All archives    Admin

10月≪ 2008年11月 ≫12月

123456789101112131415161718192021222324252627282930

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑

2008'11.26 (Wed)

スキンケアは“プラスアルファ”

こんにちは。

今日は、書いてみたらブログのの「まとめ」のような内容になってしまいましたが、最近、ブログを見てメールなどをくださる方が増え(ありがとうございます!!)、改めて私が思ったこと、どんな「意識」でスキンケアすればいいのかを書いてみました。




●肌本来の力
私が思うスキンケアは、「肌をどうにかしよう、何かを与えよう、何かを入れ込もう」ではありません。スキンケアは「肌本来の力」を引き出すための“プラスアルファ”の行為。必ずしも必要でやらなければならないような、必死な行為ではありません。
「肌本来の力」を発揮できて、初めて“スタート地点”に立てます。その力がじゅうぶんに備わっている肌でイメージするのが、赤ちゃんの肌です。洗顔後、何も付けなくても良いはずの肌、それが本来の肌の状態。

人は、洗顔後、必ず化粧水をつけなければならないものではありません。化粧水がないと困る、化粧水こそ水分を補給できるもの、と思っていませんか?本来は、洗顔後、何もつけなくても肌がパリパリしないのが正常な状態です。角質培養を始めて肌が健やかになり、本来の状態になったら、何もつけなくても乾燥しなくなった、との声も多く届いています。化粧水はつけなくても水分は保持されるし、クリームを付けなくても皮脂膜がちゃんと形成されれば問題ありません。
角質培養」そのものが、特殊な行為ではなくて、本当は当たり前の行為。赤ちゃんや子どもなどは自然に角質培養しています。当たり前の行為なので、本当は「角質培養」という言葉じたい存在しなくてもいいぐらいのことですが、すっかり浸透してしまった「角質を取ること=良いこと」という“まやかし”(笑)に対抗して生まれた言葉なのかもしれません。





●化粧水の意義
私は、スキンケアの中で、化粧水の段階が、一番省略してよいもの・なくても困らないものだと思っています。言わば、気休め程度。
確かに、洗顔後に化粧水をつけると気持ちがいいです。その気持ちよさのためにやっている、と言ってもいいのです。気持ちよくてつけたいなら、つけてもかまいません。しかし、「水分を肌へ浸透させるため」が目的だとしたら、それに必死になりすぎると、悪循環が続くことになります。

肌の角質層は水分を“ある程度”は吸収しますが、限界があります。もともと、肌は化粧水をつけなくても水分を保持でき、角質層にある水分は、外側からパシャパシャと与えられた水分だけで成り立っているわけではありません。体内から表皮へとにじみ出る水分を保持しています。
水分保持
化粧水をつけない赤ちゃんや子ども、多くの男性の肌にも水分はちゃんとあり、化粧水をつけなくても肌の水分はなくなりませんよね?


角質層は、ある程度の水分は吸収し、角質層に水分が与えられると、その瞬間は肌に透明感が出ます。しかし、それは「当たり前」のこと。紙に水をたらすと透けて透明感が出るのと同じです。問題は、外側から与えたときだけでなく、いつでも角質層に水分が保持され、透明感を保てるか。それはやっぱり、内部からの水分によるものなのです。


ところで、先ほど言った、「水分を肌へ浸透させるため」が目的だとしたら、それに必死になりすぎると、悪循環が続くことになる。」とはどういうことか。それは、たとえばコットンパック。あれは、水分をたっぷりふくんだコットンを肌に貼り付けて数分置くので、やればやるほど、角質層は水分でふやかされることになるのです。角質層が水分を吸収できるのは“ある程度”だから、限界を超えてしまい、ふやけてもろくなります。おまけに、「皮脂膜」もその水分で流されてしまいます。そういうことで、肌バリアのどちらも(角質層&皮脂膜)が、壊れてしまいます。するとどうなるか・・・はもうイメージできますね?角質が取れやすくなるので、乾燥肌へと向かうだけ。
コットンパック
角質培養にとって、表皮の水浸しは何も良いことがありません。化粧水の段階で肌バリアを壊しても、角質層が水分でふやけているうちは、水分で透明感があるので一見は「肌の状態がよくなった」ように見えますが、実は乾燥に向かっていることを忘れないでください。これがインナードライの始まりです。
(詳細 → コットンパックをやめた理由、「目に見えない汗」とクリームの関係~インナードライとは~





●誤ったケアの悪循環
乾燥肌になると当然、化粧水の後、クリームなど油分のあるものをしないと、やがて肌がパリパリとしてきます。「フタ」が必要、とばかりに、クリームは“必須”、“必ずなければならないもの”になってしまいます。

・・・これらを繰り返すと、洗顔直後、すぐに乾燥肌があらわになるのを実感するようになるので、即座に化粧水をつけて“ふやかさなくては”と思いがちになります・・・が、それが実は乾燥肌へと仕向けていることに気づきません・・・。そういうわけで、化粧水もクリームも「必ずなければならないもの」になってしまう、“必死”のケアになってしまいますが、第1段階の化粧水の“与えすぎ”の時点で、良かれと思って必死にやっていることが実は何の意味も持っていないのです。

しかも、これらのケア(化粧水、クリーム)がもし、ケミカルなものだったら?つまり、合成界面活性剤合成ポリマーたっぷりの物だったら?きっと、合成ポリマーでツルンとコーティングされた肌を「良くなった」と誤解するでしょう・・・。しかし、これは、合成界面活性剤で肌バリアを壊した後に、水分・成分を入れ込んで、ビニールで覆っているだけ・・・という「カラクリ」があります。表面上だけの成果に満足していると、実はどんどん乾燥が進んで肌が傷んでいることに気づけなくなります。
だから、それらの商品を使うのをやめたとたん、「カラクリ」が剥がれて「真実」の状態がむき出しになるのですが、それを「あの化粧品を使うのをやめたとたんに肌が悪くなった。やっぱりあれがなければ困る。」と思うのは間違い。その化粧品を使っている間に水面下で肌が悪化していたのです。「それを使わなければいられなくなる」こと自体が普通ではありません
そういうわけで、ケミカルにしろ、ノンケミカルにしろ、「それが無ければ困る」というような“必死”のケアになるのは、なにかやり方に間違いがあるはずです。






●“プラスアルファ”のケア
スキンケア用品は、肌本来の力を出すことが基盤で、その“プラスアルファ”だと思っています。必死・必須ではなく、“手助け”する上での“プラスアルファ”です。
化粧水をつけるのも必ず必須ではなく「気持ちいいから」というプラスアルファ。
(化粧水の意義は、弱酸性に肌を導くこともあげられますが、肌は自分から弱酸性に戻る力があるので、これまた“必須”ではないのです。)

以前、「スキンケアの手順」を書きましたが、あれに書いたとおり、毎日全部の工程をやっているわけではありません
ノンケミカルなスキンケアは、“省略”できます。その時の肌の状態に応じて、必要なケアだけをピックアップできます。これに対し、さきほどのケミカルなケアだと、すべての工程を外せない、必死なケアになりがちです。







●石鹸洗顔後の“つっぱり感”の正体
そんなことを言っても、化粧水をつけないとつっぱる!・・・と思うでしょうか?
石鹸洗顔後の「つっぱり」の原因はなにか?それは大きく分けると、①肌バリアが弱まっている ②洗顔で使った水の硬度成分 です。

①は言うまでもなく、肌バリアが弱まっていることによる乾燥があらわになっているためです。

②は肌に問題があるのではなく、洗顔に使う水の問題であり、しかも、石鹸はそれに対応する力を持っているので心配することはありません。
・・・というのは、洗顔に使う水(たいていは水道水ですね)に含まれる硬度成分のうちのカルシウムが、石鹸の成分と結びついて「石鹸カルシウム」の膜を作ります。それが「つっぱり」の正体です。
しかし、時間とともに肌は皮脂を分泌し、石鹸カルシウムは皮脂に中和されるので何も問題はありません。
石鹸の膜は、肌が石鹸洗顔で奪われた皮脂膜の代わりに、分泌されるまでの間、膜を作って肌を守ってくれているのです。肌と石鹸の素晴らしいチームプレーなのです。
それなのに、石鹸で洗顔するとつっぱることから、「石鹸は洗浄力が強い」「肌にやさしくない」と思う人がいるので残念です・・・。合成モノ(ケミカル)の洗顔料だったら、こんなチームプレーは出来ないし、しっとり感は「合成界面活性剤」が肌に張り付いているだけだし、合成ポリマーでツルンと覆って、ニセモノのツルツル感を出しているだけなのです。


「カルシウム石鹸」の膜(つっぱり)のことですが、皮脂分泌の力が弱まっている肌・アトピーの人などには、その膜さえも刺激になることがあるので、硬度成分の少ない軟水がおススメ。軟水で泡立てて洗うと、石鹸カルシウムの膜が出来ず、その代わり、石鹸の脂肪酸がそのまま膜となって肌を保護します。つまり、皮脂分泌を待たずに即座に皮脂膜を補ってくれます。もちろん、肌が弱っていない人・普通肌の人でも、軟水を使って石鹸洗顔すると、ツルツル感が気持ちよいです。
軟水器を使えない・買えない人でも、せめて石鹸の泡立てるときの水だけでも軟水にしてみてはどうでしょうか。究極の軟水は硬度0の「精製水」です。また、軟水のミネラルウォーターでも経済的でしょう。硬度が0に近ければ近いほど効果が発揮されるので、購入の際は、ペットボトルの「硬度」をチェックして買いましょう。
(詳細記事 → 目次「軟水」)






●目に見えない汗、目に見える汗
・・・そういうことで、洗顔後はつっぱり感がなく、即座に皮脂膜も補充されるなら、化粧水もクリームもいらなくなるわけです。

ただし、「空気の乾燥」の問題があります。秋・冬は空気が乾燥する季節。そして、年中とわず、エアコンなどによる室内の空気の乾燥が問題です。そういった環境にいると、「目に見えない汗」の蒸発量が多くなります。

先ほど言ったように、角質層は、体内から表皮へとにじみでる水分を保持していますが、それは絶えず、「蒸発しよう」としている目に見えない汗です。それを角質層がキャッチし、皮脂膜も蒸発の寸前に必死で吸収します。その吸収した水分と皮脂がまじりあって、天然の「皮脂クリーム」(皮脂膜)が形成されています。また、皮脂膜は、その絶えず蒸発している汗をなるべく蒸発しないようにガードしようともしています。(これが、「皮膚の呼吸」です。)

しかし皮脂膜は、そのガード力は“完璧”ではないのです。蒸発の寸前で水分を吸収して皮脂となじむことから、ガード力は「ビニール」のような完全なものではありません。(かといって、合成ポリマーを塗ってビニールのような膜をくっつけたとしたら、「皮膚の呼吸」の機能が奪われるのでダメなのです。)
そこで、水分の蒸発の多い環境にある時は、皮脂膜のガード力を「補強」してあげるクリームorオイルをつけてあげる必要が出てきます。
また、一時的にビニール(サランラップ)で覆って蒸発量を押さえ、角質層を落ち着かせ、ターンオーバーが順調に進みだすように働きかける裏技もあります。これは、その後、角質培養が順調にすすむきっかけを作り、好循環が続くのでおススメです!
saran.jpg
(詳細記事 → ラップパック~角質培養の“波”に乗るケア~


また、夏や運動する時のダラダラと「目に見える汗」をかく場合には、そのダラダラ滝のように大量に流れる汗で皮脂膜がながれやすく、さらに角質層がふやけやすくなります。だから、あらかじめ適度に汗をはじく力のあるオイルを含んだクリームで予防したり(ノンケミカルのクリームでウォータープルーフ効果のあるものは、ゴマ油などでその効果を出すことが多い。)、汗を大量にかいて皮脂膜が流れたと思ったら、皮脂膜の代用としてクリームorオイルで皮脂膜の補充をします。
皮脂膜の代用としては「ホホバオイル」が最高に相性がよいのですが、汗をはじく力はホホバオイルだけでは少し足りません。(皮脂膜とすごく似ているのだから、当然ですね。)
(参照 → 汗とクリームの関係







●皮脂膜とクリーム
このように、ケアは、状況に応じて、“プラスアルファ”のケア。
だから私は、化粧水よりもクリームのほうが重要性を感じます。

クリームもあれこれといろいろな商品があって迷うことでしょう。
クリームは、あくまでも皮脂膜の代用。だから、皮脂膜と性質の近いホホバオイルがおススメです。もっとも皮脂膜に似た状態を再現するなら、ホホバオイル、ミツロウ、シアバター。私が求める「皮脂膜の代用」となるクリームは、これらを使ったものなら、それ以外の余計な成分は何も入れなくてよいと思います。
(参考→ホホバオイル~皮脂膜と同じ成分~シアバター

たとえば、ヴェレダのアイリスデイクリーム。これは理想に近いです。

【全成分】水、オーガニックホホバオイル、アルコール、グリセリン、オーガニックシアバター、カカオバター、ケイ酸(Al/Mg)、リゾレシチン、ミツロウ、加水分解ミツロウ、アイリス根エキス、ウィッチヘーゼル(ハマメリス)蒸留水、香料*、リモネン*、リナロール*、シトロネロール*、ゲラニオール*、シトラール*、ユージノール*、キサンタンガム
*印はナチュラルエッセンシャルオイルから抽出

でももし、私が自分で作るなら、アイリス根エキス以降のあれこれさえも入れないと思いますが(笑)。最低限、必要な成分だけでじゅうぶんです。





●“余計なお世話”な成分
最低限必要な成分だけでよい、と思う理由は、余計な成分を入れることで、それが肌に逆効果なことが多いのを最近実感しているからです・・・。特に「細胞賦活作用」の件では実感しました。(詳細 → 細胞賦活作用) 
上のヴェレダ「アイリスデイクリーム」の場合はそれをクリアしているので安心できますが、他のクリームでは、余計なもの(笑)が入っているばかりに選択肢から外されるハメになったものが多かったのです・・・。せっかくベースは良いのに、保湿のためか香り付けのためか、印象を良くするためか?エキスひとつ入れられただけで、躊躇するケースが少なくありません・・・。

合成界面活性剤合成ポリマーを使わないものを選ぶのは、ノンケミカル派の基本です。が、それらを考慮しても、肌に合わない場合があるのは、ダイレクトに角質を取る成分が含まれている場合が多いように思います。
新しい化粧品を試して合わなかった場合、たいがいの肌の荒れは、オイルの性質が肌に合わない(多すぎると肌を荒らす脂肪酸は、オレイン酸、パルミトレイン酸。例:馬油。)場合と、角質が何かの成分によって取られたか。この2つが多いと思っています。(単純に、アレルギーの場合もありますが。) 角質が取られぎみになるのは、肌にダイレクトな影響です。
酸化しやすいオイル(ローズヒップオイルなど)も角質に悪影響は与えますが、酸化はジワジワ・ゆっくりと進行するもので、ダイレクトではないので気づきにくいものです。老化そのものが「酸化」の蓄積ですからね。
それに対して、角質が一気に取られてしまうのは、肌にダイレクトに悪影響が出るので、乾燥や皮脂のこびりつきやすさによるコメド(白ニキビ)発生、ザラザラ感など、わかりやすいのです。







私が考える「必要最低限」の材料
★化粧水  (化粧水じたいが必ずしも無くても良いと言えますが)
精製水、グリセリン、クエン酸、(ローズマリーエキス)

これだけで化粧水になります。しいて言えば、クエン酸がなくても成り立ちますが、それだと「弱酸性に肌を導く」という唯一の意義がなくなりそうなので、一応入れておきます。ローズマリーエキスを入れれば、防腐剤・保存料の代わりになります。これに「ヒアルロン酸」の粉末を入れれば、とろみのある化粧水が出来ます。ヒアルロン酸の量を多めにすれば、もっとトロトロした美容液になります。材料はまったく同じで、状態を変えただけです。
(参照 → びっくり!化粧水は駄菓子なみに安い


★クリーム(皮脂の代用のクリーム)
ホホバオイル、ミツロウ、(シアバター)

クリームは油分と水分を何かで乳化界面活性作用をもつもので)して出来るものです。ですから、クリーム状のものに合成界面活性剤は避けがたいのですが、その種類によって許容範囲を決めて使っています。

石鹸も“合成”はつかないものの「界面活性」の作用があるので、石鹸を使って乳化しているクリームもあります。石鹸を乳化剤にすることは、肌の皮脂や汗で中和されるので肌に残っても問題ありません。

卵黄や大豆に含まれる「レシチン」も界面活性をもちますが、とても弱い作用なので、これだけでは力が足りないので、レシチンを酵素により加水分解して脂肪酸を取り除き低分子化したものがリゾレシチン、さらに水素を添加して力を強くしたものが水添レシチンで、天然由来とはいえど、「水添レシチン」となると、ただの合成界面活性剤と同じです。
さきほどのヴェレダのクリームをもう一度見てみると、乳化剤は「リゾレシチン」。なるほど、ベースにするオイルも基礎的でシンプルなら、乳化剤も弱いリゾレシチン。好感度が高いのもうなずけます。

また、「ミツロウ」「シアバター」にも弱いながらも乳化作用があります。しかし、とても弱いせいか、クリーミーさに欠けたり、他の成分も配合すると乳化しきれなく、あまり乳化剤として使われることは無いようです。(リップクリーム程度なら、ミツロウが乳化剤として使われることが多いです。)
手作りコスメ用品「ぴのあ」では、「ミツロウ」「ホホバオイル」だけを使ったクリーム(正確には、これに酸化チタンを入れての「日焼け止めクリーム」)の作り方を紹介していました。余計な成分を配合しなければ、これだけで成り立つのかもしれません。






●化粧品をシンプルに
どうしてメーカーは、シンプルなものを作らないのでしょうか。それだけなら誰でも作れてしまうから?商品としての華やかさに欠けるから?他のメーカーとの差をつけるため?
・・・しかし、いろいろな成分の配合が時には「余計なお世話」となり、肌を荒らす原因でもあったりし、膨大な化粧品の中で、女性たちは何の成分がどう効くのか、合うのか、何が良くて何が悪いのか、混乱してしまいますよね(^^;)
しかも、合成界面活性剤と合成ポリマーの「カラクリ」で、「良い化粧品」「即効性のある化粧品」と思わせるようなケミカル化粧品は、もってのほかです。・・・しかし、ケミカルな化粧品のほうが圧倒的に多いのが悲しい事実です・・・。





●“何もしない”とは?
ここまで読んで、化粧品の“内容”をよく知らないであれこれ手を出すことと、スキンケアのやり方を間違えることで、肌は逆効果になってしまうのが分かったかと思います。だからいっそのこと、「何もしない」人の方が肌がきれいだったりします。

「何もしない」というのは、“肌のための努力”を何もしていない、のではなく、“肌に悪いことを”何もしていないという意味です。
たとえば、ピーリングなど、角質を取るような余計なことをしない、角質を取る成分の入ったものをあれこれ使わない。そして、シンプルに石鹸洗顔のみ。・・・これだけで、じゅうぶんに肌本来の力を引き出せて、立派に角質培養ができていることになります。

ひとつ間違えれば悪循環だし、基礎が間違っていなければ好循環が続きます。


私は、「究極のスキンケア用品」は、石鹸ホホバオイルだと思っています。石鹸洗顔で余分な油脂を落として肌の酸化を防ぎ、落とすべき角質は通常の洗顔でするっと落ちます。(それ以上の角質を“あえて”取る行為は禁物。)そして、皮脂膜の補強として、皮脂膜にきわめて近いホホバオイル。この2つが、究極のスキンケア用品です。

あとは、流れる汗を大量にかきそうだと思ったら、もっと水分に強いクリームを選んだり、紫外線対策が必要だと思ったら日焼け止めを選んだり・・・。

肌の状態がよくなれば、メイクの基礎であるファンデーションだって、パウダーで「済む」ようにもなります。(詳細 → 手作りのフェイスパウダー
さらにメイク用品一式を合成ポリマー無しにすれば、クレンジングも必要なくなり、石鹸ひとつで洗顔できます。(参考 → 成分良好!ノンケミカルなメーカー一覧



肌のために、あれこれ使ってどうにかしようと仕向けるのではなく、肌本来の力を引き出しつつ、“手助け”のケア、それさえ守れば、何を使えばよいか・選べばよいか、見えてくるはずです。







ランキングに参加しています。
よかったら、下のアイコンにポチッとクリック、お願いします
読んでくれてる方が多かったら、また更新頑張ります♪
ランキングの順位を見たい方も、クリックどうぞ^^
にほんブログ村 美容ブログ スキンケアへ

スポンサーサイト

テーマ : コスメ・スキンケア・ヘアケアのよくある質問(FAQ) - ジャンル : ヘルス・ダイエット

13:00  |  最初のあいさつ  |  TB(0)  |  CM(7)  |  EDIT  |  Top↑

2008'11.22 (Sat)

その2.(20) 手作りのフェイスパウダー

こんにちは。

寒くなってきて、いつも使うシアバターが固くなってきました。もっと寒い真冬になると、ますますカチカチになって、ドライヤーで温めないと伸びなくなります(^^;) 
私は、シアバターは主に、髪のセット(分け目など)に使っていますが、最近、シアバターの新たな威力を発見! あせも(実は私、ブラのワイヤーの部分がよく・・・笑)に塗ると、かゆみが治まった♪ 
シアバターは紫外線カットの力もある程度は持っているし、肌(皮脂膜)の代わりになる、近い性質を持っている気がします。だから、あせもに効いたのは、かゆみそのものをどうこう、というよりも、皮脂膜が1枚覆ってくれた・・・という“カバー”でしょうか? あくまでも予想ですが。
・・・と思って今、シアバターを調べたら、ありました!
シアバターは、『アトピー性皮膚炎などの皮膚炎・火傷・かゆみ止め』にも効果があるのだそうです。いやー、すごいな、シアバター☆
(・・・というわけで、シアバターの過去の記事に追記しておきました。 → シアバター








さて、先日、「ファンデーション、パウダー」の記事を書くにあたって、『私はファンデーションは使っていません。パウダーは使っています。』と書きました。(ファンデーションとパウダーの定義・違いは、その記事を参照。) あれからパウダーじたい、ついに一から手作りへ移行し、そして今は・・・パウダーというか、“基材のみ”で落ち着きました(笑)。基材のみ、というのはつまり、パウダーの基になる白い粉のみ、ということです。

いや、最初は、酸化鉄を混ぜて色のついたパウダーを作ったのです。それから、いろいろな発見があり、いろいろなことを知りました。。。では、順を追って書いていきます。





●手作りのパウダーに挑戦
「ファンデーション、パウダー」の記事を書きあげた後、パウダーなら簡単に作れそうなイメージがわき、ついに手作りすることにしたのでした。「ファンデーション」だと乳化だなんだと、それなりの「技」も必要でめんどくさそうに思いますが(笑)、「パウダー」なら粉モノを混ぜるだけだから、簡単にできそうです。究極のパウダーは“単品”でも良いのだし。

ところが思わぬアクシデントは、「シルクパウダー」でした。シルクパウダーの「セリシン」による細胞賦活作用です。(参照記事→ シルクパウダーの使い分け



そこで、元に戻って、愛用の「コーンスターチ」を基材にすることに。(今までは、ロゴナのルースパウダーという既製品に、色を薄める目的でコーンスターチを混ぜて使っていました。) コーンスターチは、とうもろこしからとった「でんぷん」で、片栗粉のようにキュキュッとするようなツルツルした粉で、つけ心地もサラサラ・ツルツルになるので気に入っています。

コーンスターチとは:
トウモロコシの種子胚乳から抽出されたでんぷん。吸水性がある。余分な水分を吸い取り、乾きすぎるとそれを放出して肌の水分を適度に保つ。非常にすべりがよく、肌につけるとさらさらすべすべになる。水分を含む製品と使用する際には、防腐性に注意する必要がある。フェイスパウダー、ベビーパウダーにタルクなどと一緒に配合されることが多い。温水に溶かしたゲルは柔軟剤、保護剤としてクリームやパックなどに配合される。とうもろこしアレルギーがある人は注意。


肌の水分を適度に保つ」機能がすばらしい!



シンプルなパウダーの組み合わせは、たいがい「基材・色・紫外線カット」の3種類です。つまり、「基材となる白い粉・色をつける酸化鉄・紫外線をカットする酸化チタン(+酸化亜鉛)」。しかし私は、酸化チタン・酸化亜鉛は無しにして、「基材・色」のみで作ることにしました。(酸化チタン・酸化亜鉛を省いた理由は、後ほど書きます。)


・・・そういうことで、コーンスターチと酸化鉄のみのパウダー作り、スタート!
酸化鉄は、基材に“”をつけるために混ぜる、赤・黄などの粉です。


酸化鉄は面白いもので、赤を混ぜればピンクよりのベージュに、黄色を混ぜれば黄みがかったベージュになります。当たり前ですが。

粉はまんべんなく混ぜるためにシェイカーもありますが、例えば、洗面器などの中でよーく混ぜ合わせてもオッケーです。シェイカーのように思いっきり振ったほうが簡単にまんべんなく混ざるので、たとえば、タッパーなどに入れてフタをしてから、シェイカーのように振るのも良いでしょう。

あと、実際にやってみて思ったのが、「乳鉢」は意外と重要でした。酸化鉄を入れるなら、乳鉢でよーくすり潰したほうがよいです。酸化鉄は少量、数粒でも色がものすごく出るので、少しずつ加えて調整するのですが、つまり、「一粒」でもつぶさないものが残っていると、後でそれがつぶれた時に全体の色に変化が出るし、顔につけた時に粒子の大きいものが入っていると、肌に色がそのまま付くことがあるからです。黄色の酸化鉄なら肌についても目立ちませんが、赤い酸化鉄だと、肌に一筋だけ赤い線がついてしまいます。酸化鉄は、つぶしてこそ色を出すもの!これ以上色が出ない、というところまで、ゴリゴリと乳鉢でつぶしましょう。

ぴのあ 乳鉢 (15cm) 1,677円




肌と同じ色になるように、酸化鉄(赤・黄)とコーンスターチを混ぜ、作ったのがこの粉。
pauda-2.jpg
すっぴんの肌に薄くのばして、粉をつけていない部分との色の差がないようになるまで調整しました。それはけっこう簡単にはいかず、何度もコーンスターチを混ぜて調整。酸化鉄は、少量でも色がかなり発揮されるので、少しずつ入れて調整。これ、鉄則です。私は、それを知らないで多めに酸化鉄を入れてしまったため、色を薄めるために後からコーンスターチを追加しなければならず・・・上のような膨大な量になりました(^^;)

それにしても、既製品の限定された色から選ぶことは、どんなに難しいことか。手作りだと、肌と同じ色に作れるのがメリットですね。しかし、ファンデーションならそれでもいいのですが、ルースパウダーの場合、肌にぴったりでなく、むしろかなり薄い色で作っても良いことを後で知ります。それはまた後で書きます。






●酸化チタンの弱点
さきほど書いた、「酸化チタン」を省いた理由を書きます。
酸化チタンは確かに紫外線を反射してカットしてくれますが、効果を出そうとして入れすぎると白浮きしてしまいます。それで、酸化チタン粒子を細かく、「超微粒子(ナノ粒子)」にすれば少しは解決。白浮きをなるべく押さえて多めに配合でき、SPF効果を高く出すことができるのです。だから、酸化チタン(&酸化亜鉛)には、「超微粒子」のものも売られています。

しかし、超微粒子にすればすべて解決・・・かといえば、そうでもないのです。「超微粒子」というのは「ナノ粒子」のこと。今危険性が問われている問題があります・・・。私は難しくてイマイチ理解しきれず、まとめて書く自信がないので、こちらをご参照ください。 → ナノ粒子の危険性

しかし、ナノ粒子を避けるとなると、“超微粒子ではない酸化チタン”を使うのだから、ある程度の白浮きは覚悟しなければなりません・・・。その上、SPFは高くは望めません。白浮きとの兼ね合いがあり、パウダーのみならず「ファンデーション」の場合でも、極端に多くは配合できないようです。

逆に、ファンデーションなどでSPFが高めのもの・SPFが高いことがアピールポイントのものは、超微粒子である可能性が高いです。(だいたい、SPF20ぐらいのものなら、超微粒子だと考えてよい。)
なるほど、だからファンデーションやパウダーには、SPFの高いものが少ないのですね。酸化チタンを配合していても、SPFじたいを表示していないものがほとんどです。むしろ、表示されていないほうが、いかにも“超微粒子の威力”で無理して作っていなそうで、安心してしまいます。
いや、表示するほどのSPF効果を持たないということもあるかもしれません。それなら、わざわざ入れなくてもいいのに・・・と思ってしまいます。酸化チタンを入れるだけで、肌への負担がかかってしまいます。

・・・そういうことで私は、“気やすめ程度”のSPFのために、無理やり酸化チタンを入れて肌に負担をかけるぐらいなら、入れないことにしました。紫外線カットは、本職の日焼け止めに任せておけばいいじゃないですか。

ちなみに、酸化亜鉛も紫外線カット(反射)効果を持ちますが、酸化チタンよりはその作用は弱いです。酸化亜鉛も同じく、超微粒子でないとSPF効果が高くならなく、白浮きとの兼ね合いがあります。また、酸化亜鉛は炎症を抑える効果などは持っていますが、乾燥ぎみになる傾向があるので、乾燥を気にするなら入れないほうがよいようです。







●カバー力
いざ、酸化チタンなしで作ってみたのですが・・・ここで問題が起こりました。
基材のコーンスターチと、色をつける酸化鉄。これだけだったのですが、ためしに肌に塗ってみると・・・塗ってから数分経ってみると、肌とまったく同じ色に調整したはずなのに、なんだか・・・日焼けしたみたいな肌に見えてくるのです・・・。ベージュが“透明がかったオレンジ”っぽくなりました。しかし、実際に日焼けはしていません。

それは、パウダーの色(酸化鉄)が皮脂と混ざり合うことで、色が濃く見えてしまっていたのでした。クリーム(下地クリーム)を塗った後にパウダーをつけると、クリームの油脂と混ざってしまうのです。
たとえば、このように。↓ 手の甲にホホバオイルを塗って、その上から、「コーンスターチ&酸化鉄」のパウダーを伸ばすと・・・
20081122105734.jpg

コーンスターチは、吸水力があり、油分も吸います。単品で付けると、ほどよく半透明のベールをかけたように付きますが、そのような“透け具合”が酸化鉄の色を濃く見せていたようでした。
つまり、コーンスターチは「カバー力」が弱い。それは“肌の粗”を隠すカバーの意味というよりも、「酸化鉄の色のカバー」の役割には不十分だったようでした・・・。
例えば、洋服に水や油が付くと、そこの部分の色が水に染みて濃くなりますよね?そんなイメージです。

なるほど・・・だから、コーンスターチは、世間のファンデーション等の“基材のメイン”にはならないのでしょうね。せっかく、機能はすばらしいのですが。その機能を生かして、ベビーパウダーではメインで使われています。ベビーパウダーなら、色も付けないし、カバー力は関係ないですからね。

基材のメインで有名なのは「タルク」です。手持ちのファンデーションやパウダーの成分表示を見てみてください。ほとんどにタルクが入っているはずです。タルクも皮脂・油脂は吸いますが、吸水力はない素材です。(親水性はありますが。)だからそれが“酸化鉄のカバー力”にもなるのでしょう。

タルクとは:
滑石を砕き洗浄して粉末にしたもの。付着力が強い。のびや、すべりのために使われる。 吸水性はない。肌につけたときその粒子により表面積が増え、毛細管現象により余分な水分を吸い上げ飛ばし、水分や熱の放散が促進されて、肌をさらっとした状態に保つ(厚く塗りすぎると効果は半減)。ファンデーション、あせも予防などのベビーパウダーに使われる。


コーンスターチに劣らず、こちらも機能はすばらしいです!さすが、基材のメインとなるだけあります。



さらに、意外なところで酸化チタンの役割にも気づくことになりました。先ほど省いた酸化チタン・・・実は、紫外線カットの役割以外に、「カバー力」の役割も果たしていたのです。「白浮き」っていうのは、ある意味、カバー力のことなんですね。なるほど・・・だから、SPF目的でなく(だから、SPF表示なんかせず)配合されるわけです・・・。


・・・ここでもうお分かりのとおり、カバー力というのは「色の濃さ(酸化鉄)」ではなく、パウダーの「質(粉の種類)」で決まるのですね。
どんなに色黒用の濃いパウダーでも、基材が水に透けやすかったり、さらに酸化チタンが無ければ、カバー力の無いパウダーになります。皮脂と混じることで、実際よりももっと濃い色が、肌の上ににじみでてしまうことになります。







●対処法
じゃあ、基材をタルクにしたほうが良いのか。酸化チタンはやはり多少なりとも入れるべきか。
考えましたが、やはり私は、肌に負担になる酸化チタンは加えないことに決めました。残るは、基材の問題です。タルクにするべきか。

ところが・・・最近、このタルクが避けられる傾向が出てきています。それは、「アスベスト」が関連しているそうです。いろいろ調べましたが、私としては、化粧品に使われるタルクはそんなに問題ないと思いました(メーカーにもよるかもしれませんが)。しかし、アスベストというイメージを呼ぶようになってしまったタルク・・・あちこちで、ちゃんとした理由も分からないのに避けられてきています。
『タルクを使っていません。』などという宣伝文句のパウダーも売られています。タルクをやめて、代わりの基材を使ってリニューアルしたパウダーもあります。しかも、なぜタルクが良くないのか、というハッキリとした説明がないので、それだけでは、いかにも“タルクが肌に良くないから使っていない・使うのを辞めた”・・・と、消費者に思わせますよね? また、消費者のほうがタルクを避けようになってきたので、売る側も「売れるもの」を作るためには、そのようになるのかもしれません。


あいにく、家にはタルクが無かったので、コーンスターチのみをそのまま使っての対処法を考えました。先に“下地パウダー”として、コーンスターチ単品を塗って、膜を作っておくのです。(エトヴォスの下地のシルクパウダー がヒントとなりました。) 先にそれを塗っておいてから、通常通り、酸化鉄入り(色つき)のパウダーを重ねます。そうすると、酸化鉄の色のにじみが出るまで長持ちしました!!しかし、あくまで“長持ち”であり、1日中メイクしたままだと、夕方ぐらいには皮脂により、いくらか色がにじんできたように感じました。




・・・そういうことでやっぱり、酸化鉄を入れるからには、基材はコーンスターチだけでは足りない。水に透けにくい・透けない基材が必要です。その点、タルクは吸水性がないので、水に透けることがなく、カバー力があり、向いているのです。

そういう意味では、先ほどのエトヴォスのシルクパウダーは「フィブロイン100%」のタイプで水に溶けないので、下地の役割には適しているのかもしれません。




最近のタルク離れにより、タルクの代わりになる基材として使われているのが「セリサイト」です。これは、吸水性の点はちょっとわかりませんが(水の中に入れてみると、コーンスターチ同様、沈み、混ぜると解けたようには見えましたが。)、どうやら、タルクほどではないにしろ、水に透けにくいようです。

セリサイトとは:
白雲母族の鉱物で、表面が絹糸の光沢を持つことから「絹雲母」とも呼ばれている。 微細な白雲母族の鉱物で、白色~類白色粉末、ほとんど無臭。ファンデーションなどのベースとして使用される。
お肌につや、輝き感を感じるので、表情が明るく表現できる。酸化チタンでコーティングしてマットなものもある。セリサイトには「セレン」が含まれていて、酸化を防ぐ効果をもつ。



なんと・・・酸化を防いでくれるなんて、すばらしい・・・・!
セリサイトは、紫外線を含む電磁波をある程度カットしてくれる作用があります♪UVBをカットし、UVAによるダメージを抑える効果があります。しかも、皮脂の酸化も防いでくれるという優秀さ!!
酸化チタンにも紫外線カット作用はありますが、セリサイトは、酸化チタンよりも肌にやさしいのが良い点です。

では、本当に透けにくいのか、そのカバー力を試してみました。さきほどと同じく、手の甲にホホバオイルを塗り、その上に「酸化鉄&コーンスターチ&セリサイト(←コーンスターチの倍を加える)」つけると・・・
20081122110147.jpg
おぉ・・・酸化鉄の色が濃くならない・・・!!



または、セリサイトでなく「マイカ」を使っている場合もあり、今話題になっている「ミネラルファンデーション」はマイカが多いようです。「マイカ・酸化鉄・酸化チタン(&酸化亜鉛)」という内容。しかし、キラキラのマイカが基材となると、かなりキラキラ・テカテカしそうですが、どうなんでしょうか?先ほどの“下地パウダー”としてマイカも使ってみましたが、やはり、キラキラしすぎて下地には私の好みではありませんでした。

マイカは、「キラキラ」と言っても、ラメのようなキラキラともまた違って、“自然な肌つや”を出してくれます(分量を間違えなければ)。粉モノを塗って、マットになりすぎると、いかにも「塗りました」的な仕上がりになってしまうので、少しだけ仕上げにマイカを付けると、自然なツヤがでてキレイです。ハイライトとしても、この自然さがピッタリです。
基材にまでしてしまうとキラキラ・テカテカ度が高いので、ハイライトなどの「後付け」や、アイシャドウの材料など、ポイントメイクで合うと思います。

マイカ(雲母)とは
花崗岩や雲母片岩を粉砕して作られる鉱物の一種。水晶などに含まれるケイ素などの元素(雲母)が主成分。粉末にした際にパール光沢のでるキラキラした素材として、より美しい肌の色や表情を与えるために用いられる。市販の口紅やアイシャドーが気に入らないときにも、マイカを加えて自分の好みの色に変えることもできる。ファンデーション、パウダー、アイシャドウ、チーク、口紅、バスソルト、バスボム、クリーム、ローション、シャンプー、コンディショナー、石けんなどの色付けにも使われる。








●パウダーの色は薄くてもよい
もしかして、今まで使っていたパウダーでも、酸化鉄の色の「にじみ」現象があったかもしれません・・・。今頃になって気づきました。夕方になると、メイクはくずれてないにしろ、顔色が“濃く”なっているように思うこともありました。それが「疲れによるくすみ」かと思っていたのですが(^^;;)、もしかしたら、皮脂と酸化鉄がまりじあって出た色だったのかも?! カバー力(基材が何か、酸化チタンの量がどれぐらいか)によるのでしょう。私は、先にも書いたとおり、顔の目元以外は、ロゴナのルースパウダーに、たっぷりコーンスターチを混ぜて薄めて使っていたので、カバー力は薄まっていたと思われます。

また、そうやって皮脂と混じりあうことで色が変わることも踏まえて、パウダーならば「かなり薄め」に作ってもよいのだと気づきました。私は、肌と“まったくの同じ色”にすることに重点を置いていましたが、まったく同じにする必要はないのです。

しかし、これが「ファンデーション」ならば、肌となるべく同じ色にするのがよいでしょう。それは、ファンデーションとは肌を“カバー”(肌の粗を隠す意味もかなり含む)する役割をもつので、もしこれが、肌よりもかなり実際より薄い・白っぽい色だったら・・・小梅太夫かバカ殿みたいなメイクになってしまいます(笑)。
しかし、「パウダー」なら、もともとが薄づきで、肌じたいをカバーする目的とは違うので、肌とまったく同じ色にこだわらなくともいいのですね。






●“基材のみ”もアリ
そうやっているうちに、また思いついたことがありました。パウダーの場合、「肌よりも薄い色」でよいなら・・・いっそのこと、基材のみでいいのでは?!と。基材の白い色のみで。なぜなら、ファンデーションとは違って、「肌のカバー力が無い(いらない)から、肌と同じ色のパウダーにすることも無い」・・・のだから、色そのものがそんなに必要ではないってことですよね?
リキッドファンデーションの仕上げに使うパウダーだとしても、リキッドのペタペタを抑えるためのパウダーだから、カバー力は要らないし、色も大きくは影響しません。

また、酸化鉄(色)を入れるばっかりに、そのにじみをカバーするためにあれこれするわけですから・・・。色が無いほうがいろんな意味でラクです。


そういうわけで、私は、酸化鉄さえも入れない“基材”のみを付けることで落ち着きました!(笑)
意外とこれが、大丈夫なのです。夕方になっても色の“にじみ”(→くすみ)がないし、気分的にもなんだかスッキリです。ほぼ、すっぴん気分。でも、恥ずかしくない(笑)。


私が選んだ基材は、やっぱり「コーンスターチ」。そして、酸化を防いでくれる「セリサイト」。つまり、「コーンスターチ&セリサイト」を混ぜた基材です。

しあげに、マイカ。これでマットすぎず、自然なツヤが出ます。ハイライトのように、Tゾーンや鼻筋にスーッとつけてもオッケー。もちろん、最初から、基材に少し混ぜておくのも可。

メイクの流れとしては・・・
洗顔後のスキンケア → クリーム(メイク下地) → 基材のみ(コーンスターチ&セリサイト)のパウダー → マイカ → いつものポイントメイク(チーク、眉毛、アイシャドウなど)。








●カバー力の利用
パウダーでも、ファンデーションに負けず劣らず(?)、カバー力のあるものもあります。「パウダーなのにカバー力があります。」という宣伝文句の商品などがそれです。(おそらく、基材や酸化チタンでカバーを出しています。) 
ういう場合は、なるべく肌に近い色を選んだほうがよいでしょう。いわゆる、「ファンデーション」を選ぶ時と同じように選べばいいのです。カバー力のあるものを肌に付けるなら、肌と同じ色にしないと、塗った部分だけ目立ったり、白すぎればバカ殿(笑)のようになってしまいます。

それでも、「ファンデーション」に比べたら、パウダーのカバー力は、たかがしれてるかもしれませんが。

私は、目のクマ隠しにロゴナのプレスドパウダーを使っていました(タルク、酸化チタン入り)が、そのように、目元だけは少しカバー力が欲しいところです。先ほど写真入りで載せた、せっかく作った色つきのパウダーは、セリサイトを加えてカバー力を追加し(肌への負担のため、酸化チタンは無し)、酸化鉄でもう少し色を濃い目にして、目元用のパウダーを作りました。
(ポイント:クマやシミ隠しには、実際よりも濃い目の色のほうが自然に隠れます。)

あらかじめ、コーンスターチ基材で作った分があれだけの量だったので・・・その倍の量のセリサイトを加えなければなりませんでした(^^;)


クマ隠し用のパウダー〔材料〕:
コーンスターチ、セリサイト(←こっちを多めにする)、酸化鉄(赤・黄)

酸化鉄を混ぜる場合の基材は、
コーンスターチ:セリサイト=1:2以上
セリサイトが多めなら、たとえば、1:3でもよい。少なくとも、1:2の差は必要。





●まとめ
【材料】
コーンスターチ
セリサイト ・・・ほどよい輝き。電磁波カット。酸化鉄の色浮き防止。

〔オプション〕
マイカ ・・・ 程よい輝き(単品だとハイライトになる)。
酸化鉄(赤・黄) ・・・ 色をつける場合。
酸化チタン ・・・酸化鉄の色浮き防止。紫外線カット。カバー力。
タルク ・・・ 酸化鉄の色浮き防止。カバー力。



酸化チタンは、「ナノ粒子」問題を考えるなら、超微粒子は避ける

酸化チタンでのSPF効果には期待しない。(紫外線対策は、日焼け止めクリームに任せる)

パウダーの色の濃さは「薄め」でよい。あとでなじめばちょうどよくなる。(薄付きの場合)
いっそ、基材のみでも良い。

酸化鉄を入れるなら、基材は・・・
吸水性がないタルク、水に透けにくいセリサイト、水に溶けないシルクパウダーのフィブロイン100%(セリシンが入っているのはダメ。→参照)など。
または、酸化チタンを加えてカバー力を出す。


カバー力を持たせたいときも、上と同じ。基材選びと、酸化チタンを入れることでカバー力が出せる。


酸化鉄を混ぜる場合の基材の例は、
コーンスターチ:セリサイト=1:2以上
セリサイトが多めなら、たとえば、1:3でもよい。少なくとも、1:2の差は必要。

マットになりすぎるなら、マイカ混ぜたり、後付け(ハイライトなど)する。





ランキングに参加しています。
よかったら、下のアイコンにポチッとクリック、お願いします
読んでくれてる方が多かったら、また更新頑張ります♪
ランキングの順位を見たい方も、クリックどうぞ^^
にほんブログ村 美容ブログ スキンケアへ

テーマ : コスメ・スキンケア・ヘアケアのよくある質問(FAQ) - ジャンル : ヘルス・ダイエット

13:23  |  2.成分  |  TB(0)  |  CM(51)  |  EDIT  |  Top↑

2008'11.19 (Wed)

その2(19)&その3(19) 細胞賦活作用

こんにちは。
いよいよ乾燥しやすい季節ですが、肌の調子はどうでしょうか?

前回、「細胞賦活作用」が出てきたので、調べてみたところ、意外にも、その作用を持つ成分が多いことに驚きました・・・!! 
乾燥を始めとする肌のトラブル、もしかしたら、落とし穴がこの細胞賦活作用“かも”!?しれません。




●「細胞賦活作用とは」
前回の復習になりますが、まとめて書きます。
細胞賦活作用とはなにか?それは、病的状態を元の健康な状態にすることで、化粧品関係では特に、皮膚細胞の代謝を活発にさせる働きを意味します。聞こえはいいのですが、正常な範囲での肌では“良くないターンオーバー”“早すぎるターンオーバー”になり、無駄にターンオーバーを早めるだけです。肌本来が「成熟した肌細胞を上へ送り出そう」という角質層のすこやかな成長(ターンオーバー)とは、似ているようで異なります。

ターンオーバーは周期28日で、遅すぎると角質が溜まりすぎて良くありませんが、早すぎても良くありません。早急に即席で作られた細胞は未熟で、水分保持力が弱く、スカスカの乾燥肌になり、毛穴の目立つ「不全角化」の状態になります。

「傷を早く治す作用、元の健康な状態に戻す作用」とは、ターンオーバーを通常より早めて、新しい細胞を作って早く傷を治そう、という、やむを得ない早いターンオーバー。たとえ、「不全角化」の未熟な視細胞で、毛穴も目立ち、乾燥しがちでも、傷を早く治さないとバイ菌が体内に入ってしまいます。このように、健康面を優先する場合、美容面は犠牲になることもあるのです。







●角質の取りすぎは良くない
これは、「角質培養」の項を読んできた方には、もう分かりすぎるぐらいの内容です。

「健康面を優先して、やむをえず美容面を犠牲にする」のとは別で、健康面とは関係なく、むだに美容面を損ねるのが・・・角質培養に反する「角質のとりすぎ」で、むりやり早められたターンオーバーです。

角質が取りすぎになっている原因は、大きく分けて、ケアの仕方と、使うものの成分です。

ケアの仕方では、洗顔のしすぎ、こすりすぎ、毛穴の汚れ(角栓)の取りすぎ(べりっと剥がすシートなど)、ピーリングなど角質を取ることを意識しすぎ・・・などが問題。しかも、毛穴の汚れ(角栓)が溜まる原因こそが「角質を取りすぎ」にあるので、その行為は「毛穴の汚れ(角栓)のスパイラル」状態です。続ければ続けるほど角栓はなくならず、黒ずみはひどくなるばかりです。(参照→毛穴の黒ずみ(角栓)

そしてもう1つ、「使うものの成分」とは、合成界面活性剤の強すぎる洗浄力・浸透力、合成ポリマーの強い密着力・撥水力。そして、その他が角質を取る作用を促進する成分で、「細胞賦活作用」といえます。ピーリング系のスキンケア用品は、あえて使わなくても良いものです。

しかし、合成界面活性剤や合成ポリマーを避けることは今まで何度も書いてきましたが、「細胞賦活作用」はなかなかのクセモノ。“ノンケミカル”なものにも、良い成分のようなフリをして入っています・・・。これが、私が前回の記事「シルクパウダー」の件で、今更気づいた落とし穴でした。






●角質が剥がされた直後の症状
角質をとった直後は、ツルツルの手触りがあります。が、それは一瞬だけのこと。肌が良い状態になったわけではないのです。毛穴の角栓を絞ったりシートで取り除いた直後も同じく、角栓による毛穴の黒ずみはなくなりますが、すぐに状態が悪くなり始めます。

ターンオーバーをむだに早められ、急いで作られた角質層は、未熟な細胞なので、毛穴に弾力性がなく、皮脂がこびりつきやすい状態になっています。キメが荒く、化粧がくずれやすく、進行すると毛穴が目立つ「不全角化」状態になります。さらに進むと、角栓(毛穴の黒ずみ)ができやすくなります。

このように、未熟な細胞の第一段階は、まず毛穴周辺に「皮脂がたまりやすい」ということ。これが、白ニキビ(コメド)の始まり・ニキビの“初期の初期”です。赤みはなく、しぼるほどでもない、痛みもない、つまようじの頭ぐらいの小さなプツプツがたくさんでき、触るとザラザラします。そして、乾燥ぎみになります。しかも、この症状は、人によっては自分でも気づかないことがあります。

実は、それよりももっと前の段階がありますが、とてもささいな変化なので白ニキビ(コメド)よりももっと、自分でも気づいていないことが多いです。その症状とは、肌がところどころ“平らに盛り上がっている”感じです。蚊にさされたようなぷくっとしたもののすごく小さいのが、ところどころにあるような感じ、と言えば分かりやすいでしょうか。ボコボコ(BOKOBOKO)ではなくて、ポコポコ(POKOPOKO)。ささい、と言えばささいなレベルです。

なぜ自分で気づきにくいのか。それは、光によって・その部屋の明かりによって、目立つこともあれば、目立たないこともあるのです。電車の中では顔色が悪く見えませんか?それと似たような感じで、明かりによって顔色も、肌の本来の状態も、違って見えます。特に“平らなポコポコ”は、手触りには変化がないし、もちろん色の変化もないので気づきにくいのです。違う場所では、本当に問題のないツルンとした肌に見えても、光・明かりによってハッキリ見える場所があります。
私の場合は、会社のトイレが一番、肌映りが悪く見えます。薄暗い街頭のような明かりだからかもしれません。“平らなポコポコ”の具合がハッキリと見えます・・・むしろ、それが真実を映しているとも言える?!私の目標は、会社のあのトイレの鏡で見ても「問題なし!」の状態にすること(笑)。私は、あのトイレの鏡がなかったら、ポコポコに気づかなかったかもしれません。








●細胞賦活作用を含む成分
今のところ、調べて分かった限りでは下記の通りです。

尿素、ムコ多糖類(アロエ、アルギン酸・・・など)、乳酸、リシノール酸(ひまし油、別名キャスターオイル)、リノール酸を含むもの(ローズヒップオイル、ピーナッツ油、コムギ胚芽油・・・など 詳細→こちら)、サポニンを含むもの(ヘチマエキス、トウセンカエキス・・・など)、α-ヒドロキシ酸(AHA)、リンゴ酸、酒石酸、マンデル酸、グリコール酸、ヒノキチオール、スクワレン(スクワラン)、ビタミンA(レチノール)、セリシン(シルクの成分)、加水分解コラーゲン、プラセンタ、プエラリアミリフィカ根エキス、ローヤルゼリーエキス、イチョウ葉エキス、ホエイ(牛乳)、ゲンチアナ根エキス、オランダカラシエキス、加水分解酵母エキス、加水分解水添デンプン、クロレラエキス、グロスミン(クロレラ由来のエキス)、オタネニンジンエキス(高麗人参エキス)、クマザサエキス、豆乳発酵液、オトギリソウエキス、オレンジ果汁、レモン果汁、ライム果汁、ユビキノン(コエンザイムQ10)、大豆フラボステロン、センブリエキス、タイム、カロットエキス、スギナエキス、アルギニン酸(アミノ酸の1種)を含むもの、シャクヤク根エキス、アシタバエキス、トマトエキス、タイソウエキス、セイヨウナツユキソウエキス、(セイヨウ)オトギリソウエキス、プロポリス(・・・の、フラボノイド)、ユーカリエキス

※ ただし、その作用にも強い・弱いの差はあると思います。


代表的なのが「尿素」。秋・冬の時期、ドラッグストアに行くと、店頭にはハンドクリームやかかとの角質を取るクリームが目立つところに積まれています。そのクリーム類のアピールポイントのダントツ1位が「尿素配合」です。そして、よくよく成分表示を見てみると、「スクワラン」も一緒に配合されていることに気づきました。

尿素は、弱い殺菌作用や傷を治癒する作用があり、また、角質を柔らかくする作用があるので、足のかかとなど目に見えてゴワゴワと厚くなった角質を取るのには最適です。かかとのゴワゴワは、ただ取るだけでは何の解決にもなりません(やがてまた、厚くなります)。しかし、「細胞賦活作用」は、正しいターンオーバーになるように働きかける作用。最初にごそっと厚い角質を取ったら、すこやかな角質が育っていくようになります。アトピーの治療にも利用されます。いわば、極度に悪化した角質から「リセット」して、新たなターンオーバーを始めてやり直すことです。合成界面活性剤などの強い洗浄力・浸透力とは違って、「取りっぱなし」ではありません。

AHAは、ピーリングの代表ともいえます。フルーツに多く含まれているのでフルーツ酸とも言われます。角質がバラバラになりやすいように作用し、角質を取れやすくします。

スクワランとは深海鮫の肝臓の油(スクワレン)を蒸留・精製したオイルです。鮫だけでなく、オリーブなどから取れる植物性のスクワランも使われていて、価格的には、鮫肝油由来のスクワランとそれほど変わりません。植物性ということで人気もあるようですが、深海鮫から取れるスクワレンに比べると純度は下がるという説もあります。
スクワランとスクワレンの違いは、深海鮫の肝臓から採れる肝油の主成分=スクワレンに、化学的に水素を加えて安定させたもの(酸化しにくい状態にしたもの)がスクワラン。つまり、製造の過程で言えば、スクワレン→スクワラン、です。
私たちの皮脂膜にも、スクワレンは含まれています。皮脂膜と同じ成分、ということから、保湿など保護の役割として利用されるのでしょう。


ヒノキチオール」は、ヒノキの木から取れる天然抽出成分。
これはパックスナチュロンのクリーム類、化粧水に入っていて、防腐剤・殺菌効果のために使われています。ヒノキチオールには、カビや腐朽菌の成長を防ぐ殺菌作用があります。私は、この殺菌作用を利用して、足の裏対策のクリームとして使っています。足のかかとは角質が厚く、そういう部分には「悪臭を出す雑菌」が住みやすいのだそうです。それが、ヒノキチオールの「角質を取る」作用もあるとは、なんとちょうどよかったことか☆ しかもドンピシャで、ヒノキチオールには「雑菌から出る悪臭を防ぐ消臭・脱臭効果」もあるとのこと!まさに足の裏対策にぴったりの成分です。
ヒノキチオールは、アトピーの治療にもよく使われているそうです。これも、尿素と同じ、「細胞賦活作用」ならではの特性ですね。



注意したいのが、これらの成分そのものが悪いのではありません
ようは、使い方を間違えないことです。尿素のところで書いたのが代表的ですが、最初の悪い状態には効果があり、それが正常なターンオーバーを始めてすこやかな状態になったら、やめなくてはなりません。そうしないと、“むだに角質をとる”だけになり、不全角化など、角質のとりすぎの状態になっていきます。
もともと正常範囲の肌なら、最初からやるべきではありません



また、口から取り入れて効果のあるものもあります。しかし、いくら肌にある成分と同じでも、それを肌に塗ることでそれと同じ効果が出るとは限らない、ということでしょう。

例えば、「レモン」。大昔の民間療法で、レモンの輪切りを顔に貼る美容法がありました。レモンのビタミンCたっぷりなフレッシュなイメージからも、確かに美肌になりそうです・・・が、ビタミンCをそのまま顔に貼り付けても、肌から浸透させることはできません
だから、ビタミンCの分子を変えたり、浸透性の高いものを添加して名前を変え、化粧品に配合されることもあります。それが「ビタミンC誘導体」。さらにそれの水溶性のものは浸透が弱いのですが、脂溶性のものは浸透力が強く真皮にまで届けようとするもので、一概に良いとも言い切れません。
・・・このように、レモンを肌に乗せても、ビタミンCが浸透が期待できないばかりか、酸性度が強すぎて肌を荒らしてしまいます。しかし、ビタミンCを体内に口から取り入れることでは大きな効果を生むことは、誰もが知っていますよね?



上の一覧にある「アロエ」は、口から取り入れた効果は、胃腸の傷を治したり(胃潰瘍などに効果)、水分を腸内にあたえて便秘を治す整腸作用、血液中でウイルスをやっつけるという、感染症への抵抗力増大の作用があります。アロエヨーグルトやジュースなどもあり、美肌に良いものには違いないのですが、肌に乗せることでの期待は・・・どうなのか。
たしかに、アロエはムコ多糖類というネバネバした組織をもち、非常に水分を含みやすい性質なので、化粧品に配合されると「保湿」効果は発揮します。他には、アロエを傷口に塗ると治る・・・というような民間療法を聞いたことがあります。調べてみたら、たしかにありました。アロエは殺菌力もあり、傷口の細胞を活性化させて自然治癒力を高めるそうです。
しかし、健康面では効能が発揮されるとしても、これもやはり、美容面だけを狙う場合には、むだにターンオーバーを早めるでは・・・?

アロエが持つ傷を治す作用は・・・『アロエベラゲルに含まれるマンナンは、患部に存在する線維芽細胞と結びついて、線維芽細胞を刺激し、コラーゲンなどの産生を増大させ、早く傷口が治るようにする。』・・・だそうです。コラーゲン生成ということから、ターンオーバーの促進作用は、もしかしたらおだやかなレベルなの“かも”しれません。また、傷がある場合“のみ”に働く作用かもしれません。もしそうなら・・・とても「ありがたい」成分です。しかし「角質を取る」目的のもの・ピーリング系のものにもよく配合されている事実が・・・やっぱりそううまくはいかない気がして・・・心配ですね。
しかし私は、尿素に比べたら、アロエのその作用はおだやかなのでは・・・?思っています。(確信・確認はしていませんが、あくまで予測)


コラーゲンやプラセンタもリストにあがっていますが、やはりこれも、体内にある成分と同じだからって、肌にそれを塗ればいい、ってわけには行かないのかもしれませんね。やっぱり、口から摂るのが一番安全・安心です。リストを見ると、食べる・飲む分には健康にも美容にも良い結果を生むものがたくさんありますね。ローヤルゼリー、クマザサもそうです。







●・・・結局、今は断定はできない(笑)
良い成分か、悪い成分か、迷ったら頼るのが「成分毒性判定辞典」!!でも、この本でも、「細胞賦活作用」のことは載っていません・・・。
ただ、成分の安全性のレベルを確認することはできます。先ほどリストにあげた成分の判定を見てみました。その毒性の判断はさまざまで、「軽い毒性(△)」のものもあれば、「強い毒性(■)」とされているものもあり、また、「毒性の心配なし」のものもありました。
しかし、「毒性なし」の判定だからといって安心できるわけではありません。なぜなら、この本の判定は「細胞賦活作用の危険」に沿って判定したものではないからです。植物性のエキスには、しみやがんに繋がるとされる毒性もありますし(例:クマリン)、細胞賦活作用とは関連のないところで判定した結果が、この本に書かれている判定です。



スキンケア用品のクチコミを見ていると、「合った!」「ニキビが激減した♪」など喜びのクチコミとは逆に、「ブツブツが出来た」「ニキビ(コメド)が発生した」「使い続けたら肌がザラザラした」「なんだか乾燥する」・・・など、合わないクチコミが多い場合があります。その商品が、成分上、完全なノンケミカルであっても・・・です。とくに、角質が取れたときの初期症状に似ている悪化が多いものには「細胞賦活作用」が関係しているのでは?・・・と思い、下記のとおり、書き出してみました。すべてノンケミカルの商品です。その商品に含まれる、細胞賦活作用をもつ成分のみ、書き出します。(一部です)


*ぴのあ 「シルクパウダー」   ・・・セリシン
*パックスナチュロン 「UVナチュロンクリーム」 ・・・スクワラン、ヒノキチオール
*パックスナチュロン 「エモリエントクリーム」 ・・・ヒノキチオール
*ハーバー 「スクワフェイシャルソープ」 ・・・スクワラン
*ハーバー 「スクワラン」 ・・・スクワラン
*トータルヘルスデザイン 「オードヴィーブサンスクリーン」 ・・・アロエベラエキス、加水分解コラーゲン、ユビキノン
*天使の美肌工房(天使の美肌化粧品) 「天使の美肌水」 ・・・尿素
*すっごい泡せっけん 「すっごい泡せっけん」 ・・・セリシン、アルギニン酸(メカブの中のアミノ酸)
*オラクル 「クリーム・ルネサンス」 ・・・オタネニンジンエキス、クマザサエキス、植物性スクワラン、スギナエキス、オトギリソウエキス、タイムエキス、ローズヒップ油


もともとニキビのあった人は、「ニキビが激減した!」との良い効果があるようですが、傷を治して正常な状態に戻す作用ですから、最初にトラブルのあった人には、たしかに“最初は”良い結果を生むと思います。しかし案の定、「最初は良かったのに使い続けたら乾燥した」との声も・・・。

合う・合わないの原因は、簡単な言い方・ラクな言い方をすれば「アレルギー」「体質」などですが、私は、もっと深く考えてみると、「細胞賦活作用」の働きではないだろうか?と思っています。

もちろん、単にアレルギーの場合もありますが。先日の「シルクパウダー(セリシン)」の件でも、メーカーによっては「アレルギーを起こす場合があります。」と表示しているところもありますが、合わなかった人への言い訳(←言葉は悪いですが)として、アレルギーと言ってしまえばラクですよね・・・。また、悪影響の出ないように「●%まで」と、使う割合の“おススメ”を制限しているところもありました。


上にあげたパックスナチュロンの「エモリエントクリーム」も、そのような症状により「合わなかった」という声があります。これはヒノキチオールによる作用のせいではないかと思っています。それにしても、パックスナチュロンの日焼け止め・・・。せっかくの成分良好で安いのに・・・スクワラン、ヒノキチオールが・・・(--;;) たしかにこれは「乾燥する」との声も多い日焼け止めです。保湿効果の高いスクワランもたくさん入っているのに、考えてみれば不思議ですよね。私は特に悪影響はなかったのですが、言われてみれば、“平らな盛り上がり”などには思い当たるふしが・・・。

トータルヘルスデザイン 「オードヴィーブサンスクリーン」に関しては、細胞賦活作用らしき症状のクチコミもありましたが、さほど多くはないので、やはりこれに含まれているアロエは、そこまで細胞賦活作用が強くないの“かも”しれません。



・・・このように、いろいろ考えたり調べたりしたのですが、結論が出せません。いや、本当は自分の中では、ほぼ答えは出ているのですが・・・それが正解だと断定できないのです。どこを探しても「細胞賦活作用は良くない」の一言を書いているものがありません(笑)。それにクチコミは、確証がないし、いつクチコミしたか(使用直後か数日経ってからか)でも症状・書く内容が変わるので、クチコミだけでは断定はできませんよね・・・。


まだまだ、角質を取ることも、細胞賦活作用にも、好意的な見方が多いのです。いくら調べても圧倒的に“良いもの”という見方が多く、それに沿った化粧品がどんどん作られています・・・。角質を取るのが良い、ターンオーバーを促進できることが良い→細胞賦活作用は良い作用!・・・という考えがやっぱりまだまだ主流です・・・。
その上、角質をとる目的でなくても、その「細胞賦活作用」じたいが良くないものとして注目されていません。だから、ノンケミカルな化粧品でも、細胞賦活作用を含む成分はたくさん使われていています。

それらのメーカーに問い合わせてもきっと意味がなさそうですが(^^;)、何件かは問い合わせしてみました。返事は今のところありません。もしあっても、「はいそうです。角質を取って悪化します。」とは言えないのだから、「肌に悪くはありません。」と言うか、「合う・合わないは個人差があり、アレルギーが出る場合もあります。」と言うしかないかもしれません・・・。


まだまだ調べる余地がありそうなので、今回は断定できせんが、これからも調査を続けていこうと思います。ただ、理論上、どう考えても、「角質を取れやすくする細胞賦活作用」は、良いとは思えない。その私の考えだけはハッキリしました。これを実証するには、自分がやってみれば分かりますよね。とりあえずは、私はなるべく、「細胞賦活作用」を持つ成分は、フェイス用には使わないで様子を見てみようと思っています。そして、「平らなポコポコ」レベルの肌荒れさえもなくなったら、最高です。


もし、化粧品を使って思い当たる症状が出たら、細胞賦活作用を含む成分があるかどうか、確認してみてください。意外とそれが「落とし穴」かもしれません。

また、細胞賦活作用といっても、その作用にも強い・弱いの差はあると思います。合成界面活性剤を乳化剤として使わないとクリームが出来ない、やむをえないのと同じように、何もかもシャットアウトして完璧にならなくても、「許容範囲」を自分なりに決めて使うとよいと思います。






●細胞賦活作用の利用法
・・・というわけで、今のところ有効だといえる利用方法は次のとおりです。

傷を治す
足のかかとの角質取り・におい対策
水虫の治療
アトピーの治療
ニキビの治療

※正常なターンオーバーを始めてすこやかな状態になったら、使用をやめること。もともと正常範囲の肌なら、最初から使用するべきではない。



【追記】
クチコミのチェックで「すっごい泡せっけん」というものを追加しました。これはセリシン配合、さらにメカブの中のアミノ酸「アルギニン酸」が細胞賦活作用をもつ石鹸で、角質を取る作用が働きますが、この石鹸の売り文句・アピールポイントが「角質培養せっけん」とのこと(^^;;) 角質培養どころか、逆効果なのに、なぜ・・・? クチコミでも、乾燥や白ニキビなど、“案の定”なものも多いです。本当に、宣伝文句というのは、よく分からないものです・・・。



【3ヵ月後の結果報告】
この記事を書いて、細胞賦活作用の成分に気をつけるようになってから3ヶ月たちました。今、2009年2月23日です。
肌への成果はというと、自分でも驚くほどの成果が出ています!
もう、「ポコポコ(POKOPOKO)」レベルのものさえ、すっきりと無くなりました!!『真実を映す鏡』で見ても、堂々のツルツルです!!
2009.jpg





ランキングに参加しています。
よかったら、下のアイコンにポチッとクリック、お願いします
読んでくれてる方が多かったら、また更新頑張ります♪
ランキングの順位を見たい方も、クリックどうぞ^^
にほんブログ村 美容ブログ スキンケアへ

テーマ : コスメ・スキンケア・ヘアケアのよくある質問(FAQ) - ジャンル : ヘルス・ダイエット

18:05  |  2.&3.  |  TB(0)  |  CM(32)  |  EDIT  |  Top↑

2008'11.14 (Fri)

その2.(18)&その3.(18) シルクパウダーの使い分け

こんにちは。

シルクパウダーの件で「おしらせ」を書きましたが、やっと詳細が書ける状態になりました。シルクパウダーが良いのか悪いのか、いろいろと不安な思い・戸惑いをあたえてしまったかもしれません。本当に申し訳ありませんでした。


結論から書くと・・・シルクパウダーは
フェイス用なら、「フィブロイン」しかも、「フィブロイン100%&超微粒子」タイプ限定。
ヘアトリートメント用なら、「セリシン」。こちらは、100%でなくても、超微粒子でなくてもよい。


ということは・・・
・ぴのあ (セリシン30%、フィブロイン70%) → ヘアトリートメント用
・PEACH-PIG (セリシン100%) → ヘアトリートメント用
・PEACH-PIG (フィブロイン100%)超微粒子 → フェイス用
・etvos(エトヴォス) (フィブロイン100%)超微粒子 → フェイス用


では、これらについて詳細を書いていきます。






●シルクパウダーとは
蚕の繭が原料であるシルク(絹)の粉末。さらに、「ファンデーション、パウダー」の記事での説明は、次のとおりでした。
『白色または乳白色で、わずかに特有のにおいがある。吸水力、保湿力がある。シルクプロテインというたんぱく質を含み、アミノ酸組成が人間の皮膚や毛髪を構成するアミノ酸組成比と類似しているので、皮膚や毛髪になじみがよい。紫外線を反射してカット、また、電磁波もカットする。ファンデーション、パウダー、眉ずみ、アイシャドー、クリーム、乳液、洗顔料、化粧石けん、シャンプー、リンスなどに使用される。』
しかし、実は、この説明だけでは親切ではありません。



シルクパウダーの主成分は、「セリシン」(25%)と「フィブロイン」(70%)というたんぱく質。図のように、セリシンがフィブロインを包み込んでいます。
seli01-i.gif

通常、洋服に使われる絹は、フィブロインのみ。セリシンは、精錬という工程ではがされ(溶かされ)、フィブロインだけを残したのが絹糸となります。それを粉末にしたのがシルクパウダーです。
しかし、最近ではセリシンの良さ・効能が注目され、セリシン、フィブロン、それぞれ(または混同して)がパウダーとして使われるようになりました。この2つが、それぞれに特徴を持っていて、それによって適した用途も異なります。だから、先ほど書いた“親切ではない”説明というのは、セリシンとフィブロインの特徴が“混同”して書かれた説明なのです。では、それぞれの特徴の詳細を書いてみます。






●セリシンの特徴
独特のにおいがある。水に溶ける(エタノールにだけは溶けない)ので、パウダーを溶かして化粧水やクリームなどにも使うことができる。
肌への吸着性がよい。肌の天然保湿因子(NMF)のアミノ酸組織にきわめて近く、保湿力がある。外気中の水分・皮膚上の分泌物を吸収し、適度に発散させる。
主なアミノ酸は「セリン」。「アスパラギン酸」は成長作用・細胞賦活作用がある。
電磁波、紫外線をカットする(紫外線を吸収してカットする)。抗酸化作用がある。活性酸素を抑える効果はビタミンCの3.8倍
メラニンを増やすチロシナーゼの働きを抑制する。

髪への効果:薄いフェルト状の純白の光沢膜を形成し、髪にはりこしつやを出す。

食べる効果:便秘、ミネラル吸収促進、大腸がんの予防、血糖値抑制。
※そのままでは分子が大きいので消化できない。加水分解されたものに限る。






●フィブロインの特徴
水に溶けない。よって、精錬という工程で絹糸を取る際、水に溶けるセリシンははがされ、フィブロインが残る。
人のアミノ酸組織に類似しているのはセリシンのほうだが、親和性はこちらのほうが高い。そのため、手術の人工皮膚、縫合用の糸にも使われる。
三角の形をした粒子。そのため、化粧品のパウダーに使われる際は、超微粒子にされることが多い。
主なアミノ酸は「グリシン」、「アラニン」、「セリン」。

食べる効果:高タンパク質、低カロリー。
※そのままでは分子が大きいので消化できない。加水分解されたものに限る。






●比較
どうでしょう?!どっちも肌になじむ性質はパウダーに向いているようですが、セリシンのほうが「お得」感がありますよね?!だって、あの電磁波や紫外線カットの作用もあって、活性酸素を抑える効果がビタミンCの3.8倍ですよ・・・!魅力的すぎます。しかし、セリシンでネックなのが「におい」です。

私は今までシルクパウダーをヘアトリートメント用(スプレー)に使ってきました。パウダーを水に溶かしただけの簡単なものです。
PEACH-PIGの「セリシン100%」と、ぴのあの「セリシン30%&フィブロイン70%」です。
セリシンはにおいがあるので、PEACH-PIGのセリシン100%は、におい対策が必要でした。といっても、「セリシンを溶かす量を少なめにし、薄く作る」「におうのは濡れている時のみで、ドライヤーで乾かせばにおいは消える」・・・という、簡単にクリアできるものでしたが。
ぴのあは混合で、セリシンが入っていますが30%なので、においはさほど気にならず、乾いた髪にも使えたので、朝の寝癖直し兼用として使えました。

PEACH-PIGには、「フィブロイン100%」のほうも売っています。また、etvosも「フィブロイン100%」だそうです。
フィブロインは水に溶けないので、ヘアトリートメントスプレーには使えないだろうと思います。ぴのあの混合では、セリシンだけが溶けて乳白色になり、フィブロインは沈殿します(使う直前にボトルを振ります)。
よって、フィブロイン100%のものは、フェイスパウダー専用になります。
 


では、セリシン、フィブロイン、いずれもフェイスパウダーとして使う場合はどうでしょうか? どちらをパウダーに使いたいと思いますか?
フィブロイン100%なら、粒子が三角の形状なので、必ず「超微粒子」になっているものを選びましょう。そのほうがつけ心地もよくしろ浮きしないはずです。逆に、超微粒子になっていないと、肌を傷つけるかもしれません

「超微粒子」=ナノ粒子ですが、今ぼちぼち騒がれている「ナノ粒子」の問題は、シルクパウダーの場合は気にしなくてもよさそうです。シルクはたんぱく質なので、体内に入ってもアミノ酸として分解されます。ナノ粒子で問題なのは、人間の体内でも活性を持つようなもので、単に小さいだけで活性を持たないものなら、シルクでなくても問題はない、とのことです。

さて、セリシンですが、おそらく、セリシンのほうを選ぶ人が多いのでは?上記の特徴を見たところ、魅了的な効能が満載ですからね。セリシンはにおいがネックですが、それさえ我慢すれば・・・。
・・・しかし。しかしです!!ここで思わぬ落とし穴がありました・・・・(><)  それというのは・・・







●細胞賦活作用
「セリシンの特徴」で書いた、「天然保湿因子(NMF)」。これは角質層内にも存在するもので、NMFとは「Natural(自然)  Moisturizing(保湿)  Factor(因子)」のこと。つまり、“自然に潤いを与えるもの”という意味です。
たしかに、角質層の水分は本来、外側から与えるものでなく、体内の内側から表皮までにじみでてきたものです。化粧水や美容液である程度の水分は与えられますが限度があり、それを超えると角質層はふやけてはがれやすくなってしまいます。つまり、肌バリアが壊れます。角質層はNMFを持ち、“自分の意思で”水分を蓄えられます。それが本来の力です。
だから私は、肌に優しいスキンケアとは、外側からどうにかしないといけないものではなく、肌本来の力を“手助け”するケアだと思っています。

先日、青森のりんご農家“木村さん”のDVDを見ました。農薬も肥料もいっさい使わない、奇跡のりんごを22年前に開発したという人です。以前、NHKの番組「プロジェクトエックス」に出演し、そのDVDがあります。図書館でも置いているところがあり、本も出ています。その木村さんがいうには「りんごは自分で生きて育つ力があり、私は、それを“手助け”するだけ。“育てる”のではない。」と。私がいつも思っているスキンケアの考えとまったく同じだ・・・!!(笑)と思いました。農薬・肥料なし、っていうのが、スキンケアで言う「ノンケミカル」につながりますね。



話を戻しまして・・・  その“自分の意思で水を蓄え、調整できる”機能をもつ「NMF」の成分は次のとおり。

アミノ酸 40%
PCA(ピロリドンカルボン酸) 12%
乳酸塩 12%
尿素7%
NH3,尿酸,グルコサミン,クレアチニン 1.5%
Na,K,Ca,PO4,Clなどの無機塩類 18.5%
クエン酸塩 0.5%
糖,有機塩,ペプチドなど 8.5%


この一番上に書いた「アミノ酸」の組織が、セリシンのアミノ酸組織と似ています。そのアミノ酸の中でもっとも多いのが「セリン」で保湿効果を持ちます。そして、「アスパラギン酸」というアミノ酸があり、これが、セリシンの特徴の中で書いたとおり「細胞賦活作用」を持ちます。


ところで、NMFの成分一覧の中に「尿素」がありますね。最近は、ハンドクリームや化粧水などでも使われ、「尿素配合」というのがアピールされた商品をよく見かけます。尿素はNMFの成分の1つだけあって、水に馴染みやすい性質を持つため、お肌の水分を保ち乾燥を防ぎます。尿素には、傷が早く治る作用、さきほどのアスパラギン酸と同じ細胞賦活作用があります。


では、その細胞賦活作用とはなにか?それは、病的状態を元の健康な状態にすることで、化粧品関係では特に、皮膚細胞の代謝を活発にさせる働きを意味します。それなら良いことでは?と思うかもしれませんが、これは“良くないターンオーバー”“早すぎるターンオーバー”のことです。肌本来が「成熟した肌細胞を上へ送り出そう」という角質層のすこやかな成長(ターンオーバー)とは、似ているようで異なります。

ターンオーバーは周期28日で、遅すぎると角質が溜まりすぎて良くありませんが、早すぎても良くありません。早急に即席で作られた細胞は未熟で、水分保持力が弱く、スカスカの乾燥肌になり、毛穴の目立つ「不全角化」の状態になります。

「傷を早く治す作用、元の健康な状態に戻す作用」とは、ターンオーバーを通常より早めて、新しい細胞を作って早く傷を治そう、という、やむを得ない早いターンオーバーなのです。早すぎるターンオーバーで作られた細胞は、「不全角化」の状態で未熟です。毛穴も目立ち、乾燥しがちです。しかし、傷を治すためにはやむを得ないでしょう。傷がそのままでバイ菌が入っては身体にとって悪影響となります。このように、健康面を取る場合、美容面は犠牲になることもあるのです。

その“やむを得ない”のとは違って、健康面とは関係なく、むだに美容面を損ねるのが・・・角質培養に反する「角質のとりすぎ」で、むりやり早められたターンオーバーです。それなのに、角質を取ることを良いことと思い、ピーリング効果のあるものを使う人が多いのです。

ピーリング系のスキンケア用品には、「尿素」の配合されたものもあります。そう、尿素の「細胞賦活作用」はずばり、「皮膚表面の角質を作るタンパク質に作用し角質を除く働き」を意味します。シルクのセリシンも、尿素ほどメジャーではないにしろ、同じように角質を取る目的で使われていることが少なくないようです。そういえば思い出しましたが、私が過去に「角質培養」にめざめたきっかけである、石鹸の試しすぎ(汗)、あれは、「セリシン入りの石鹸」を使って肌が不全角化状態になったからなのです・・・。
このように、ターンオーバーを早めて新しい細胞を作るのを促す細胞賦活作用、その作用を持つ成分を肌に塗ることで「角質を取る」ことになります・・。



どんどん話がそれましたが、ここでまとめると、
シルクパウダーのセリシン→NMF→尿素・アスパラギン酸→細胞賦活作用→角質を取る

つまり、シルクパウダーのセリシン→角質を取る・・・・・・・。
シルクパウダー(セリシン)・・・・あんなにも魅力いっぱいなのに、角質培養をしている人には避けたいものになってしまいました(涙)。

シルクパウダーといえば保湿!といわれているのに、意外と「少し乾燥した」という声も多いのが不思議でしたが、それはおそらく「セリシン」配合のシルクパウダーを使い、角質が取られるのが原因だと思います。
私は、「ファンデーション、パウダー」の記事を書き上げた後、フェイスパウダーとして使ってみたのですが・・・、つけた瞬間のつけ心地は良いものの、2日目、3日目・・・と経つと、肌の調子が良くないことに気づきました。小さなプツプツ(赤みなどは無し)が細かくでき、きめが粗くなり、洗顔してすっぴんの肌を観察すると、ところどころがうっすら赤く、まさに、角質の取りすぎの時の状態でした。

セリシンのアミノ酸組織が人のNMFにたとえそっくりだとしても、それを外側から与えたからといって、その力が強力になるとは限らないのですね。やはり、“自分の意思で水を蓄え、調整できる”機能というだけあって、「肌本来の、自分の意思」でなければ正常に作用しないのかもしれません。

追記記事→ 細胞賦活作用




●細胞賦活作用の利用方法
さて、その「角質を取る」作用をもってしまう尿素、セリシンですが、ほかにはスクワレンもその作用を持つようです。

その「細胞賦活作用」の利用方法ですが、顔の角質とりには良くなくとも足のかかとなどの目に見えてゴワゴワしたレベルの角質とりには有効です。

角質の働きは不思議なもので、自分で取れる時期を知っていて、取れる時期がきたらするっと取れる、目にみえないレベルのもの。しかし、足のかかとのようにゴワゴワに何層も角質が溜まっている場合は、細胞賦活作用のあるものを塗ることで、ごそっと取って、正しくターンオーバーが進むように働きかけることができます。
今まで何度も言っている角質培養の「肌のターンオーバーを早めすぎると、結果的に悪化する」ということが、この場合に限ってはおこりません。ごそっと取れた後、肌(かかと)は、正常なターンオーバーを行おうとし始めます。合成界面活性剤などの強い洗浄力による「たんぱく質を溶かす」だけの作用とは異なり、「細胞を活性させる」作用ですから、“角質をはがして終わり”ではないのです。肌本来の機能って、本当にすごいですね。これは、アトピーの治療でも使われることがあります。

ここで注意ですが、先ほども言ったように、これは足のかかとのように、極端にゴワゴワした溜まった角質には効果がありますが、顔のような薄い角質層で「正常範囲」の状態ではやるべきではありません。ムダにターンオーバーを早めて、不全角化するだけです。

また、もうひとつ、足のかかとのほうでの注意。最初の“背中を押す”だけなら良いのですが、細胞賦活作用を“常用”するのは良くありません。「使い続けるとダメ」ということです。最初の“背中を押す”だけに利用し、正常なターンオーバーが進んだら、あとは顔のケアと同様、使わないほうがよいでしょう。使い続けると、ムダに早すぎるターンオーバーの繰り返しです。最初に後押ししてあげたら、後は肌本来の力で動き出します。過保護にあれこれ手を加えすぎたり、無理やりどうにかしようとするのは逆効果になります。







●まとめ(それぞれの用途)
★セリシン100%
・ヘアトリートメント(スプレー)。濡れた髪(ドライヤー前)専用。
・足のかかとの角質取り。
 ※ヘアトリートメントの場合は、髪の毛に液体をつけたまま乾かすので、においの問題で、セリシンは少なめに入れて薄く作る。
  足のかかと用なら、ゴワゴワをとったら洗い流せばよいので、においは問題なし。濃く作ってもよい。


★セリシンとフィブロインの混合
 ・ヘアトリートメント(スプレー)
 ・足のかかとの角質取り。
※セリシンの配合率により、においはさほど気にならない場合あり。ぴのあの配合率(セリシン30%、フィブロイン70%)なら、濡れた髪・乾いた髪兼用。寝癖直しにも使える。


★フィブロイン100%(超微粒子)
 ・フェイスパウダー
 ※水に溶けないのでヘアトリートメントは不向き。
 ※超微粒子を選んだほうがよい。もし、超微粒子でないフィブロンなら・・・肌を傷つけないよう、こすらないよう慎重に顔に塗る必要あり。



一言に「シルクパウダー」と言っても、セリシンなのかフィブロインなのかを確かめてから、目的に合うものを使うようにしましょう。もしどちらかが分からないようなら、クチコミなどで「におい」があるかどうか、が目安になります。『においが気になる』と言われているなら、セリシンが入っています
セリシンを使ってのパウダーや、それを溶かした化粧水やクリームもあります。しかし、セリシンは尿素と同様、「角質を取る」作用があることを心に留めておいてください。

追記記事を更新 → 細胞賦活作用

今日も長くなりましたが、読んでくれてありがとうございました。

※ 分かりにくい部分もあったので一部(細胞賦活作用&その利用について)書き直しました。




ランキングに参加しています。
よかったら、下のアイコンどちらかにポチッとクリック、お願いします
読んでくれてる方が多かったら、また更新頑張ります♪
ランキングの順位を見たい方も、クリックどうぞ^^
にほんブログ村 美容ブログ スキンケアへにほんブログ村 美容ブログ オーガニックコスメへ

テーマ : コスメ・スキンケア・ヘアケアのよくある質問(FAQ) - ジャンル : ヘルス・ダイエット

07:21  |  2.&3.  |  TB(0)  |  CM(20)  |  EDIT  |  Top↑

2008'11.13 (Thu)

【更新前のおしらせ】 シルクパウダーの件

こんにちは。

今日は一言だけお知らせして、後日、ゆっくりとこれについて更新します。お待ちくださいね。


今日のお知らせというのは・・・
先日お知らせした「ファンーでション、パウダー」の中の「シルクパウダー」の件です。

保湿やら、電磁波カット、紫外線カットなどなど、すばらしいメリットばかりのシルクパウダーですが・・・
角質を取る」作用があるらしいことが分かりました・・・。
うーん・・・これは、角質培養には良くない成果です(泣)。
どのメーカーでもそんなことは書いてないし、そのヒントになる言葉を使っていたとしても、ストレートに「角質を取る効果がある」とは書いていません。私が、とある言葉に「・・・?」と疑問を感じたのと、自分が使ってみて実感したことから、絞り込んで探っていって分かりました。


この件で、いろいろなメーカーに質問メールもしてみたのですが、回答がピンボケだったりし(^^;;)、同じことを伝えるにしても、“ものは言いよう”だな・・・・・とか、「商売」というものを感じたり・・・・(苦笑)。

シルクパウダーの成分やその配合率で、角質を取らないようにする方法・取れないようにした商品も、あることはありますが、ただ、そっちにも別の心当たりがあり、デメリットがある“かも”しれず、今、調べ中です。


ただ、今まで私が使用してきたぴのあ、PEACH-PIGのシルクパウダーを「ヘアトリートメント」として使う分には問題ありません。
(ただし、エトヴォスのシルクパウダーは、成分上、水に溶けない種類なので、ヘアトリートメントとしては向いてないかもしれませんが。)

また、角質を取る作用は「角質培養」には良くないのですが、足の裏などのゴワゴワするレベルの角質を取るのには問題ないと思います。
(しかし、これまたエトヴォスの場合は、角質をとりにくく加工してあるのでその目的には使えなそうです。)

・・・ん?エトヴォスのは角質を取らない?! じゃあそれがいいんでは・・・・?と思われましたか?
いやいや、これが、先ほどチラッと書いた、残されるデメリットの可能性、“かも”の件です。



とりあえず、“かも”の件の詳細が分かったら、すべてまとめて書き上げますので、もう少々お待ちください。
私のブログを見て、シルクパウダーをフェイス用として購入された方、デメリットは1つも無いと信じていた方、申し訳ありませんでした・・・!!!


更新しました→ シルクパウダーの使い分け

テーマ : コスメ・スキンケア・ヘアケアのよくある質問(FAQ) - ジャンル : ヘルス・ダイエット

16:23  |  おしらせ  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008'11.10 (Mon)

その8.(3) コラーゲン

こんにちは。

つい最近、「老化防止」のカテゴリができたばかりですが、それまで・今までは、角質培養を中心としたケアの話で、“老化だけが原因ではない、本来あるべき肌の力を引き出すこと”、いわばまずはスタート地点に立とう、ということでした。「老化防止」のテーマでは、そこから一歩進んで、老化のおおもとの原因である「活性酸素」とその影響を少しでも軽減できる方法について探っていきます。

角質培養の項を読んできた方は、「肌バリア」という表皮のケアには自信が持ててきたでしょうか。しかし、鏡を見て、笑顔を作ってみてください。盛り上がったほほ肉から、こめかみあたりにかけての部分・・・“こまかいしわ”のような“さざなみ”が出来ていませんか? 鏡の前ではすました顔を映すことが多かったり、肌バリアがいくらすこやかで透明感があっても、残念ながら、この“さざなみ”はまた別問題です。プリッとした肌なら、顔の肉を寄せても、このような“よれ”が出来なかったはずですよね?・・・老化って怖い(>0<) これは、角質培養で表皮のケアが完璧でもたちうちできない、もっと“内部”が問題です。

角質培養では「角質層」の話が中心でしたが、老化防止となると、角質層よりさらに下部の「真皮」の話が多くなります。下の左の図では、一番上の「セラミド」がある部分が角質層でしたね。「真皮」とは、そのさらに下のほうにあります。
il_1.gif   hada_illust[3]

左の図のとおり、真皮に存在するのが、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸
どれもなじみのある言葉かと思いますが、真皮まできて初めて存在するもの。今まで角質培養では肌バリアから下部へは浸透させないことが基本であったので、これらのものが真皮に存在するのは分かっていても、「どうにか浸透させよう」という意識は向けられなかったはずです。

しかし、これらが年齢とともに減っていく・・・というのはぼんやりと知っていましたね?浸透させられず、しかも減っていく・・・その対策はないものか?今回は、それについて考えてみます。




●コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸とは
コラーゲンとは:
人間や動物の体を形づくる繊維状のたんぱく質。私たち人間では体の中の全タンパク質のおよそ3分の1がコラーゲンといわれている。骨・軟骨・健・胃・腸・血管壁などもコラーゲン抜きには成り立たない。骨といえばカルシウム・・・というイメージがあるが、決してそれだけではなく、いやむしろ、コラーゲン繊維が中心で、それにカルシウムが付着したものである。しっかり立てられたコラーゲンの鉄骨に、すきまを埋める形でカルシウムのコンクリートが付着して、初めて丈夫な骨になる。

皮膚の真皮では水分を除いた70%がコラーゲンで出来ている。つまり肌のほとんどがコラーゲン。ここにあるコラーゲンが減少することで、肌の弾力がなくなり、「しわ」になるため、「美肌を保つにはコラーゲン!」とさかんに注目されている。(このため、商品にとりあえず「コラーゲン配合」と表示するだけで売れる傾向もありますが(苦笑)、そのことについての“コラーゲンによるひっかけ”は、後で注意点として書きます。)
他のタンパク質の多くが細胞の中で水に溶けた状態で存在しているのに対して、コラーゲンは細胞の外にあって、繊維や膜状の構造体を形成しているのが大きな特徴。


エラスチンとは
コラーゲン同様に細胞の外で働く繊維状のたんぱく質。ゴムのように伸び縮みする弾力性があり、別名「弾力繊維」とも呼ばれる。真皮では、コラーゲンにコイル状にからみついて、コラーゲンの繊維をつなぎとめるように支えている。例えると、ベッドのスプリング(ばね)のような役割を持ち、肌のはりを保っている。
hada_illust[4]


ヒアルロン酸とは
体内の全ての基本的な結合組織中に存在する、酸性ムコ多糖類。皮膚では、タンパク質と結合して細胞の隙間を埋める基礎成分。皮膚や眼球、関節に多く含まれており、保水、弾力を必要とする部分に不可欠な物質。

ヒアルロン酸原末を溶かして手作り化粧水や美容液を作っているのは、今までも紹介してきましたが、これは角質層より下部の真皮までへ浸透させるためではなく、角質層までの部分(肌バリア)を保湿するためのものです。ヒアルロン酸は、たった1gで6リットルもの水分を保つ力を持っているという優れものです。
(詳細記事 → 美容液の存在意義





●コラーゲンを壊すもの
・紫外線
・ストレス
・活性酸素

コラーゲンもエラスチンも、年齢とともに減少しますが、これも活性酸素と、その影響の蓄積といわれており、いわゆる“老化”そのものの原因は活性酸素だといわれています。(参照→ 活性酸素と抗酸化
cora7.gif    il_2.gif

紫外線は体内の活性酸素を増やし、脂質を過酸化脂質にし、細胞を酸化させてしまいます。これによって肌細胞が「さびる」のが老化です。特に、コラーゲンは紫外線を浴びることで切断される、というダイレクトな影響を受けます。太陽を2分間浴びるとコラーゲンは切れてしまい、すると、コラーゲンを結びつけているエラスチンも働きを失います。それだけでなく、紫外線を浴びることによって「コラゲナーゼ」という酵素が過剰に分泌されてしまうと、コラーゲンをどんどん壊していってしまいます。(コラゲナーゼは通常では、古くなったコラーゲンを分解し、新陳代謝を促す働きをしています。)

また、紫外線のもう1つの悪影響は、言うまでもなく、メラニン色素を活発にして「しみ」「そばかす」を作ってしまうことです。それを“黒”ダメージと呼ぶのに対して、コラーゲンの減少については“黄”ダメージといいます。それは、コラーゲンが紫外線や活性酸素の老化により黄褐色に変化する事で肌がくすむことです。

まとめると、紫外線・ストレス・活性酸素による老化 → しみ・しわ・くすみ
このうち、コラーゲンが壊れることで起こるのは、しわ・くすみ





●コラーゲンの“ひっかけ”に注意
先ほども少し書きましたが、とりあえず「コラーゲン配合」と表示すれば売り上げが上がる傾向があります。コラーゲンがブーム・・・いや、ブームというより、もはや美容にとって“定着”したキーワードになっていて、消費者は、「美肌に良い」というイメージが強くなったコラーゲンに、ついつい“ひっかけ”にあっています(^^;) 惑わされないよう、必要以上にお金をかけたりして損をしないよう、下記のことを理解しておきましょう。理解した上で、自分に必要だと思って好んで買うのなら、悔いはないでしょう(笑)。


①化粧品に含まれるコラーゲン
コラーゲンは様々な種類のアミノ酸が3本集まって三つ編みのようならせん状になっており、それは常温において抽出直後から分解を始めてしまうような極めて不安定な物質。しかも、コラーゲンは高分子のため、皮膚から浸透しません。そのため通常の店頭に並ぶ化粧品には配合出来ないのです。実は、コラーゲン配合と書かれたものは、分子を小さくした(低分子にした)『コラーゲンペプチド配合』です。
低分子にして浸透させられるなら、問題ないのでは?・・・と思うでしょうが、その浸透も「角質層」までの話です。よって、高分子のままにしろ、低分子にしろ、どっちみち、本来コラーゲンが存在する「真皮」まで浸透させることはできないのです。
肌表面を覆うか、せいぜい角質層まで浸透するか、どちらにしろ、「肌バリア」を覆って保湿するのみの働きです。これによって、肌の感触・見た目は一時的に良くなるかもしれませんが、けっして「肌にコラーゲンが増えた」のではないのです。保湿目的であれば、他の保湿成分でもじゅうぶんであり(例えば、ヒアルロン酸など)、特別にコラーゲンにこだわる必要もありません。

仮に、合成界面活性剤などの浸透力で肌バリアを壊して真皮まで浸透させられたとしても、肌バリアを壊してしまうのでは元も子もありません。そのほうが逆に、ダイレクトに肌がダメージを受けてしまいます。しかも、合成界面活性剤で肌バリアを壊した後は、それがバレないように、取り去ったフタを補うためのニセモノのフタ、ビニールのフタである「合成ポリマー」が使用され、皮膚呼吸を妨げ、水面下で乾燥が進んでいきます。

肌にコラーゲンがたくさん存在し、それが年齢とともに減っていく・・・。だから、しわ・弾力にはコラーゲン!!とさかんに叫ばれ、それにつけ込んでか、コラーゲンを強くアピールした化粧品であふれかえっています。まるで、それらを使えば「肌の中に浸透できて、コラーゲンが増える」と思わせている・・・と思いませんか?(笑)
これは、ヒアルロン酸やエラスチンにおいても同様です。


② 食べるコラーゲン
コラーゲンブームで、コラーゲン入りのサプリメントや粉末を飲んでいる人が多くなりました。コラーゲンは、ゼリーの原料であるゼラチンのことなので、美容目的のために、ゼラチンをそのまま溶かして飲んでいる人もいます。
しかし、その効果は・・・?というと・・・
コラーゲンを口から摂り入れても、そのまま直接、それが体内のコラーゲンとして生成されるとは限りません。肉を食べたらそのまま体内で肉にならないのと同じで、コラーゲン→コラーゲン、になるわけではありません。コラーゲンはいわゆる「たんぱく質」です。ですから、たんぱく質を摂っているのと同じことで、体内で分解され、アミノ酸になり、それがどのように体内で生まれ変わるか・使われるかは分かりません。
コラーゲンを摂る=たんぱく質を摂る、なので、身体に悪いようにはなりませんが、美容目的の人がコラーゲンを摂る理由の「肌の真皮のコラーゲンを増やす」という目的がストレートに達成される、とは限らないのです。
コラーゲンだけ摂取していれば安心、というのは間違いで、コラーゲンだけに頼るのは、「たんぱく質の中の1種類」だけをせっせと摂っている・・・ということにすぎず、食事の偏りになります。

そういうわけで私は、コラーゲンのサプリメントもピンキリで、すごく高いものもありますが、わざわざそこまでして飲むほどこだわる必要もないように思います。やっぱり基本は、バランスよくいろいろな食材で食事をし、肉・魚・卵などいろいろな食材でたんぱく質を摂ること。サプリメントは摂るとしても、あくまで食事の“補助”です。
また、「活性酸素と抗酸化」でも書きましたが、サプリメントの吸収率は良くなく、必ずしもパッケージの表示どおりの量が体内には吸収されません。「食事」で摂る吸収力にはかないません。それでも高いサプリを買う必要があるでしょうか?
通常の食事で栄養を摂ることのメリットは、一言で言えば、「すべての健康・美容につながる」ことだと思っています。今回はテーマが「コラーゲン」ですが、その1つの目的に限らず、活性酸素除去やら代謝促進やら、他のいろいろな効果に繋がるからです。

コラーゲンドリンクなどもありますが、いわゆる、たんぱく質ドリンク・ゼラチンドリンクにすぎません。もしそれが高い飲み物だったら、美容目的で無理して飲むほどこだわる必要はないわけです。お茶などと同じぐらい気軽に買えるもので、たまたまそれが、“美容目的関係なく、自分の好みだから飲む”のなら個人の自由です。
ただ、「コラーゲン●mg配合!」というように宣伝している商品は、明らかに、消費者の“美意識”を突っついている・・・と思いませんか?(^^;) 最近は、ドリンクに限らず、お菓子などでも「コラーゲン配合」などと書かれているものを多く見かけます。特に、グミなどゼラチンを使ったものに多いのですが、コラーゲンはゼラチンなので、「コラーゲン配合」というのは当然のことともいえます。「コラーゲン配合」のお菓子が、「コラーゲンを増やす」お菓子とは言い切れません。


・・・肌からの浸透もできない、コラーゲンそのものを口から摂っても確実ではない・・・、それなら、ほかにコラーゲン生成を促す方法はあるのでしょうか?




●コラーゲンを生成するもの
・22~2時の睡眠、成長ホルモン
・ビタミンC
・たんぱく質
・紫外線防止
・活性酸素をなるべく溜めない・除去する
・線維芽細胞 

では、ひとつずつ説明していきます。

★22~2時の睡眠、成長ホルモン
コラーゲンの生成は、眠っている間の成長ホルモンの分泌と関係があります。22~2時は「肌のゴールデンタイム」といわれ、肌が生まれ変わる時間です。この時間に熟睡していることで成長ホルモンが分泌され、コラーゲンが生成され、肌の細胞の修復も行われます。ぐっすり眠ると、翌朝の肌がふっくらとしているのはそのためです。22~2時の間は熟睡していることが大事。私も22時に寝るのが目標で、22時半~23時になってしまうこともありますが、だいたい守れています。それが習慣になったせいか、23時を過ぎると眠くて起きていられません(笑)。

★ビタミンC
なんと言ってもビタミンCですね。コラーゲンの生成を助けます。ビタミンCはメラニン色素の生成を抑えたり、抗酸化作用があって活性酸素を除去する働きがあったり、優秀なビタミンです。体内で絶えず消費されていくので、摂取過剰の心配はありません。ストレスなど小さなことでもどんどん消費されるので、むしろ、積極的に摂ることを心がけています。「活性酸素と抗酸化」でも紹介しましたが、私はシーズケースを愛用しています。
シーズケース マルチビタミンタブレット ファミリーサイズ

@コスメでの私のクチコミ → シーズケース

※ただし、このシーズケース・・・砂糖(ブドウ糖)も含むので注意。砂糖の取り過ぎは活性酸素を生み出し、コラーゲンを切断します。


★たんぱく質
コラーゲンとは、ゼラチンのことであり、それは「たんぱく質」です。肉・魚・卵などいろいろな種類のたんぱく質を摂ることで、それがコラーゲンの元になります。先ほど「食べるコラーゲン」の説明で書いたような『コラーゲン→コラーゲン』とは限りません。
また、たんぱく質は「活性酸素と抗酸化」でも書いたとおり、抗酸化作用には欠かせないものです(それだけではなく、身体を作る美容にも健康にも欠かせないものですが)。


★紫外線防止
これはもう、言うまでもありませんね。紫外線によるデメリットはたくさんありますが、コラーゲンについて言えば、先ほど書いたとおり、「紫外線に2分当たるとコラーゲンが切断される」上、コラーゲンが黄褐色に変化して肌をくすませます。このように、紫外線によるコラーゲンがうけるダメージは、先ほども書いたとおり、「しわ」と「くすみ」です。紫外線対策はしっかりやりましょう。日焼け止め、日傘、サングラスなど。瞳からも紫外線をキャッチすると活性酸素が発生するので、サングラスも意外とあなどれないのです。外出直前にビタミンCなど抗酸化物質を摂るのも有効です。

参照→ 日焼け止め“以外の”紫外線対策


★活性酸素をなるべく溜めない・除去する
活性酸素がたまると細胞膜の脂質が過酸化脂質となり、それが真皮のコラーゲンを切断してしまいます。また、活性酸素が溜まることで、繊維同士がくっついて、固くてごわごわした弾力のないコラーゲンになってしまいます。紫外線同様、コラーゲンを黄褐色に変化させ、肌をくすませます。活性酸素を溜めない方法・抗酸化の対策は、「活性酸素と抗酸化」をご参照ください。


★線維芽細胞 
ここ、重要です!!コラーゲンを作る大元は、ここ「線維芽細胞」です。それは・・・






●線維芽細胞
コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を産み出す細胞。この線維芽細胞を活性させるとコラーゲンなどの作成もバンバンやってくれるのですが、線維芽細胞を活性させるものは何か?

線維芽細胞を活性させるもの
・角質層の保湿(順調な角質培養)
・可視光線
・成長ホルモン
・ビタミンA 
・ビタミンC
・たんぱく質 
・線維芽細胞増殖因子


これも1つずつ説明します。

★角質層の保湿(順調な角質培養)
角質層が乾燥していると、線維芽細胞の働きは衰えるそうです。表皮が乾燥しているからこそ、せめて真皮は頑張ってほしいのに、どうしてでしょうね?(^^;) 「ラップパック」のところでも書きましたが、『角質層に水分が保持されると真皮が安心して血行がよくなり、ターンオーバー(新陳代謝)で成熟した角質を上へ上へと送り出すようになる』のです。真皮というのは、表皮(角質層)の順調な状態が反映する部分なのかもしれません。
よって、角質培養で角質層のより良い状態を保っていることが大事です。しかし、「保湿が重要なんだ!」と思っても、やたらと水分を外側から与えることに夢中になってはいけません。「角質層の水びたし」は皮脂膜を奪い、結果、保湿どころか逆に乾燥肌になりかねません。それでも必死に角質層を水びたしにすると、角質層だけ水分が保持され、でも実は体内の水分がどんどん逃げて乾燥している・・・というインナードライになることもあるので注意です。この代表的な行為が「コットンパック」です。(詳細記事→ 目に見えない汗」とクリームの関係~インナードライとは~コットンパックをやめた理由
「保湿」は、外側から水分を与えるのは“良い加減”にすることと、皮脂膜を守ること。さらに、「ラップパック」で波に乗れば無敵です。


★可視光線
これは、“ついで”程度に書いておきます。ハッキリしたことは分かりませんが、可視光線が線維芽細胞を活性化する“ようです”。エステなどである「フォトセラピー」「ライトセラピー」「フォトトリートメント」などと言われるのがそれです。太陽の光は、細胞をイキイキと活性化し、免疫力を高め、人間が生きていくには欠かせないエネルギー。地球のエネルギーの源でもあります。しかし、太陽の光・・・といえば「紫外線」のせいで避けられしまっていますね。太陽の光そのものが悪いのでなく、その光の中の「紫外線」が良くないだけだって、「可視光線」は細胞の活性化に必要である、と。例えば、紫外線に当たりたくないばかりに、“完全に”引きこもって太陽に当たることが少しもなくなったとしたら・・・?紫外線は完全に防げるかもしれませんが、身体は別のものを欲するようになります。

そこで、太陽の光から紫外線をカットして「赤外線・可視光線」だけを当てるのが、エステなどにある光を浴びる美容法です。可視光線療法は、美容(美肌)効果のほか、疲労回復、血行促進、筋肉の疲れを取る、神経痛・生理痛・腰痛・神経痛の緩和などの効果もあるようです。
私は、数年前、それと同じしくみをもつ「バイオプトロン」という美容機器を購入しています・・・高かったのですが(汗)。しかも、めんどくさくて毎日は使っていませんが・・・・コレです。→バイオプトロン
クチコミでは、効果を感じるという人もいます。私の場合は、時々しか使わないからか、効果を感じないので売ってしまおうかとも思っていましたが・・・コラーゲン生成に期待して、もう少しマメに使ってみようと思います。


★成長ホルモン
成長ホルモンが分泌されると、線維芽細胞が活性化
します。さきほども書いたように、22~2時の睡眠で成長ホルモンが分泌され、コラーゲンも生成されます。
また、適度な運動も、成長ホルモンの分泌を促します。


★ビタミンA、ビタミンC、たんぱく質
さきほどの「コラーゲンを生成するもの」とかぶるので、補足的な内容だけ書きます。
ビタミンCについては、線維芽細胞が活性化するとき、大量にビタミンCが使われるので、重要なビタミンです。

ビタミンAについては・・・ビタミンAといえば緑黄色野菜ですね。これも積極的に調理で取り入れたいもの。ベータカロチン脂溶性で油と一緒に摂ると吸収が高まり、体内でビタミンAに変わります。ニンジンなどを使った野菜炒めが、一番イメージしやすいメニューです。私は、美容の効果があることもあって、ニンジンを積極的に調理に使いますが、野菜炒めの時など、油で(抗酸化作用ってことで、ゴマ油をよく使います)ニンジンを炒めていると、それだけで肌の粘膜がプルンとしてくる“気分”になります(笑)。
野菜ジュースは毎日摂っています。が、野菜ジュースにしてしまうと、ビタミン類が減ってしまうそうで、を入れると良いそうです。
黒酢じたいがアミノ酸たっぷりで、つまりは「たんぱく質」です。酢は酢でも、「黒酢」はアミノ酸量が多いのでおススメ。

私は、美容・健康のために「玄米黒酢」を何年も好んで飲んでいますが、酢の原液だけではとても飲めないので(飲めたとしても胃を荒らすので危険。笑。少量を何かで割って飲みましょう)、野菜ジュースで割って飲んでいます。おちょこ一杯程(約30cc) を水分で5~6倍にうすめてゆっくりと飲むのが理想です。

酢は赤血球の酸素を運ぶ手助け作用もあり、血液サラサラ効果があり動脈硬化を予防します。毎日摂ることで「朝スッキリ起きられる」という効果も。酢のクエン酸が疲労回復に効果があるのは有名ですね。乳酸を分解し、筋肉痛・肩こり・眼精疲労などの解消。悪玉コレステロールを分解し、余剰の栄養分が脂肪になるのを防ぐダイエット効果。腸の働きをよくし消化を助ける便秘解消殺菌力で病原菌を殺す防腐・抗菌作用。
コラーゲンに関しては、過酸化脂質の上昇を抑える働きがあります。すばらしい!さらに、ビタミンCの破壊酵素の働きを弱める作用もあり、抗酸化にぴったりです!このように、酢は美容・健康にさまざまな効用を持ちつつ、抗酸化物質でもあり、コラーゲン生成を促す手助けにもなるというわけです。

値段はピンきりですが、極端に安いものだと、ニセモノ(?)もあるのだそうです・・・。1000mlで 2500円~5000円程が相場だと。私は、昔は500円以下の黒酢も飲んでいましたけどそれはニセモノだったのでしょうか・・・・(^^;)? どれがニセモノ・本物かを見分けるのもまた難しいですね。今は、とあるアンチエイジングブログで推薦されていたこれを飲んでいます。ここは、黒酢の老舗で信頼できるのだそうです。

まるしげ上田 玄米黒酢 900ml玄米黒酢の本場 鹿児島県福山町産




★線維芽細胞増殖因子
これですが、見ただけでイメージできますね。これこそ、ダイレクトに線維芽細胞を活性化してくれそうです。これは、成長因子で、線維芽細胞の増殖を活発にし、スムーズに行われるように働きかけます。

これを含んだもので有名なのが「プラセンタ」。プラセンタエキスの入ったものも、コラーゲン同様にあちこちで見かけるようになりました。プラセンタとは、「胎盤」・・・母体と胎児とを結ぶものです。
zu-purasenta.jpg

胎盤(プラセンタ)には、胎児の成長を促進するために必要な栄養素が凝縮されていて、人間以外の動物は、産まれるとまず、胎盤を食べて栄養素を補給しています。
美容形成外科などでは「プラセンタ注射」があり、芸能人の誰それがやっている・・・などの噂はよく耳にします。“プラセンタを注入→線維芽細胞が活性化→コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸が生成→弾力・はりのある肌“ ・・・という流れです。
先ほど、『コラーゲンを食べたり飲んだり、サプリで摂るのは、ダイレクトにコラーゲン生成には結びつかない。』と書きましたが、コラーゲンを増やす目的なら、むしろプラセンタを摂るほうが利口といえます。プラセンタのサプリメントも多く出ています。・・・が、私は極力サプリには頼らないことにしているので特におススメできるサプリはありませんが(理由:お金がかかる、添加物が気になる、吸収率が良くない、どれが良い商品か分かりにくい・・・など)。プラセンタのサプリも、コラーゲン同様、ピンきりで、財布のことを考えると手頃な商品しか買えなくなるでしょうが、果たして、それで効くのかというと分かりません・・・。注射しかないのか?(笑)・・・と思いますが、これこそ高いし、できるだけナチュラルな生活の上でどうにかしたいですよね。


そこで、線維芽細胞増殖因子を含む食材を調べてみたら・・・ありました!「フコイダン」!!
フコイダンは、海藻の中でもワカメやコンブ、モズクなどの褐藻(かっそう)類に多く含まれている粘性物質です。そのヌルヌルした成分に、フコイダンが含まれています。その働きは多く、免疫力を向上させ、健康を支えるのに役立つそうです。
(※「フコダイン」として知られていますが、正式名称は「フコイダン」とのこと。)

フコイダンを含む食物
mori_img03_01.gif

ということは、「もずく酢」なんて、フコイダン&酢の組み合わせで、コラーゲンのためにすごく良いんですね!私は、めかぶが大好きで、めかぶを細かく切ったものに酢としょうゆを混ぜて、ご飯にかけたら何杯でも食べられます(笑)。

フコイダンは、線維芽細胞増殖因子によってコラーゲン生成を促すだけでなく、免疫力を高める作用で潰瘍(かいよう)の修復や、胃潰瘍・十二指腸潰瘍などを引き起こすピロリ菌の抗菌、肝炎を抑える、血中コレステロールの低下作用などもあります。また、抗がん作用もあります。

健康効果を得るのに必要なフコイダン摂取量は、体重1kgにつき1.2mgとされています。これを体重50kgの成人にあてはめると、一日約60mg。これだけの量のフコイダンを褐藻で摂ろうとすると、フコイダン含量がもっとも高いとされるオキナワモズクが600g必要になります。とはいえ、これは目安であり、摂取量の数値にこだわりすぎる必要はないと言われています。無理なく褐藻類を摂ることで、フコイダンの健康維持作用は十分に発揮されるでしょう。カロリー計算もそうですが、数値にこだわると、疲れて食事が楽しくなくなります。無理せず、楽しく摂るようにしましょう。

あぁ・・・プラセンタ以外で線維芽細胞増殖因子を含む食材が見つかってよかった・・・(笑)。





●まとめ(対策) コラーゲンを増やすには

〔食べ物〕
・たんぱく質
・ビタミンA
・野菜ジュース+酢(黒酢)
・黒酢
・ビタミンC
・フコイダン(もずく、めかぶ、こんぶなど)
・抗酸化の食べ物   参照→ 活性酸素と抗酸化
・(余裕があれば、プラセンタ対策)
・マカ
・リコピン → 詳細 UVA・UVB、セリサイト


〔食べ物以外〕
・22~2時に熟睡
・適度な運動
・紫外線防止
・肌バリアの保湿(角質培養)
・活性酸素を溜めない・除去する  参照→ 活性酸素と抗酸化
・(余裕があれば、可視光線ケア)



今回も長くなりました。読んでくれてありがとうございます。
結果的に、ざっくり言えば、「食事、睡眠、運動」なんですね。やっぱり、これに尽きます(笑)。

【追記】酢についての記載、追加しました。酢ってすばらしい・・・!!

【追記2】 マカも有効です!!!「まとめ」の食べ物のところに、追記しました。
詳細記事 → マカについては、「女性ホルモン」 または 「紫外線を浴びた後のケア」 に詳細あり。

【追記3】 リコピンもコラーゲンを増やすそうです!そして、UVAによって切断されるコラーゲンを守り、コラーゲン減少を抑えてもくれます!!




ランキングに参加しています。
よかったら、下のアイコンどちらかにポチッとクリック、お願いします
読んでくれてる方が多かったら、また更新頑張ります♪
ランキングの順位を見たい方も、クリックどうぞ^^
にほんブログ村 美容ブログ スキンケアへ

テーマ : 健康、美容、ダイエット - ジャンル : ヘルス・ダイエット

13:00  |  8.老化防止  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

2008'11.05 (Wed)

その2.(17) ファンデーション、パウダー

こんにちは。
だんだん寒くなってきましたね。風邪など引かないように気をつけつつ、美容・健康に磨きをかけていきましょう。12月になったらイベント目白押しです。肌を整えておくのも、体重・体調管理も、いまのうち!(笑)

さて、今日はファンデーションパウダーなど、「メイク」の基本とも言える、あの肌色の粉について書きます。
私は、ファンデーションを使っていません。でも、プレスドパウダーや、ルースパウダーは使っています。愛用しているのはロゴナ。左がプレスドパウダー、右がルースパウダー。目のまわりとTゾーンにプレスド、それ以外の部分にルースパウダー、と使い分けていて、わざわざ2種類を使い分けるほどのこだわりでもありませんが、なんとなく、“くずれにくさ・フィット感”などです。
(※ 今は、手作りのフェイスパウダーに移行しました。)
パウダーロゴナ01
これを見たら・・・左のコンパクトに入ったほうを見たら、特にメイク用品について詳しく知らない男性などは、「なんだ、ファンデーション使ってるじゃん。」って思うかもしれませんよね?
では、ファンデーション、パウダー、プレスドパウダーの違いを考えてみます。







●ファンデーション、パウダーの違い
【ファンデーションとは】
リキッドタイプと、パウダータイプがあります。
リキッドファンデーションは液状~クリーム状で、これを塗った後には、ペタペタを抑えるためにパウダーを重ねます。この2段階が「ファンデーション」です。
この2段階の工程を最初から1つにまとめたものが、パウダーファンデーション。2段階をまとめただけあって、パウダーだけど、しっとり・クリーミーっぽさがあります(程度はモノによって違う)。

【パウダーとは】
パウダー」は、ただのお粉。リキッドファンデーションでの2段階目に使うパウダーと同じものです。ルースパウダーや、フィニッシングパウダーなどとも呼ばれます。
このパウダーを、ぎゅーっと型に入れて押し固めて、プレスしたものが、「プレスドパウダー」です。スポンジで取った時の感触も、ファンデーションのしっとり感とは違って固さがあります。
つまり、ただのパウダーと、プレスドパウダーの違いはお粉がバラバラのままか、固められているか、の違いです。状態が違うだけで、たとえば、プレスドのほうを「ルースパウダー」と呼んでもおかしくないわけです。2つとも「お粉(パウダー)」の部類であり、ファンデーションではありません。
私が使っているロゴナで言えば、冒頭の写真の右のお粉を固めると、左のプレスドになります。(全成分は異なりますが、パウダーの定義で言えばそうです。) ・・・ということで、私は、ファンデーションは使わず、パウダーのみを使っているのです。






●パウダーのみで済む理由
ファンデーションとパウダー、この違いからも想像するとおり、ファンデーションはカバー力があり、しみなど隠したいところを隠すことも出来ますが、パウダーはカバー力が無いものが多く、薄づきです。
ロゴナのプレスドパウダーは、時々ファンデーションと間違われるようです。コンパクトに入っているという外見からでしょうね。「ファンデーション」として買ったつもりなのに、付けてみて、あまりの薄づきにビックリ、ということが少なくないようです。『固められているだけで、実際はパウダー』です。このように、ファンデーションとプレスドパウダーは、コンパクトに入っていて一見似ていますが、付き具合いには大きな差があります。(ちなみに、ロゴナでは以前、このプレスドを「プレスドファンデーション」という商品名にしていたため、よけい誤解を招いたことでしょう・・・・(^^;;) )

角質培養で肌がすこやかになれば、カバー力がいらないため、パウダーの薄づきでちょうどよく、素肌を生かすメイクが心地よくなります。素肌を生かす、といっても、色白・色黒はあまり関係なく、肌がきれいに映えるかどうかは透明感で決まります。
たしかに“色の白いは七難隠す”、と言われるように得はするし、多くの人が憧れる色白ですが、もって生まれた肌の「色」そのものは、残念ながら変えられません・・・。むしろ、「美白、美白」といわれている、あの効果は、「しみ」を取るための“漂白”(無理やりのケミカルな行為)のことをさすのでしょう。または、肌バリアを壊して真皮まで美白成分を入れ込んで、メラニン色素の生成を抑えるか。いずれにしても、無理やりのケミカルな行為にすぎません。
・・・こう言うと、結局、「色白」にはなれないということか・・・と思ったでしょうが、でもガックリすることはありません。実は、「美肌」で重要なのは「色」ではなく「透明感」のほうなのです。陶器のような透明感のあるつや肌でこそ、まわりの目には「肌がきれい」に見えています。ですから、必死になって美白成分を入れるケミカルなケアをするよりも、角質培養で透明感のある(しかも、毛穴も見えなく、角栓もできない♪)肌をめざしたほうが美肌の近道。
逆に、美白を必死でやると、合成界面活性剤の浸透作用による乾燥肌になりかねません。「しみ」は、美白をしなくても角質培養で根本から(肌本来の力で)消すことができるし(参照→「しみを消すには」)、色そのものうんぬんよりも「顔色」や「くすみ」の問題ですね。これも、血行促進の意味も含めて、角質培養でも解消できることです。
透明感は、角質層の水分量によります。洗顔後や化粧水をつけた後などは、水分が補充された直後なので、透明感があるのは当然です。問題は、そういう時だけじゃなく、いつでも透明感を持続できているかどうか。角質培養ですこやかな角質層になれば、いつでも、肌本来の力による保水力で、透明感を保つことができます。角質培養で、そんな肌を目指しましょう!!
 (参照→ ラップパック~角質培養の“波”に乗るケア~

さらに、角質培養で肌がすこやかになると、化粧崩れがしにくくなります。私は、1日に1~2回、しかもTゾーンしか化粧直しをしなくて済んでいます。また、崩れたとしても、汚く崩れません。こういうことからも、パウダーでじゅうぶん済むようになるのです。

もちろん、肌のきれいかどうか・素肌を生かしたいかどうかに関わらず、ファンデーションを使うかどうかは、使う人の好みですから、ファンデーションを使うこと自体を間違ってるというのではありません。ただ、「隠さなければいけない」という「~しなければならない」「~が無くては困る」・・・などの意味でファンデーションを使うよりも、気分的にもいい意味で楽になります。また、成分上・構造上、ファンデーションよりパウダーのほうが肌への負担が少なくて済みます。パウダーのケアで済ませられる時はパウダーに、と選ぶ自由があるほうがよいでしょう。








●なにで出来ている?
① 基となるもの(基材)は、主流は、タルクコーンスターチ。その他、シルクパウダーパールパウダーシリカなどがあります。いずれも、白い粉です。


左から・・・いずれもぴのあより

タルク リファインド (30g入り) 672円
コーンスターチ (50g入り)  252円
シルクパウダー 100% (10g入り) 747円
パールパウダー (10g入り) 747円
無水ケイ酸(シリカ) (5g入り)  226円



② これに色を付けるために混ぜる粉が、酸化鉄(赤・黄・黒)や、キラキラのラメ入りのマイカ(雲母)。①と②を混ぜるだけで、もう、肌色のパウダーの出来上がりです。マイカは基本は“ラメ入りの白い粉”ですが、①の基材にキラキラを追加したい時に便利です。これらをいろいろな配合量で混ぜることで、いろいろな肌色を作れます。これらのカラフルな色の粉は、チークやアイシャドウにも使われます。
PEACH-PIGのマイカでは、こんなにも種類があり、見ていると欲しくなります(笑)。カラフルなのは、マイカと酸化鉄を混ぜて作ったものです。→ PEACH-PIGのマイカ


左から・・・いずれもぴのあより

ベンガラ(赤酸化鉄) (10g入り) 252円
黄酸化鉄 (10g入り) 252円
黒酸化鉄 (10g入り) 252円
カラーマイカ・オレンジ (5g入り) 336円
カラーマイカ・レッド (5g入り)  336円
マイカM-300 (30g入り) 420円





③ ここに、日焼け止め効果を求めるなら、紫外線を反射する酸化チタン(二酸化チタン)、酸化亜鉛などの粉を追加。

左から・・・いずれもぴのあより

酸化チタン (50g入り) 480円
酸化亜鉛 (30g入り) 336円

※酸化チタン・酸化亜鉛は「微粒子」のタイプもありますが、ナノ粒子は体内に入ると有害のおそれがあるので、微粒子でないほうをおススメします。ただし、微粒子でない酸化チタン・酸化亜鉛は、紫外線カットの効果を出すために量を多くすると、粉が白浮きしたり、厚ぼったくなったりすることもあり、難しいところです。パウダーでの日焼け止め効果は、ほどほどでよいということにしましょう・・・(笑)。
だから、パウダー類には、酸化チタン・酸化亜鉛が入っているのに、SPFが表示されないことが多いのでしょう。表示するほどSPFが大きくないということだと思われます。


①~③のお粉をでシェイカー混ぜます。
シェーカー(クリアホワイト)


粉の粒子が大きいなら、乳鉢でゴリゴリして細かく微粒子にします。
ぴのあ 乳鉢 (15cm) 1,677円




④ ここから先は「おまけ」、「プラスα」です。さらに多少のしっとり効果を出すならオイルが追加されたり、香料エキスなどが追加されます。

これでパウダーの出来上がり。このお粉を固めると、「プレスドパウダー」と呼ばれ、コンパクトに入りのパウダーになります。プレスドパウダーは、バラバラの粉を固めるということで、通常のお粉の成分だけでなく、多少は何かの成分をを追加する必要が出てくることもあります。
ぴのあ プレス器(手作りファンデーション用) 3,231円

これを使って、下記の要領でプレスドパウダーができます。面白そうですよね!私はこれは持っていません。(画像は、ぴのあより拝借)
プレスド1プレスド2プレスド3





⑤ ④までがパウダーでしたが、このパウダーをパウダーファンデーションにするとなると、油分を多めにしてしっとり・クリーミーさを出します。


⑥ リキッドファンデーションは、これに水分を追加します。液状~クリーム状なので、水分と油分を混ぜあわせる(乳化する)ために合成界面活性剤(乳化剤)が必要になります。ここが問題ですね・・・。クリームや日焼け止めの乳化剤と同じく、クリーム状のものは避けられないところです。ただし、配合されている乳化剤の種類や量で、自分なりの許容範囲を決めて使えばいいと思います。合成界面活性剤を使うことで、完全なノンケミカルとは言えないかもしれませんが、クリームでは避けられないものだということと、何を原料に使うか・どれぐらいの量を使うか、で差が出ます。


⑦ ⑥よりも問題なのが、ここ・・!!合成ポリマーの登場です。これは、無くてもいいもの!!ノンケミカルのものでは、この⑦の段階はありません。ケミカルか、ノンケミカルか”の違いは、9割は、この合成ポリマーの有無できまります。合成ポリマーある・なしでは大きな差が生まれます。それは、クレンジングがいるか・いらないか、ということ!!合成ポリマーなしだと、クレンジングなど強い洗浄剤がいらなく、石鹸洗顔だけでメイクが落とせます
合成ポリマーは無くてもいいものなのに、どうして入れられるかは・・・、つるんとした仕上がり・手触り、そして、汗をはじき、落ちにくい・崩れにくい点です。ケミカルなファンデーションの「夏用」「ウォータープルーフ」をアピールしているものは、合成ポリマーが入っています。







●市販のパウダー、ファンデーションの成分比較
では、ロゴナを例にして見てみます。
ロゴナ ルースパウダー ベージュ
ロゴナ01
【全成分】 タルク、ステアリン酸亜鉛、ホホバ油、香料(エッセンシャルオイル)、酢酸トコフェロール、酸化鉄、アロエベラ葉エキス、酸化チタン

基材はタルク。このパウダーは少し色が濃いので、私はこれにコーンスターチを足して色を薄いベージュに調整して使っています。ここでも、皮脂膜に近い成分の「ホホバ油(ホホバオイル)」が使われていますね。これが入っているとなんとなく安心します(笑)。

・「ステアリン酸亜鉛」とは:
パルミチン酸を20~40%含むステアリン酸の亜鉛塩。毒性はなく、皮膚に対し無害。白色の微細なかさ高い粉末で、においはないorわずかに特異なにおいがある。柔らかくふわふわしたすべりのよい粉で、手触りや感触をよくする。撥水性があるので粉おしろいとして使用した時に発汗による流れが防止できる。
・「酢酸トコフェロール」とは:
酸化防止剤、皮膚コンディショニング剤、ビタミンE誘導体、末梢血管拡張作用。皮膚に存在する酵素で、ビタミンEのトコフェロールに変化する。肌への活性作用、血行促進作用がある。使用されるのは、肌あれ・日焼けによるしみ・そばかす、にきびを防ぐ化粧品、脱毛を防止の頭髪用化粧品、しもやけ・ひび・あかぎれなどの治療用外用剤。



ロゴナ プレスドパウダー ライトベージュ01・ミディアムベージュ02
パウダー
【全成分】 タルク、ステアリン酸Mg、乳酸ラウリル、マイカ、香料(エッセンシャルオイル)、ホホバ種子油*、酢酸トコフェロール、[+/- 酸化チタン、酸化鉄]

パウダーとほぼ同じような成分ですが、固めるにあたって、固くなりすぎないため(抗ケーキング)に「ステアリン酸Mg」が配合されています。「乳酸ラウリル」は、香り・柔軟(エモリエント)効果を持ちます。クリーム状ではないので、乳化剤(合成界面活性剤)は入れなくて済んでいます。



ロゴナ リキッドファンデーション オークル01
cream-f01.jpg【全成分】  水、パーム油、ダイズ油、タルク、クエン酸オレイン酸グリセリル、ホホバ種子油、パルミチン酸、ステアリン酸、グリセリン、セテアリルアルコール、カカオ脂、トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル、ケイ酸(AI/Mg)、キサンタンガム、アーモンド油、トウキンセンカエキス、加水分解シルク、香料(エッセンシャル)、クエン酸Na、トコフェロール、「+/- 酸化チタン、酸化鉄」

これは、ファンデーションであって、私の使っていないものです。ファンデーションの工程としては、このリキッドを塗ったあと、さきほどのルースパウダーorプレスドパウダーで仕上げて完成します。クリーム状なのでやはり、「クエン酸オレイン酸グリセル」で乳化しています(合成界面活性剤)。「加水分解シルク」も、合成界面活性剤のジャンルには入らないようですが、界面活性作用をもち、これも乳化の手助けをしているかもしれません。しかしさすがノンケミカル、合成ポリマーは使っていません

ロゴナはいつもここで買っています。→ ナチュラルコスメワールド




これに対し、ケミカルな某メーカーHのファンデーション(リキッド/パウダー)の全成分を比べてみましょう。(合成ポリマーは赤、合成界面活性剤は青で表示)

★パウダーファンデーション
【全成分】 タルク、マイカ、酸化チタン、ジメチコンナイロン-12アミノプロピルジメチコン、水、スクワラン、トコフェロール、ヒアルロン酸Na、チャエキス、アロエベラエキス-3、ホホバ油、マカデミアナッツ油、ヤシ油、BG、(HDl/トリメチロールヘキシルラクトン)クロスポリマー、キャンデリラロウ炭化水素、炭酸Ca、水酸化Al、アルミナ、シリカ、エタノール(+/-)、酸化鉄

★リキッドファンデーション
水、BG、PEG-40、グリセリン、ペンチレングリコール、DPG、スクワラン、トコフェロール、ヒアルロン酸Na、グリチルリチン酸2K、アラントイン、チャエキス、ハマメリスエキス、リゾレシチン、マカデミアナッツ油、クエン酸、スルホコハク酸ジオクチルNa、キサンタンガム、セルロースガム、ビオサッカリドガム-1、エタノール、フェノキシエタノール、(+/-)酸化チタン、酸化鉄、タルク、シリク、ポリエチレン、水酸化AI、ステアリン酸、ステアリン酸Mg、(HDI/トリメチロールヘキシルラクトン)クロスポリマー

合成ポリマーたっぷりですよね・・・。それ以外にも、ノンケミカルに比べて、肌に負担のかかりそうなもの・避けたいものが多いです。しかし、これを「公開している」だけでまだマシです。公開していないメーカーは、いったいどれだけ使っていることか。そして、知らないで使うことの怖さ・・・。また、上のリキッドファンデーションでは、乳化剤は「リゾレシチン」「スルホコハク酸ジオクチルNa」。このメーカーは、ケミカルな某メーカーHですが、一応、「合成界面活性剤は使用していません。」というのが売り文句でもあるので、乳化剤という合成界面活性剤に関しては、これでも、思いっきりケミカルなメーカー(&成分を公開しないメーカー)に比べたら、まだマシなの“かも”しれません。リゾレシチンは、乳化剤の中でもまだやさしい部類です。
「合成界面活性剤は使用していません。」というのが売り文句でもあるとはいえ、ごらんのように合成ポリマーに関しては無頓着&そのことには触れないんですよね・・・。「無添加化粧品」というのは、たいていこういうカラクリです。「無添加」という言葉にだまされないようにしましょう。無添加=ノンケミカルではないことが多いです。






●粉類の特徴
タルク
滑石を砕き洗浄して粉末にしたもの。付着力が強い。のびや、すべりのために使われる。 吸水性はない。肌につけたときその粒子により表面積が増え、毛細管現象により余分な水分を吸い上げ飛ばし、水分や熱の放散が促進されて、肌をさらっとした状態に保つ(厚く塗りすぎると効果は半減)。ファンデーション、あせも予防などのベビーパウダーに使われる。

コーンスターチ
トウモロコシの種子胚乳から抽出されたでんぷん。吸水性がある。余分な水分を吸い取り、乾きすぎるとそれを放出して肌の水分を適度に保つ。非常にすべりがよく、肌につけるとさらさら・すべすべになる。水分を含む製品と使用する際には、防腐性に注意する必要がある。フェイスパウダー、ベビーパウダーにタルクなどと一緒に配合されることが多い。温水に溶かしたゲルは柔軟剤、保護剤としてクリームやパックなどに配合される。とうもろこしアレルギーがある人は注意。

シルクパウダー
蚕の繭が原料であるシルク(絹)の粉末。白色または乳白色で、わずかに特有のにおいがある。給水力、保湿力がある。シルクプロテインというたんぱく質を含み、アミノ酸組成が人間の皮膚や毛髪を構成するアミノ酸組成比と類似しているので、皮膚や毛髪になじみがよい紫外線を反射してカット、また、電磁波もカットする。ファンデーション、パウダー、眉ずみ、アイシャドー、クリーム、乳液、洗顔料、化粧石けん、シャンプー、リンスなどに使用される。

パールパウダー
アコヤ貝の真珠層を粉砕し、精製した粉末。白色または淡黄白色で、においはあまりない。アコヤ貝にはカルシウムと硬質たんぱく質(コンキオリン)が積層されており、アミノ酸が豊富。得にアラニン、グリシン、アスパラギン酸などが多く、コラーゲンやシルクに類似しているため、皮膚や毛髪になじみやすい。皮膚に艶とやさしくさっぱりとした感触を与える。ファンデーション、パウダー、スキンケア、ヘアケア製品などに使用される。

シリカ(無水ケイ酸)
吸水性が高い。皮脂や汗などの汚れを吸収する。感触のなめらかな被膜力を持つ。スプーン1杯分がテニスコート面積以上の広大な表面積を持つ。ふんわりとした感じの被覆力と不透明にする性質があり、樹脂塗料のつや消しなど化粧品外でも広く使われる。 化粧品では各種パウダーに、毛穴等を目立たなくする仕上がり改良剤として、感触の向上などを目的として配合。 クリームや乳液には増粘剤として、またべたつきを防止して乳化を安定させる目的で配合。 歯磨きには増量・増粘剤として使用される。

酸化鉄
メイクアップ製品のをコントロールするための鉄サビの粉。石けん、ファンデーション、マスカラ、アイシャドウ、口紅に使われる。

マイカ(雲母)
花崗岩や雲母片岩を粉砕して作られる鉱物の一種。水晶などに含まれるケイ素などの元素(雲母)が主成分。粉末にした際にパール光沢のでるキラキラした素材として、より美しい肌の色や表情を与えるために用いられる。市販の口紅やアイシャドーが気に入らないときにも、マイカを加えて自分の好みの色に変えることもできる。ファンデーション、パウダー、アイシャドウ、チーク、口紅、バスソルト、バスボム、クリーム、ローション、シャンプー、コンディショナー、石けんなどの色付けにも使われる。

酸化亜鉛
天然品はニュージャージーの紅亜鉛鉱があるが、工業品は金属亜鉛を熱で酸化、または炭酸亜鉛を熱分解して製造されたもの。白色無晶の微細な粉末で、におい・味はない。収れん性、防腐性、消炎性がある。白色顔料としておしろい類などに、日焼け止め・メイク用品の紫外線遮断剤として使われる。

酸化チタン
イルメナイト鉱を原料として、酸処理、抽出などの後、化学処理をして製造される白色の微細な粉末。におい・味はない。着色力に優れ、中性で毒性がない。クリーム、乳液、メイク用品に広く使用される。紫外線遮断剤として日焼け止めクリームに使われる。



・・・どうでしょう?! これらを好きなように組み合わせれば、パウダーの出来上がりです。面白そうですよね♪
ただ私は、色の調合がめんどくさそう(苦笑)なので一から手作りは、やらないかもしれませんが、市販のシンプルなパウダーにマイカでキラキラを足してみるのは楽しそうだな、と思いました。以前、ぴのあの「パールパウダー」でツヤを狙ったんですが、パールパウダーだけではどうもツヤツヤ感が出ない(シルクパウダーなど、通常の白いお粉と差が無い)。今度、マイカでキラキラを足してみるつもりです。
また、私は冒頭でも書きましたが、ロゴナのルースパウダーの色が濃い目なので、コーンスターチを足してベージュの色を薄めて使っています。これからは、酸化鉄でも調整してみようかと思います。
そして!!「シルクパウダー」、良さそうじゃないですか!!!電磁波までカットしてくれるとは驚きです・・・!!!→【追記】この記事の文末をご参照ください。
ちなみに、シルクパウダーは今まで、手作りのヘアトリートメントとして愛用しています。(詳細記事→ 成分良好のヘアトリートメント(市販&手作り






●ミネラルファンデーション?!
最近「ミネラルファンデ」なるものが人気ですよね。それによるメイクアップのことを「MMU(ミネラル・メイク・アップ)と言っています。ミネラルファンデ、いったいどういうものかと言うと、「ワックスや香料を使わず、肌に馴染みやすいミネラル100のファンデーションのこと。肌に悪影響を与える成分を含まないファンデーション。」とのこと。香料までも悪いかどうかは、そのものによりますが、つまりそれって・・・“ノンケミカルなファンデーション”ということですよね?

それと1つ気になる点は、「ミネラルファンデーション」という呼び名。この記事で最初のほうで書いたとおり、ファンデーションとお粉(パウダー)は正確に言えば違うものです。ミネラルファンデと呼ばれているそれらは、「パウダー」に当たります。つまり、「ミネラルファンデーション」と呼ばれているものは、正確にいえば、「ノンケミカルのパウダー」です。たとえば、先ほど紹介した手作り材料の粉を組み合わせれば、「ミネラルファンデ」になるのです。
私の推測では、おそらく「成分良好で、パウダーだけど(ファンデ並みに?)カバー力のあるもの」という魅力さをアピールしたいためかもしれません。ケミカルなメーカーでも、「ノンケミカル」ということは一言も言わずに、ただただ「ミネラルファンデ」として発売しているパターンが多いです。これも、ノンケミカルという言葉を出してしまったら、他の今まで出ているケミカルな商品の存在が危なくなるからかもしれませんね?(笑)


実際のミネラルファンデーションの成分を見てみましょう。話題のものを見てみました。

 オンリーミネラル ファンデーション 10g 3,990円
【全成分】 マイカ、酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛 
たったこれだけです!!シンプル・・・!!「基材・紫外線カット2種・色」という構成。基材がキラキラのマイカなんですね。ここまでくると、本当に手作りできそうですよね?(笑) しかも、このパウダー、量の割りに高いし・・・。オンリーミネラルでは、ファンデーション(というか、定義上ではいわゆる“パウダー”)のほか、同じく成分良好でチークやハイライト、アイシャドウなども出ています。それらも、マイカを基材とした、キラキラしたお粉で出来ています。


そして、こちらも人気。etvos(エトヴォス
ルースミネラルファンデーション 定価2,940円
【全成分】 マイカ、酸化チタン、酸化鉄
これまたさらにシンプル!3種類のお粉でしか出来てません。基材・紫外線カット・色の3種類の構成です。こちらでも、チークやアイシャドウなどいろいろ出ていました。ただ、ルースミネラルファンデーションの前につけると良いもの・後につけるとよいもの(フィニッシングパウダー)、夜用・・・などなど、いろいろありすぎて、確かに全部成分は良いのですが、結局あれこれつけることになり、高くつきますね(笑)。シンプルな成分をちょこっと混ぜて、一つ一つ、高く売る・・・儲かるなあ(爆)。
これも10gでこの金額は高いと思ってしまうのですが、成分良好!!ってことで人気なのでしょう。確かに、ケミカルなファンデーションを思い出してみると、肌への負担はおそろしいほど違います。
しかし、私なら、これらを買うなら手作りするかもしれません(^^;) ぴのあやPEACH-PIGの材料を見てください・・・安いです(笑)


それと、先ほどのノンケミカル(ロゴナ)のパウダーと比較したらどうなのか?というと・・・。
ノンケミカルのパウダーの、「基材・紫外線カット・色」のシンプルな構成以外に配合されている油分や香りが悪いか?と言うとそうでは無いと思うし、むしろ、ロゴナのパウダーであれば、私は、ホホバオイル配合なのが嬉しい。ノンケミカルなメーカーは、油分にしろなんにしろ、できる限り「ノンケミカル」な視点で選んでいます。その選び方・視点が、自分の肌の状態・目的に合うものを選ぶことが大事です。
逆に言えば、ファンデーション(というか、パウダー)は、シンプルにしようと思えばいくらでもシンプルにできるし、どの程度の材料を選んで使うか、どの程度が自分の肌に向いているかは、自分がいくらでも選べるということでしょう。・・・そう考えると、さきほどの手作りで自分の好きなパウダーの組み合わせで作るものも「ミネラルファンデーション」になるし、基材だけ・お粉単品・・・たとえば、シルクパウダーそのものだけを使うのは、究極の「ミネラルファンデーション」(繰り返しますが、“パウダー”ね・・・笑)になりますね!実際、そのように基材単品でおしろいのようにつけるノンケミカル派、少なくありません。


このようなパウダーの材料選びは、料理と似ているかもしれません。カレーを作る時の材料は、肉・ニンジン・じゃがいも・たまねぎ・・・という定番がありますが、必ずしもそのとおりやらなくても良いはず。家にない野菜があったら無理にそろえる必要もないし、でも、自分にとって必要な栄養素だ、と思ったらスーパーに買いに行ってでも入れたほうがよい。嫌いな野菜を入れないのも自由、身体のことを考えて入れるのも自由。自分の選択しだいです。ルーだけでも、「カレー」の味はします。それが究極のカレーかもしれません(笑)。「カレーライス」という料理としてはちょっと違いますが。
基材のパウダー単品だけでは「ファンデーション」としてはちょっと違いますが、究極の“ミネラルファンデ”(パウダー)と呼んでよいのと同じことです。



etvosのサイトを見ていて、おお!と思ったのが、「シルクパウダー」です。
シルクパウダー 10g 定価2,100円
 
このメーカーでは、ミネラルファンデの下地としてつけると効果があると。私としては、下地でもいいし、ミネラルファンデに混ぜてもいいと思いますが、とにかく、先ほど書いたシルクパウダーの魅力・効用を生かそう、っていうことですよね?シルクパウダーは、成分はシルクの粉100%、10gで2,100円とのことでした。






●私の今後
私が今後使いたいものが決まりました!
・シルクパウダー → 【追記】この記事の文末をご参照ください
・マイカ
・酸化鉄(赤・黄)
どれも、ぴのあで買います・・・だって安いから(笑)。

シルクパウダーは、ロゴナのルースパウダーに混ぜたり、単品で使います。
単品で使う、というのはメイク代わりになるものをしたい時にぴったり。お風呂上りにちょっとコンビニに行くけど、まったくのすっぴんじゃ心細い場合や、温泉などにお泊りにいって湯上りの宴会で、まったくのすっぴんは・・・という場合・・・などに便利です(笑)。もちろん、ノンケミカルそのものなので夜、そのままつけて寝てもオッケー。「1日2回(朝・夜)の洗顔」の限度をを守ることができます。
さきほどのetvosでは、「夜用のパウダー」という商品もそろえていましたね。そういった、市販の商品の成分を見て、同じ成分をそろえて真似して作るのは、ノンケミカル派の大好きな作業です(笑)。

私は、単品のフェイスパウダーなら、「コーンスターチ」でやっていました。これからは、シルクパウダーにします。→ 【追記】この記事の文末をご参照ください 
コーンスターチは、この使い方のほかには、夏などの日焼け止めを身体に塗った場合の、ペタペタを抑えるパウダーとして使っていました。こっちの使い方では、コーンスターチを使い続けようと思います。シルクパウダーよりコーンスターチのほうが安く、ボディ用に使うにはぴったりなので。

マイカのキラキラは、さりげなくキラキラさせたい時だけ“しあげ”で付けるも良し、最初からパウダー混ぜておくのも良しです。また、透明のリップグロスに重ねるという使い方もあるそうです。

シルクパウダーは、今まで、ヘアトリートメントとして使っていましたが、使い方が広がり、楽しみが増えました♪そのうち、シルクパウダーだけをテーマに、いろいろ書こうと思います。同じシルクパウダーでも、●●に効く▲▲成分が■%配合・・・それによって、臭いがある・無い・・・などなど、メーカーによって多少違います。そのことも書こうと思います。お楽しみに。


※シルクパウダーを買う前に、こちらをお読みください。おしらせです。

※※更新しました。「シルクパウダーの使い分け

今回も長くなりましたが、ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
「全成分」表示を見たところで、さっぱり何が何だか分からない、イメージできない、・・・という人も、この記事で分かりやすくなった、と思ってもらえたら嬉しいです。


【追記】 フェイスパウダーは“手作り”に移行しました! → 手作りのフェイスパウダー






ランキングに参加しています。
よかったら、下のアイコンどちらかにポチッとクリック、お願いします
読んでくれてる方が多かったら、また更新頑張ります♪
ランキングの順位を見たい方も、クリックどうぞ^^
にほんブログ村 美容ブログ スキンケアへにほんブログ村 美容ブログ オーガニックコスメへ

テーマ : コスメ・スキンケア・ヘアケアのよくある質問(FAQ) - ジャンル : ヘルス・ダイエット

21:50  |  2.成分  |  TB(0)  |  CM(12)  |  EDIT  |  Top↑
 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。