物がたまっての「たるみ」がなく、胃腸がととのい、セルライトがつかず、低血圧にもならず・・・・と、美容・健康のための究極の目標を一言で言えば、「血行促進」なのです。

まぁ、ラップを顔に貼るだけでは、胃腸やセルライト、低血圧まで改善する血行促進にはなりませんが(笑)。顔の肌においては、血行促進の効果がでます。やっぱり、身体はつながっているのだから、全体の健康・美容を考えるなら、ラップだけに頼ってちゃだめですね(笑)。とりあえずここでは、お肌(顔)の血行促進、ということで。

肌の「透明感」については、角質層の水分量が増えることで出せるものです。洗顔直後や、角質層への浸透性のある化粧水をつけた直後は、透明感を一番実感するのではないでしょうか。それが、洗顔や化粧水直後でなく、常にあるのが美肌です。角質培養で健康な角質層が育てば、水分保持力の高い角質層が育つので、透明感のある肌になります。



③ 血行がよく、水分に満たされた肌は、正しい新陳代謝(ターンオーバー)を始めます!

待ってました~~♪正しいターンオーバー、順調な角質培養です!!




 肌バリアは、皮脂膜も角質層の中の水分も満たすので「余裕」を持ち、健康で能力の高い、美しい角質を上へ上へと送り出すようになります。

能力の高い、健康な角質の層・・・それは、水分をしっかりと保持できるすぐれた肌バリアの出来上がりです。こんな角質層が積み重なり、ターンオーバーを繰り返すということは、想像しただけでワクワクします♪




 能力の高い角質層・・・つまり肌バリアは、水分保持力が高く、“自分の力で”肌の良い状態を維持していけるようになります。

これ、これです!!!!化粧水が“絶対に”必要な肌は、本来の肌の力ではないのです。赤ちゃん、子供、多くの男性のように、何もしなくても、化粧水や美容液なんか使わなくても当たり前にそれが保てる状態、それが肌の本来の状態のはずです。
ここまでくれば、もう角質培養は成功ですね。透明感があって、毛穴の黒ずみがなく、角栓ができない肌が待っています♪ これが最初に言った「好循環」です。

コットンパックとラップパック、外側からにしろ、内側からにしろ、“水分を角質層に集める”という、同じ結果を求めただけなのに、後の結果が全然違ってくるなんて、おもしろいものですね。肌への働きかけのやり方ひとつで、肌本来の力を引き出すことができるかどうか、が変わる。言ってみれば、肌の「自主性」ですね。やっぱり「北風と太陽」なんです☆




●ラップパックの良い点
やりながら他のことができる。じっとしていなければならないわけではなく、パソコンでネットでも台所で洗い物でも、掃除でも何でもできます。

皮脂膜が奪われる心配がない。
(ただし、夏の暑い日など大量の汗を顔にかきやすい時は、ラップで顔をおおうと余計に汗がダラダラ出て、皮脂膜を洗い流してしまうのでダメ。)

いつでも出来る。
浸透目的でもなく、化粧水をひたひたさせるわけでもないので、メイクしてようがすっぴんだろうが、いつでも関係なく出来ます。出来ることなら(許されるなら)、会社のお昼休みにでもやりたいぐらいです(笑)。(乾燥した室内でのケアのもってこいなのになぁ~)

肌本来の力を引き出す。
ラップパックとは、角質培養そのものを「手助け」してくれるものといえます。毎日やらなくとも、最初のその“きっかけ”を作って角質培養の波に乗せてあげればいい。ラップパックは、肌のたて直しが必要な人、角質培養を始めたばかりの人がやるケアに効果大。まさに“肌本来の力を引き出す”ケアです。





●私の考え
ところで、このラップパックの「皮脂膜の手助け」なケアですが、クリームで補強するケアだけではダメだったのでしょうか? 
いえ、ダメってことはないと思います。ただ、クリームはあくまで“皮脂膜の代用”で、皮脂膜と似た状態にもっていきつつ、少しそのガード力を強くしてあげる程度のもの。皮脂膜のもつ「皮膚呼吸」ができることは大前提なわけなので、皮脂膜と同じように“完璧に”ガードしすぎてはいけないので、しょうがないのですね。

かといって、そのクリームがもし、ラップと同じように“完全に”蒸発を防ぎ、さらに水をバンバンはじく合成ポリマー配合のクリームならどうか?・・・いや、今度は、水をはじきすぎ、肌に密着しすぎて、皮膚呼吸をさまたげてしまいます。また、合成ポリマー配合のものは落としにくいので、強い洗浄剤が必要になり、洗顔の時点で肌バリアを壊しかねません。

だから、たとえば、過去の記事では「目に見えてダラダラ流れる汗」によって皮脂膜が流れるのを防ぐには、汗に強めのクリームを塗るといいと書きましたが(参照→「ダラダラ汗」とクリームの関係)、その汗に強めのクリームも、合成ポリマーではなく、適度な油分で汗をはじくのであり、また、油分が強すぎて汗をはじきすぎるようであってもダメなのです。(ノンケミカルな日焼け止めでウォータープルーフ効果をもつものは、おそらく油分ではじいています。)


では、「ラップパック」も、合成ポリマーと同じでは?・・・と思いましたか?
確かにラップはビニールで、合成ポリマーもビニールを溶かしたようなもの、水を完全にはじくところは同じです。が、ラップパックは一時的なもの。一時(10~15分)だけ、蒸発量を抑える間だけのことです。第一、一日中ラップパックのまま生活はできませんね(笑)。
また、合成ポリマーのような「落とす」際の心配もありません。ラップを剥がすだけです。
ダラダラ流れる大量の汗をかかない限りは(唯一、そこが注意です。しっとり汗をかく程度ならオッケー。)、皮脂膜にダメージを与えることはありません。
また、皮膚呼吸そのものも、妨げられることはないそうです(←サッポー先生に質問した返答です)。

ラップパックをしている以外の日常生活では、やっぱり「皮脂膜補強のクリーム」、または天然の皮脂膜そのものが活躍します。


また、ラップパックを検索してみると、サッポー先生に限らず、同じようなもの・似たようなものをすすめているサイトは他にもいろいろとあるようです。しかし、スキンケアの時点でやり、化粧水や美容液などの浸透が目的でのラップパック・・・というのも少なくありませんでした。
今回私が書いた、サッポー流ラップパックは、浸透目的ではなく逆で、内側からの水分を角質層にとどめること(さらにプラスαで、その後の好循環)、というのを間違えなく。





●ラップパックにふさわしい時期・時間
さきほど書いたように、ラップパックの良い点の一つが「いつでもできる」ということ。なので、いつやっても良いのですが、もちろん、目に見えない汗の蒸発量の多くなる季節や、毎日の生活の中で、蒸発量の多くなるタイミングはぜひ取り入れたいタイミングだし、効果的ですね。

季節なら、空気の乾燥する秋・冬のケアに向いています。夏は湿度が高めですが、エアコンなどの影響で室内の空気は乾燥しがちなのでやりたいところです・・・が、夏にラップパックをやろうとすると、どうしても「目に見える汗」のほうまでもがどんどん流れ出して、汗びっしょりで皮脂膜が流れる・・・つまり、コットンパックの弊害と大差がなくなりかねません。夏にやるのなら、「目に見えて流れる汗」との兼ね合いを考えてやりましょう。

また、お風呂あがりの身体が水分を欲している時も、スキンケアのついでに取り入れればよさそうですね。お風呂上りのスキンケアには、化粧水や美容液など、基礎化粧品を使うので、その段階でラップパックをすると、顔にラップが貼り付けやすいので良いかもしれません。水分蒸発量のさかんになっているお風呂上りのケアにもぴったりです。
もちろん、水を口から飲むという、体内へ水分補給することは大前提です。お風呂上りはコップ一杯の水を飲みましょう。

私は、夜の入浴後のスキンケア時と、朝起きてからのスキンケア時にやってみるつもりです。
朝も、寝ている間に大量の汗が発生していますから(目に見えない汗も含めて)、起床時はコップ1杯の水の補給が必要だといわれています(ついでに、腸のぜん動運動を活発にして便秘防止にもなります。

そして、必ずしも毎日やる必要もなく、肌の様子をみて“手助け”になって、角質培養の波に乗せてあげられればオッケーです。




●実践してみての成果
いつでも良い、ということで、メイクしたままの上からやってみました。メイクの上からでも、水蒸気によりしっとりし、角質層が潤うのを実感できました。が、気分的にはやはり、すっぴんの時・スキンケアの時にやりたい。それでも、メイクを落とさない時でも、緊急な時でも、会社にいる時でも(実際、できませんが・・・笑)、飛行機の中でも(勇気があるなら・・・笑)、いつでも出来るのはメリットです。
私は、2回目からはスキンケアの際にやることに。

実践直後から、透明感の効果は発揮されました。これは洗顔後や化粧水などの水分が角質層に浸透されたのと同じ状態で、「直後」の透明感は当たり前のこと。この透明感が持続していったら成功です。

スキンケア(洗顔後の化粧水後)時に実践すること1週間。最初の2~3日目ですでに成果を実感し出しました。透明感、顔色の明るさ、メイクのノリに効果がでました。目の下に張りが出ててきました。(ちりめんじわ対策に効果的)
血行が良くなる効果で、目の下の皮膚に透けて見える血管(→クマ)の解消にも期待します!!

実行して1週間目、顔全体のトーンが明るく見えます。キメのひとつひとつが整った感じもします。
このまま実行して、また何か変化があったらここに追記します!



【追記1】
サッポー先生に、ラップパックの時間を質問したところ、「10~15分」とのことでした。けっこう長いですね(笑)。2~3分かと思っていたので(それでも効果があったので)、上の文章内でそのように書きましたが、10~15分に訂正しました。
うーん、10~15分かぁ。朝のスキンケア時、よほど時間に余裕がないと出来ませんが、でも10~15分、いったんみっちりやってしまえば、そうやって朝の時間に余裕のない時にまでやらなくても、「好循環」の効果が出ているはずだからやらなくていいのかもしれませんね。


【追記2】
ラップパックを10~15分に改めましたが、さらに肌の調子がよいです!!肌に透明感があって明るさがあり、自然なツヤもあり、「陶器」のようです(笑)。ぜひぜひ、おススメです!!
朝は時間がないからやらないつもりでしたが、なんだかんだで結局、朝のスキンケア時(化粧水後)もやれる限りやっています。



今まで、合成ポリマーの弊害をたくさん書いてきましたが、まさかその「ビニール」でこんなケアができるとは思っても見ませんでした。面白いですね!
肌本来の力を引き出すケア、最高!!!
これで角質培養の波に乗って、どんどん美肌になろう!!




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21:59  |  3.角質培養  |  TB(0)  |  CM(34)  |  EDIT  |  Top↑

2008'10.22 (Wed)

その3.(15) 「目に見えない汗」とクリームの関係 ~インナードライとは~

こんにちは。

すっかり秋めいて、これから寒くなっていくぞ、という気配ですね。
秋~冬は、インナードライにならないよう、注意です。

寒くなり、湿度が低く、空気が乾燥してくると、「保湿」ケアをしようと思う人は多いはず。しかし、保湿だけでは見落としがあり、インナードライという落とし穴に気をつけましょう。

湿度が低く、空気が乾燥している環境では、「目に見えない汗」の蒸発量が多くなります。つまり、体内の水分肌の水分の蒸発です。
目に見えない汗というのは、ゆっくり、たえず蒸発している水分で、蒸発する寸前に、角質層が必死でその水分を吸収し、角質層の中の細胞間脂質で抱きかかえ、水分を保持しています。この蒸発をなるべくガードするのが皮脂膜の役割ですが、皮脂膜は“完璧に”はガードできません
水分保持





インナードライとは
皮膚の表面は皮脂でべたついたり、保湿されていて乾燥を感じていないのに、実は、肌の中は乾燥している状態の肌こと。

「乾燥を感じていない」のだから、インナードライであることに気づかない場合もあります。つまり、隠れ乾燥肌です。インナードライの典型的な症状は、「混合肌」。Tゾーンだけ皮脂分泌が過剰でベタベタするのに、それ以外の部分はかさ付いて乾燥している状態です。





インナードライの原因
どうしてこんな状態が起こるのか?

インナードライ、つまり混合肌になる原因は、ずばり角質培養に反する行為そのものです。皮脂膜を取りすぎ、角質層がもろくなったり壊される・・・つまり、肌バリアが壊れることが原因。なんだ、それなら今まで何度も角質培養のことを聞いてきたから“耳にたこ”・・・という人もいるでしょう。


皮脂膜は、水分が逃げないようフタの役割を果たし、その機能が果たせなくなるから、水分が逃げるのですが、その水分というのがなにも角質層の水分のことだけを言っているのではありません。

冒頭で書いたとおり、肌のもっと下部、内部から表皮(角質層)へとにじみ出る水分が、角質層の中の細胞間脂質によって抱きかかえられ、保持され、それと同時に、ゆっくりと目に見えない「」として常に蒸発もしています。角質層は、水分が汗として蒸発する寸前に、必死でそれを吸収し、皮脂膜はそれをフタとしてなるべく防ごうとします。

皮脂膜が“完璧に”それを防ぐフタになれないのは、皮脂膜の絶妙な機能ゆえ、です。皮脂膜は水分となじみがよい機能ももっていて、角質層へ“ある程度の水分”は浸透させることもでき、また、皮脂膜とは、汗と皮脂が交じり合うことで出来る「天然のクリーム」です。だから、出る水分も入る水分も、“完全に”はシャットアウト&ブロックすることができないのです。しかし、これこそが「皮膚の呼吸」とも言えます。


そしてこの常に蒸発している汗は、空気の乾燥した環境(秋・冬の季節柄や、冷暖房など)、つまり湿度の低い環境だと、さらに多くなってしまいます。空気が乾燥していると肌が乾燥ぎみになるのは、こういうわけです。
ただでさえ、皮脂膜が完璧ではないというのに、間違ったケアで皮脂膜が取りすぎになってしまったら、乾燥するのも無理のないことですね。

これを防ぐには、皮脂膜を補強するようなクリームが有効。
皮脂膜と似た成分の代表は「ホホバオイル」です。  

ホホバオイルをメインとした、成分良好のクリーム
ヴェレダ アイリス デイクリーム

【全成分】
水、ホホバ種子油、ハマメリス水、エタノール、グリセリン、シア脂、カカオ脂、ケイ酸(Al/Mg)、リゾレシチン、ミツロウ、加水分解ミツロウ、ドイツアヤメ根エキス、キサンタンガム、香料

日中のメイク下地にぴったりのクリームです。クリーム類は、合成界面活性剤(乳化剤)がなくては成り立ちませんが、このクリームではレシチンやミツロウの弱い乳化だけでクリームに出来ている、優れものです。ホホバオイルと同じく、ミツロウも皮脂膜に近い、ロウ類の動物性のもの。

夜のケアでは、ホホバオイル単品をオススメします。余計なものを含まない、ホホバオイルそのものが、夜寝ている間にじっくり皮脂膜となってなじみます。
→参照記事 「ホホバオイル~皮脂膜と同じ成分~


そして、過去の記事でも書いたのが、「目にみえる汗」。目に見えて、ダラダラと大量に流れる汗も、皮脂膜を流してしまいます
流れてしまったら、補充するアフターケアが必要ですが、あらかじめ、大量に汗をかくとわかっている場合(夏の猛暑や、運動する時など)は、汗を“適度に”はじく油分を含んだクリームが有効です(もちろん、合成ポリマーではじいてはいけません)。

先ほどのホホバオイルは、皮脂と似た成分を持ちますが、流れる大量の汗の対策には向いていません。水となじみが良いという性質から分かるように、水をはじくほどの威力は無いからです。
→参照記事 「ダラダラ汗」とクリームの関係



インナードライに気づかない理由
ところで、冒頭で書いたように、皮脂膜が流れ、こんな乾燥状態になるのに、どうして「乾燥に気づかない」ことがあるのか?
理由は、「過剰な皮脂分泌によるベタつき」と、「保湿ケアによる角質層の水分」です。



過剰な皮脂分泌とは、乾燥肌の次にやってくる現象で、水分が逃げるなら皮脂で潤そう!と肌が必死で分泌するからです。それと、今までは「フタ」であった皮脂膜がなくなったため、留まるところがなく、どんどん皮脂が出てしまいます。
先ほどいった、皮脂膜と同じ成分をもつホホバオイルは、「過剰分泌を防ぐ」効果があります。うばわれた皮脂膜を、それと似た成分のホホバオイルで補って代理の皮脂膜となるのだから、皮脂の過剰分泌も止まるのは納得ですね!


Tゾーンだけオイリーの混合肌の人は、あぶらとり紙を多用している人も多いかと思いますが、皮脂がワケあって過剰分泌しているのだから、いくら取っても取っても、取られれば取られるだけ必死で分泌します。さらに、その紙によって水分も吸い取られかねません。悪循環ですね。そしてさらに言うと、肌に圧力をかけたりこすったりする点から、角質培養じたいに良くない行為です。
皮脂が出るから取る!ではなくて、出る原因がなにかを考えて、そこから改善しなければ治りません。過剰分泌していうるから、オイリーなものは使えない、油分を含んだクリームは使えない、と、油を毛嫌いするのは間違いで、「皮脂膜」を補ったり、補強したりしてあげることが改善方法です。
角質培養で皮脂膜が正常に形成されるようになると、皮脂の過剰分泌もなくなるので、あぶらとり紙はいらなくなります。いや、角質培養そのものが、あぶらとり紙が無いほうが順調にすすめられます。そして、化粧がくずれにくくなり、化粧直しの回数がぐっと減ります♪
→参照記事 角質培養の成果と方法




そしてインナードライの「乾燥に気づかない」理由のもうひとつ、「保湿ケアによる角質層の水分」について。

保湿ケア、つまり、水分を肌へ浸透させようとすると、思い浮かぶケアは何でしょうか。おそらく、化粧水美容液でしょう。これらによって角質層に蓄えられた水分があるから、実は角質層よりもっと下部ではどんどん水分が蒸発していっているのに、なんとなく気づかないでしまうのです。


この化粧水や美容液による保湿のことですが、これがまた、インナードライの原因、つまり、皮脂膜を奪う原因でもあります。
たしかに皮脂膜は水分となじみがよく、角質層へも“ある程度の”水分は浸透しますが、限度があります。その限度を超えると、皮脂膜は流され、角質層はふやけて、肌バリアはもろくなって壊れやすい状態になるのです。こうして、表皮(角質層)だけ潤わせても、実は内部ではどんどん水分が逃げているという、インナードライへと繋がっていきます。


ですから、表皮を水浸しにする「コットンパック」はあまり意味がありません。→参照記事 コットンパックをやめた理由
化粧水そのものの意義は洗顔後の肌を弱酸性に導くためであり、しかも、必ずやらなくとも、肌には自分で弱酸性に戻る機能がそなわっています。

人間の生活にとって、洗顔後、化粧水をつける行為は必ず必要なものではないはずで、赤ちゃん・子ども・多くの男性は使っていませんが、角質層の水分がなくなることはありませんよね?角質層に蓄えられる水分は、図のように、体内からにじみでる水分がおおもとで、それを角質層の中の細胞間脂質が抱きかかえることで保持されています。
水分保持
化粧水をつける行為は、なんとなく気持ちいいから、という理由でもいいような、必ずしも必要なものではありません。

では、保湿目的の美容液はどうか?
もちろん、合成界面活性剤の浸透作用を利用した美容液は、そのまんま一気に肌バリアを壊す、もってのほかな物です。
ノンケミカルな保湿美容液、「ヒアルロン酸」ならどうかと言えば、ヒアルロン酸は、1gで6リットルもの水分を保持できますが、水分を保持する、ということはこれも、化粧水と同様、つけすぎれば「水びたし」にするのと同じことになります。何事も「つけすぎ」は禁物です。
→参照記事  美容液の存在意義


このように、角質層の水分を満たしたいなら、リスクをおかして、わざわざ限度のある浸透をむりやりさせるのではなく、体内から水分を増やすことに視点を向けたほうがよいですね。

人の水分は、1日に2.5リットルほど身体の外へ出ていくと言われています。そんなにトイレに行かないのにな・・・という人もいるかもしれませんが、先ほどいったように、目に見えない汗となって蒸発している水分もあるのです。
通常の食事で取れる水分が、だいたい0.5リットル。だから、意識して2リットルぐらいは取りたいものです。私は、せめて1.5リットルは取るように心がけています。一気に大量にとるのではなく、1時間に60mlぐらいずつとるペースが理想。
赤ちゃんは身体の80~90%が水分、老人では60%だそうです。水分という内部のたくわえがあればこそ、多少の乾燥した環境にも強くなれます。歳を取れば水分量は減る上、1日2リットル、意識しないと取れません。だからこそ、意識して水分を取りたいもの。
噂ですが、叶姉妹は1日6リットル飲むとか(笑)。それは多すぎる気がしますが、夏ならたくさん汗をかくので、4リットル取ってもおかしくありません。

また、食事の直前や、運動お風呂上り起床時は、身体が水分を欲している状態なので積極的に取りましょう。ただ、食事の直後は、胃の消化液が薄まってしまうので避けたほうがよいです。






血行促進
また、秋~冬は、湿度が低くて空気が乾燥するだけでなく、寒くなると皮脂分泌じたいが弱くなります。運動などで血行をよくしましょう。
もちろん、バランスのよい食事、睡眠も、正常な皮脂分泌に有効です。結局、これですね。食事、睡眠、運動、そしてそれらによる血行促進。

運動がめんどくさい!って人におススメなのは、「肩甲骨」「僧帽筋」を動かすことです。血行を促進するツボ的な体操(ストレッチ)で、やりようによってはデスクワークの人でも気軽にやれます。
肩甲骨と僧帽筋は、顔・頭皮・首の筋肉をひっぱりあげて支えている大事なもの。肌の「たるみ毛穴」が気になるなら、化粧品だけでは解消しません。角質培養ができていないことによる毛穴の目立ちとは、原因が違うからです。ここを動かしてみましょう。
また、ウエストのくびれも、ここが支えているとの情報がありました。(ヨガ、ティラピスをやっている人からの情報です。)
→詳細記事 僧帽筋、肩甲骨とりあえずこれ 







対策(まとめ)
化粧水・美容液の水分を角質層に浸透させるのは、限度を考えてやりすぎに注意する。
・外側から浸透させることにこだわらず、内側への水分補給を考える。
・皮脂膜のケアの目的に応じて、それに見合うオイルや、それを含んだクリームを選ぶ。
・皮脂膜が取れぎみなら補うアフターケア、あらかじめ大量の汗をかきそうなら汗に強めの油分で予防湿度の低い環境には、あらかじめ補強しておくケア。
・冷暖房による空気の乾燥対策を工夫する(冷暖房をつけない、身のまわりにお湯の入ったコップを置く、など)。
食事・睡眠・運動、それによる血行促進で正常な皮脂分泌。
・日々、角質培養を続ける。






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2008'10.17 (Fri)

ノンケミカルな美容 ~「北風と太陽」~

成分の入門にあたってすごく参考になった、この本。
もう、この本で1つ1つチェックしなくても、商品の「全成分」表示を見ればだいたい分かるようになりました。

自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典



合成ポリマーが入っているのか、いないのか。
合成界面活性剤が入っているのか、いないのか。
入っているとしたら、それは何の目的なのか。
クリーム状のものなら、この合成界面活性剤は、きっと水分と油分を乳化するためだろうな、とか、
美白成分が入っていれば、これを浸透するため(バリアを壊して)だろうな、とか、
化粧品の“しくみ”も見えるようになります。

成分を理解して、何がどうなるからこうなる、と考えながら化粧品を使えれば、
いい意味で選択肢が限定され、いい意味で化粧品選びに迷いがなくなります。
ノンケミカルで良かったな、と思うのは、肌の成果だけでなく、こういうところでもあります。



ケミカルなケアしか知らなかった頃は、とにかく化粧品の“雰囲気”で選ぶしかありませんでした。
使ってみなければ、何がどうなって肌に影響(よくも悪くも)があるのかも曖昧で、使ってみての「なんとなく、いい感じ」という曖昧な判断基準しかありませんでした。


しかも、その判断基準ってのが実に曖昧。
効果が即座に出るもの=すぐれた化粧品 ではないのです。

例えば、合成界面活性剤と合成ポリマーがあれば、しわを15分で消すことだって可能。そのカラクリは・・・

「合成界面活性剤で皮脂膜を洗い流して角質層を壊し、つまり、肌バリアを壊して水分を肌の内部・下部へと入れ込み、肌バリアを壊したことを隠すために、合成ポリマーというビニールでフタをする。」

・・・すると、しわはプルルンとなり、ビニールの膜でツルンと覆われ、手触りも見た目も良くなり、一見は、美しい肌になったように見えるのです。
でもこれは、単なる「水ぶくれ」にしただけで、しわが消えたり、肌が健康な状態によみがえったわけではありません。
ニセモノの保湿効果、ニセモノのアンチエイジングケアです。

これを15分でやるのも、じっくり2週間かけて効果が出たように見せかけるのも、また、この効果を何日持続させるかも、
合成界面活性剤と合成ポリマーの量(配合率)で調整できます。

しかし、ニセモノの、見せ掛けの美肌は、永遠には続きません。
肌バリアが壊されているのだから、合成ポリマーが剥がれた後は、水分も脂質も逃げ、乾燥まっしぐらです。だから、あわててまたケミカルなケアで「水ぶくれ」にしてしまう。
これが、ケミカル化粧品のスパイラル地獄


こんな曖昧な判断基準で、必死に次から次へとケミカル化粧品を追いかける美容法は、お肌にも、財布にも優しくないし、結果的に自然環境にも優しくありません。
(自然環境: 合成界面活性剤は、河川に流れると生物を弱らせ、その成分はなかなか分解されません。一方、石鹸は、1日で分解され、微生物を弱らせるどころかエサになります。)



それから、ノンケミカルな商品は、だいたい全成分表示に羅列されている成分の数が少ない
余計なものを入れなければ、本当に必要なものだけでシンプルに作れるのに、何かを無理やり入れようとすれば、その上塗りで、また何かを添加しなければならなくなるんですね。
一度嘘をつくと、それを隠すためにまた嘘をつかなければならなくなるように(笑)。

ケミカルな化粧品メーカーほど、全成分を明かしていなかったり、「医薬部外品」という名を隠れ蓑にして、魅力的な成分だけ「入ってます」とアピールして、その他の気まずい成分については触れません。




化粧品の文明って、進歩しましたよね、こういう意味で(苦笑)。
人工的な見せ掛けの美肌をつくる技術も、本当は悪いものを「良いもの」のように思わせるトリックも。
私は、だまされないようにしたい。化粧品で無理やりどうにかする(肌バリアを壊してまでも)、しかも一時的なケアは、肌を健康にしているとは思えないからです。



人間は、歳を取ったら化粧品を使わなくては生活していけないものでしょうか?
洗顔の後は、何か必ずつけなければいられない肌ってどういうこと?
じゃあ、人間には化粧水もクリームも美容液も、必ず必要なもの?
もともとは、何もしなくても良いはずです。赤ちゃん、子ども、多くの男性のように。
化粧品でのケアは、生活する上での“息抜き”“楽しみ”“おまけ”程度のもので、「なければいけない」と、“必死”になるようなものではないはずです、本来は・・・。


よく、「何もしていない」というのに美肌の人や、何もケア用品を使わない男性のほうが、肌がきれいな場合があります。
それは、もって生まれた体質、遺伝・・・それだけが理由ではなく、ケアの方法の差だと思います。
「何もしていない」というのは、“肌にとって良いことを”何もしないのではなく、“肌にとって悪いことを”何もしていないのだと思われます。

必死でケアをして、肌に良いことをしているつもりでも、化粧品の使い方・ケアの仕方が間違っているのでは途方にくれてしまいますね・・・。それが、ケミカルなケアの実態といえます。
実際、ノンケミカルに切り替えると、肌本来の状態がよみがえり、洗顔後、何もつけなくても乾燥しません。


本当は、人が人らしく、無理やりな行為をしなければ、本来の状態でいられるはずだと思うのです。
(歳を取らない、老化しない、という意味ではなく。)
確かに、歳を取れば、肌も衰えます。赤ちゃんのような水分量を、何歳になっても保ち続けることは難しいです。
しかし、肌の衰えは、本当に「年齢だけ」が原因でしょうか?私は、先に書いたような、ケミカルにケミカルを重ねるケアの悪影響が大きいと思っています。
老いを止めることはできないにしろ、わざわざケミカルな無理やりのケアをしないだけで、かなり違いがあると思います。

肌に無理やりなにかを付けたり入れたりするケア、しかも一時的なケアよりも、肌本来のあるべき状態を知り、その“手助け”をするケアのほうが有効ではないでしょうか。
ケアは、無理やりでも強制でもなく、「手助け」の感覚でいいのではないかと思います。

私は、肌本来の力を引き出すケアを目指します。
無理やり・強制は逆効果。

私はこのことを思うとき、童話の「北風と太陽」を思い出します(笑)。
旅人の洋服を脱がすなら、無理やり北風を吹き付けても逆効果。やっとの思いでコートを剥がせても、旅人は、必死になって服を着て、脱げないようにきつくコートを締めて、からだを温めようとします。
でも、太陽のように、穏やかに働きかけるなら・・・旅人の身体はあたたまり、自分から洋服を脱いでくれます。何枚でも、これ以上脱げなくなるまで(笑)。



・・・と、ここまでは成分の話の復習・まとめの内容になりましたが・・・




話は戻って、この本を最近になって、また読み返しています。すると、改めて新しい発見があったり、成分ひとつひとつを見ているだけでも面白く、楽しめました。

本の著者の小澤さんの文章によると、「人工的な見せ掛けの美肌をつくる技術」=ケミカルな美容法は、欧米の化粧品の思想なんだそうです。
欧米のこのような化粧品が日本でも販売されるようになると同時に、化粧品に対する欧米の思想も日本に入ってきて、その技術を取り入れるようになったとのこと。

その欧米の思想とは、「しわが出来たら、水でふくらませればいい。」、「シミは漂白すればいい。」、「肌があれたら合成ポリマーでコーティングすればいい。」という思想。本当に、一時的なケアで、何の解決にもなりませんよね。不思議です(笑)。



しみについては、漂白したとしても肌バリアを壊して無理やりの行為によるものですから、肌はダメージを受け、下部ではあらたにメラニンが作られ、しみ予備軍が育っていきます。永遠にしみ発生のプログラムは終了しないばかりか、肌バリアは弱まり、乾燥し、外敵侵入にも弱く、紫外線も受けやすく・・・・結果的に、しみのできやすい肌になるだけ・・・という悪循環。

それならどうすればいいか。肌本来の力で、本来あるべき状態に持っていけばいいのです。
肌バリアを壊すのはもってのほか。角質培養肌バリアを守れば、しみが「もう大丈夫だな」と安心して、下部でメラニンを作るのをやめ、しみが分裂していきます(白い筋が入る)。
角質培養で肌バリアが整えば、紫外線のダメージにも強くなり、しみが出来にくい肌へ・・・という好循環が待っています。
詳細はここ → しみを消すには



昔の日本は特に、なんでも欧米から取り入れ、まねする傾向があったようです。日焼け止めの「紫外線吸収剤」が取り入れられたいきさつも、欧米がきっかけだそうです。(今は、紫外線吸収剤は危険性が問われ、主流ではなくなりましたが。)

私の高校の美術の先生は辛口で、『日本人は、外人(外国)にめちゃめちゃ憧れている。』と言っていたのを思い出します(笑)。


(※ 海外のものが悪い、という意味でなく、もちろん、今は、日本でも海外でも関係なく、ケミカルなメーカー、ノンケミカルなメーカー、それぞれがどちらにもたくさんあります。)



本来、人種的な肌質の違いとして、欧米人よりも日本人のほうが、キメが細かいそうです。中心、さらに昔は和食が本当にメインだったということや、日本が平均して軟水の国だということも、もしかしたら影響があるかもしれません。ただ、日本人のほうが肌が薄いとのことですが。

このように、もともと美肌の素質があり、そしてデリケート(肌が薄いから、肌バリアを壊そうと思ったら壊れやすい?)な日本人の肌だからこそ、それらを守るケアをしていきたいものです。



私は、ノンケミカルなケアを始めて、かれこれ4~5年ほど経ちました。
私のまわりでも、ノンケミカルを始めて、本当に髪や肌が変わった♪という嬉しい声をたくさん聞きます。
私も、肌はもちろん、悩みのひとつだった髪の傷み・乾燥がなくなりました。

肩の力をいれず、ナチュラルな気持ちでいられるノンケミカル、これからもますますハマりそうです。




それでは、このへんで!!



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2008'10.16 (Thu)

その2.(15)&その3.(13) ホホバオイル ~皮脂膜と同じ成分~

こんにちは。

前回の「細胞間脂質」に続き、今度は「皮脂膜」にぴったりなオイルの話です。



●皮脂膜とは
細胞間脂質は角質層の内部を満たしているもの、という話をしましたが、皮脂膜はというと、肌の一番外側で肌をガードしているものです。
ヒトの肌表面は、クリームを塗らなくとも天然の皮脂クリームがあるのが正常な状態です。「皮脂膜」は、汗と皮脂が交じり合ってできる天然の皮脂クリーム外敵侵入をふせぎ、肌内部の水分蒸発をふせぐ、言わば天然のフタです。


化粧水というアイテムがありますが、これは何のためにあるのでしょうか。本来、化粧水の役割はあまりなく、無くてもよいぐらいのものです。しいて言えば、石鹸洗顔後の弱アルカリ性に傾いた肌を、弱酸性へ導く意義があります。が、肌は、自分で弱酸性に戻る力を持っているので、必ずしも化粧水は必要ではありません。

弱酸性うんぬんよりも、「化粧水を角質層にたっぷり入れ込む」のを目的としている人も多いでしょう。しかし、角質層は、“ある程度”しか水分を浸透させられなく、限界があります。それを超えると、角質層がふやけてもろくなります。また、皮脂膜も洗い流されてしまいます。よって、肌バリアが壊れて乾燥肌になっていくのです。

角質の層が重なり、その一番上に皮脂膜があり、皮脂膜+角質層 をまとめて肌バリアと呼びます。


肌の水分は、肌内部から上部(表皮)へと湧き上がってくるもので、それを角質層がキャッチして保持しています。そして、その水分の残りは、絶えず蒸発しています。
ここで皮脂膜が重要な役割を果たします。その蒸発の寸前に、必死で皮脂が水分を吸収し、皮脂と水分がまじりあって皮脂膜を形成します。そして、その皮脂膜が、蒸発を“なるべく”抑えるようにガードし、「フタ」の役割を果たします。
水分保持


また、皮脂膜は、日焼け止めクリームを塗らなくともある程度は紫外線をもカットしてくれています。






●角質層+皮脂膜=肌バリア
今までさんざん、合成界面活性剤は肌に良くない、と言ってきましたが、その理由は、一言でいうなら何といえばよいでしょうか?

合成界面活性剤はたんぱく質を溶かすほどの洗浄力・浸透力をもつため、皮脂膜や角質層をこわし、この機能を狂わせてしまいます。つまり、合成界面活性剤がなぜダメなのか、一言でいえば、「肌バリアを壊すから」です。合成界面活性剤をはじめとし、洗顔のしすぎなど、角質培養とは真逆の行為のすべてが肌バリアを壊すことになります。

肌をすこやかでプルプルに保つ基本中の基本は、肌バリアを守ること。つまり、皮脂膜を守ることと角質層を守ることで、それが「角質培養」です。






●皮脂膜とよく似たオイル・・・「ホホバオイル」
皮脂膜の成分にとてもよく似ている、そのためなじみが良いといわれるオイルがあります。それは、ホホバオイル。ホホバとは、過酷な砂漠環境の中で育つ生命力の強い植物で、その種子からとれるオイルがホホバオイルです。


●分子構造
ホホバオイルはヒトの皮脂膜の分子構造ととてもよく似ているので、なじみが良いです。
jojoba-kame.gif



●ホホバオイルの特徴
●皮脂の過剰分泌を防ぐ。 → 詳細記事 角質とニキビ
●皮脂分泌を正常に戻す
●“ある程度”は紫外線カットの効果を持つ。
●保水・バリア層の働きを補う=保湿効果がある=皮膚呼吸にすぐれている。
●酸化しにくい。
●のびがよい。
●浸透力がある。
●細菌の毒素を中和し皮膚の表面に押し出す
●常温で液状、10℃で固化。 → 詳細記事  ホホバオイル 寒い時期の使い方





●ホホバオイルの脂肪酸組織
エイコセン酸 65 ~ 80%
エルカ酸 10 ~ 20%
オレイン酸 5 ~ 15%
リノール酸 0 ~ 5%
リグノセリン酸 0 ~ 5%
パルミチン酸 0 ~ 3%
パルミトレイン酸 0 ~ 1%
ステアリン酸 0 ~ 1%
リノレン酸 0 ~ 1%
アラキジン酸 0 ~ 0.5%
ベヘン酸 0 ~ 0.5%




●ホホバオイルは「オイル」ではない
ホホバオイルは、オイルと言っても、正確には「液状エステル油(ロウエステル)」で、天然植物性の油としては唯一のものです。
動物性なら、ミツバチから取れる「ミツロウ」があります。
とてもなじみがよく、皮膚呼吸の点でももっとも安心できるものです。


というのも、皮脂膜が何で出来ているかというと・・・



【皮脂膜のうちわけ】
遊離脂肪酸 25%    (石鹸にも含まれる成分)
トリグリセド 25%    (グリセリン&3つの脂肪酸)
モノ・ジグリセド 25%   (グリセリン&1,2つの脂肪酸)
スクワレン 5%      (コレステロールになる前の物質)
コレステロール 1.5% 
コレステロールエステル 3%
ロウエステル 20% 


この「ロウエステル」が、ホホバオイルやミツロウに含まれているものと同じなのです!

液状ワックス」「ロウワックス」「ワックスエステル」などとも呼ばれ、その“ワックス”という言葉・性質からイメージするとおり「皮脂膜」となってガードし、肌になじみます。

そのなじみの良さから、化粧品には、本当にいろいろなものの含まれています。化粧品の全成分表示、気をつけて見てみてください。「ホホバオイル」「ホホバ油」、「ミツロウ」「~ミツロウ」・・・ そんな文字が見つかることが多いと思います。





●ホホバオイルの使い方
肌だけでなく髪の毛にも相性バツグン。“ワックス”という言葉どおり、毛の1本1本をコーティングし、毛髪の健康を高め傷んだ髪を修復します。
べたつかず使いやすい。

髪の毛に塗るオイルといえば、椿油が有名ですが、むしろホホバオイルのほうが使いやすいのでは?!クエン酸リンスの際、キシキシをやわらげるために椿油を2~3滴混ぜるのは主流ですが、ホホバオイルは、ワックス効果があるので、特にタオルドライ時の、洗い流さないオイルとして向いていると思います。乾いた髪にも使ってみましたが、ツルツル・しっとりになり、べたつきません♪(だからと言ってもちろん、つけすぎは注意ですが)。手で触っても「オイリー!」な感じがしなく、オイル分も手につかないのが不思議なくらいの良い感触です。
私は、あきらかに椿油よりこちらのほうが好み。

髪の「セット」なら、クリーム状の「シアバター」が使いやすく、分け目などのピンピンした髪を押さえるのにはシアバターが向いていますが、ホホバオイルのような液状、しかもべた付かないものは、おろした髪にピッタリのケア剤になります。シアバターとホホバオイルで、髪のセットも最強?♪


肌に付ける場合は、皮脂膜の“代用”なので、あくまでもつけすぎないように、手のひらに少量をのせて両手のひらでこすり合わせ、それを肌に置くような感じでつけると良いです。


このように、ホホバオイルは皮脂膜によく似た成分・性質をもつので、クリーム類の基本といえます。手作り化粧品でも、ホホバオイルは欠かせません。ホホバオイルとミツロウがベースとなり、そこに何かを足していくことで、シンプルなケア用品・メイク用品がたくさん作れます。

参照記事 → リップクリームリップグロス、日焼け止めクリーム、フェイスクリーム



●ホホバオイルの紹介
無添加、無農薬で安心【ホホバオイル】

無添加、無農薬で安心【ホホバオイル】" .
価格:2,098円(税込、送料別)









角質層、皮脂膜、それぞれがどんな成分からなるかを知り、オイル選びに役立てましょう!!
オイル、脂肪酸・・・石鹸・・・軟水・・・ 知れば知るほど、奥が深くて面白いものですね☆


関連記事 → ホホバオイル 寒い時期の使い方

関連記事 → 化粧水なし、ホホバオイル

関連記事 → ホホバオイル~皮脂膜と同じ成分~パート2

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2008'10.10 (Fri)

その2.(14)&その3(12) 脂肪酸 ~セラミド以外の細胞間脂質~

こんにちは。
前回セラミドの話は、あれで終了するかと思いきや、またそれに関連した話への続きます。


前回、セラミドは、角質層の中で水分を保持する「脂質」の“1つ”、と書きました。
(その脂質を「細胞間脂質」といいます。)
では、セラミドの“ほかにも”、細胞間脂質がある、ということ?


・・・そうなのです、細胞間脂質の“約半分(50%)”はセラミドが占めているため、圧倒的にセラミドが注目されていますが・・・
セラミド以外にも、細胞間脂質はある!!ということを忘れていました。



【細胞間脂質のうちわけ】

セラミド 50%
脂肪酸 20%
コレステリルエステル 10%
コレステロール 15%
糖セラミド 5%



セラミドの次に多いのが、脂肪酸
脂肪酸とは油脂の種類のことで、たとえば、
オレイン酸・ラウリル酸・ミスチリン酸・パルチミン酸・リノール酸・リノレン酸・・・などがあります。

この、人の「細胞間脂質」の中の脂肪酸は何かというと、オレイン酸・パルチミン酸です。



パルミチン酸を多く含む油は、パームオイル、レッドパームオイルなど。
オレイン酸を多く含む油は、オリーブオイル、椿油、アボガドオイル、スイートアーモンドオイル、・・・そして馬油。



そう、馬油といえば・・・前回書いた、馬油(ばーゆ)
そのプルプル効果は、馬油に微量の馬セラミドも入ってはいますが、それよりも、このオレイン酸たっぷりの脂肪酸が浸透し、細胞間脂質としての役割を果たしたのではないかな、と思っています。



しかし、私は馬油は合わなかったので(前回参照)、馬油以外のものを考えなくてはなりません。

選ぶものは次の条件のもの。

浸透性が高い  (肌バリアは壊さない)
精製されたオイル
●脂肪酸に、オレイン酸かパルミチン酸を多く含むもの
酸化しにくい
●できれば植物性




もともと、私がセラミドに注目した理由というのは、
目の周り(とくに目の下)の薄い皮膚の改善が目的です。


日々、一層一層作られ、上へと押し上げられ、ターンオーバーを行っている角質層の層は、足の裏やかかとは数10層もありますが、顔の頬などは10層、それに対して、目の周りはそれ以下という少なさです。


今まで何度も書いてきましたが、角質層=肌バリア のこと。
だから、目の周りほど、肌バリアが壊れやすい、デリケートな部分です。
それなのに、目の周りほど、メイクがほどこされやすい場所(しかも、落ちにくいメイクならダメージ大)、また、目をこすったり、まばたきしたり、パソコン画面を見つめたりなど、酷使されやすい部分。
だから、目の周りは乾燥しやすく、クマ、ちりめんじわも出来やすい

私自身、目の下の皮膚がとても薄く、血管が透けて見えることもしょっちゅうでクマは一番気になる部分でもあります。そして、ちりめんじわも・・・。

ちりめんじわ・小さなしわは、乾燥によって表皮が固くなって出来るもので、大じわとは違って一時的なものなので、20代前半の人でも、普通に見られます。
言いかえれば、改善の余地のある一時的なしわです。
メイク用品やメイクの仕方、その日の保湿ぐあい・肌ぐあいによっても、ちりめんじわの状態は微妙に違います。


最近、軟水で石鹸洗顔することで、脂肪酸の膜が表皮をおおってくれる(皮脂膜)ツルツル効果で、ちりめんじわの状態も良い感じに解消してきたのですが、それでもやっぱり、しぶとい。
そうやって皮脂膜をつくってあげることはできても、その内部の・・・肌バリア内の細胞間脂質を充実させるには、どうしたらいいのか?と思いました。

それができれば、水分も保持され、プルプルになり、ちりめんじわの解消につながるのでは?!



前回は、セラミドの件で、結果的には・・・
内側からのケア(食事、睡眠、運動)のほかには、角質培養を日々こつこつやる、ということで、これといった目の下ケアにダイレクトにくる方法は見つかりませんでしたが・・・

冒頭に書いたとおり、セラミド以外の細胞間脂質を増やそうと思いついたのです。「馬油のような浸透性の高いオイルで、角質層内の脂肪酸(オレイン酸かパルミチン酸)を増やす」方法を考えました。


オレイン酸過剰の心配があるので(オイルが精製されていればまぁ大丈夫ですが)できればパルミチン酸が主成分のものを探しましたが・・・パルミチン酸が主成分の代表は、パームオイル石鹸の材料としてはぴったりで大人気ですが(理由は、記事の終わりの「白雪の詩」を参照)、オイル単品だと・・・浸透性の面でインパクトに欠けました。



そこで注目したのが、「アボガドオイル」です。アボカドの果肉から抽出された油です。

メーカーはいろいろありますが、いつも愛用・信頼しているぴのあにしました。

アボカドオイル(50g入り)

定価1,800円

アボガドオイルの特徴
保湿効果
皮膚を柔軟にする効果
●主な脂肪酸: オレイン酸、リノール酸
●肌に浸透しやすい (肌バリアは壊さない)
酸化しにくい


浸透性、精製済み、オレイン酸、酸化しにくい、植物性・・・という点をクリアした上に、おまけも付いてきました。
皮膚を柔軟にする」効果!!
妊娠線を消すマッサージにも使われ、いぼを取るのにも効果があるとのことです。ちりめんじわは、乾燥によって表皮が固くなっているというのだから、この解消も期待したいところです。


ちなみに、皮膚柔軟効果のあるオイルは、アボガドオイル以外では、カレンデュラオイルアプリコットオイルもあります。





私が化粧品で愛用しているロゴナには、アボガドクリームがありました。
成分良好で、クリームといえど、乳化剤(合成界面活性剤)なし!!
しかし、ちょっと高い・・・。

ロゴナ アボカドクリーム


定価:3990円 (送料無料)

【全成分】
水、アボカド油、ラノリン、ミツロウ、アーモンド油*、オリーブ油*、グリセリン、酢酸トコフェロール、 カミツレエキス*、香料(エッセンシャルオイル)、トコフェロール、水酸化Na
* 欧州の有機認定原料




アボガドオイルはとろみがあって“重い”ので、広範囲にマッサージするには向いていないとのことです。なので、このロゴナのアボガドクリームも、「固くてのばしにくい」とのクチコミが多いようです。私の場合は、目の下という狭い範囲だからそれでも良いと思いますが、もし、広範囲のマッサージに使いたいというなら・・・






スイートアーモンドオイル
これも浸透性が高く、主な脂肪酸は約80%がオレイン酸
アーモンドオイルはアボガドオイルの重さとは違ってのびがよいので、マッサージオイルとしてはメジャーなオイルです。
これも多少皮膚を柔軟にする効果があります。

保湿効果も高いのですが、主成分が「オレイン酸」のものは、乾燥肌向きです。もともとオイリー肌の人が使うと、合わないこともあるので使い方に注意してください。

たとえば、顔用に使うのであれば、クリームのようにそのまま塗りっぱなしではなく、「マッサージ」やメイク落とし(クレンジング)として使い、その後洗顔する、などの方法が合うでしょう。

さっぱりめな石鹸洗顔ではもの足りない人、乾燥が気になる人は、このようなオイルでマッサージしてから、さっぱりめの石鹸で洗顔すると、ほどよいしっとり効果が調整できます。



ぴのあスイートアーモンドオイル(50g入り)

通常630円 → 期間限定で安い時期あり

スイートアーモンドオイルそのまま100%なら、やっぱり、手作り材料のお店☆
手作り材料のお店は、ぴのあのほか、生活の木、PEACH-PIGなどがあります。


ヴェレダアーモンド フェイシャルオイル(乾燥肌/敏感肌向け)

定価3,360円 → 2,980円 (10,000円以上送料無料)

【全成分】スウィートアーモンドオイル 、プルーン種子オイル 、ブラックソーン(スピノサスモモ)花エキス


マッサージオイルとしてメジャーなので、オイルの名称が違っても、配合されているオイルの種類を見ると、アーモンドオイルがメインだったりすることは、よくあります。
たとえば、ヴェレダのローズオイル(全身用オイル)だと・・・
WELEDA ヴェレダ ワイルドローズボディオイル

定価 3,675円 → 2,980円 (10,000円以上送料無料)

【全成分】 ホホバ油、アーモンド油、モスカータバラ種子油、ダマスクバラ花油、香料

モスカータバラ種子油は、いわゆる「ローズヒップオイル」のことです。
このオイルの商品名は、まるでローズがメインのオイルのようですが、全成分をみると、多く含まれているのは、ホホバ油、アーモンド油(多い順番に書かれている)なのでした。

しかし、ローズオイルの割合が少ないから効果がないわけではありません。
ローズ系のもの(ローズ水、ローズクリームなど)は、透明感が出て、肌が整う感覚があるので気に入っています。
参照 → くすみとバラのパワー




このように、オイルの種類や、その「脂肪酸」について知ると、石鹸選びも面白くなってきます。

石鹸の油脂は、脂肪酸+グリセリンで出来ていますが、
その「脂肪酸」の種類が、石鹸の原料の油によって異なり、肌に合う・合わないは、おおかた脂肪酸のタイプがその人に肌に向いているかどうかです。
とくに「軟水」を使った石鹸洗顔は、石鹸の良さを最大限に引き出してくれますが、言い換えれば、その石鹸の脂肪酸の特徴が思いっきり出ます。

軟水を使うと、石鹸カスが出来なく、
また、石鹸洗顔で洗浄されたはずの皮脂膜がただちに補充されます。
顔を洗い流す時に石鹸の濃度が薄まると「脂肪酸」ができ、皮脂膜の役割を果たしてツルツルに覆ってくれるのです。

その脂肪酸の効果が出やすいということは、自分の肌質に合う脂肪酸入りの石鹸をチョイスするのが重要になってきます。

だから、ただ単に「石鹸は良い♪」ではなく、石鹸の脂肪酸が何かを知り、肌タイプにあわせて選びましょう。




●オリーブオイル配合の石鹸で人気の「アレッポの石鹸」。
ハンズの売り上げランキングでも、海外ブランド石鹸でつねに1位!
メイク落としとしても使えます。
定価577円 → コスメボックスお得価格 500円 
アレッポの石鹸

「アレッポの石鹸」の私の口コミはこちらをどうぞ → @コスメ「アレッポの石鹸」の口コミ
「アレッポの石鹸」はオリーブオイルが原料なので、主な脂肪酸は、オレイン酸

【良いところ】
●刺激が弱く、皮脂を取り過ぎないので乾燥肌向き。

【もの足りないところ・不安なところ】
●泡立ちが良くはない。
(「軟水」を使えば多少は解消されますが、脂肪酸の特徴からいって、もともと泡立ちは良くはない。)
●低温でも溶けやすいが、その分、浴室に置いておくとドロッと溶けやすい。
●酸化されやすく、オレイン酸がつねに過剰に肌にあると、水分蒸発量が増え、毛穴の広がった肌へと荒れることがある。
※ただし、↑この「オレイン酸の過剰」は、
原料のオリーブオイルが精製されたものであれば大丈夫のようです。精製されていれば、遊離脂肪酸が含まれていないから、このような肌の荒れは起こらないとのこと。
私は、馬油でオレイン酸の過剰になったのと、洗顔用としては、オレイン酸を含まない石鹸のうるおい程度がちょうどよかったので、現在のリピはありませんが、使うとしたら洗髪用です。



●そして、これもハンズで大人気、
つねに国内ブランドの石鹸ランキングで1位の「白雪の詩」!
私は、この石鹸、かなり好きです!!!!!!(*´∇`*)
おっきいのが2個入りで、定価が262円という安さ♪ 

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3,150円以上送料無料
他 パックスナチュロン、ブルガリアローズウォーター などあり

サンテラボ
3,150円以上送料無料
他 アンナトゥモール、ねば塾、松山油脂、ロゴナ、ラヴェーラ、ナイアード、パックスナチュロン、アレッポ、リマナチュラル、などあり

「白雪の詩」の私の口コミはこちらをどうぞ → @コスメ「白雪の詩」の口コミ

「白雪の詩」はパームオイルが原料なので、主な脂肪酸は、ラウリル酸・ミスチリン酸・パルミチン酸
微量で、カプリル酸・カプリン酸。

【良いところ】
●ラウリル酸・パルミチン酸が、選択洗浄性にすぐれる。
(余分な皮脂は洗い流し、必要な皮脂は残す。)
●きめの細かいクリーミーな泡を作る。
●くずれにくい
●ラウリル酸が、アクネ菌の発育を抑える。
●純石鹸、というシンプルさ。
●安い!!(笑)

・・・このように、パームオイルは石鹸材料にするにはもってこいのオイルです。

私にとっては、「オレイン酸」を含まないのも合う点です。私はオレイン酸を肌に与えると、オレイン酸が過剰になりすぎるようで、肌が荒れます。
ちなみに、微量に入っているというカプリル酸・カプリン酸は、肌バリアが極端に弱い人・アトピーの人にとっては、その微量でさえも刺激になるとのことです。
私は、白雪の詩で全身洗っています。髪も、顔も、身体も。

どちらかと言えば、さっぱりめな石鹸ですが、普通肌にとってはちょうど良いです。

クレンジングは使わず、これだけの洗顔で、メイクも落とします
メイク用品は、「合成ポリマー」を含まないものを選んでいるので、石鹸だけで落とすことができます。







次回は、皮脂膜の役割をはたすのにぴったりなオイルを紹介します。
それは・・・ ホホバオイルです!! お楽しみに。



それでは、このへんで!!



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