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2008'10.22 (Wed)

その3.(15) 「目に見えない汗」とクリームの関係 ~インナードライとは~

こんにちは。

すっかり秋めいて、これから寒くなっていくぞ、という気配ですね。
秋~冬は、インナードライにならないよう、注意です。

寒くなり、湿度が低く、空気が乾燥してくると、「保湿」ケアをしようと思う人は多いはず。しかし、保湿だけでは見落としがあり、インナードライという落とし穴に気をつけましょう。

湿度が低く、空気が乾燥している環境では、「目に見えない汗」の蒸発量が多くなります。つまり、体内の水分肌の水分の蒸発です。
目に見えない汗というのは、ゆっくり、たえず蒸発している水分で、蒸発する寸前に、角質層が必死でその水分を吸収し、角質層の中の細胞間脂質で抱きかかえ、水分を保持しています。この蒸発をなるべくガードするのが皮脂膜の役割ですが、皮脂膜は“完璧に”はガードできません
水分保持





インナードライとは
皮膚の表面は皮脂でべたついたり、保湿されていて乾燥を感じていないのに、実は、肌の中は乾燥している状態の肌こと。

「乾燥を感じていない」のだから、インナードライであることに気づかない場合もあります。つまり、隠れ乾燥肌です。インナードライの典型的な症状は、「混合肌」。Tゾーンだけ皮脂分泌が過剰でベタベタするのに、それ以外の部分はかさ付いて乾燥している状態です。





インナードライの原因
どうしてこんな状態が起こるのか?

インナードライ、つまり混合肌になる原因は、ずばり角質培養に反する行為そのものです。皮脂膜を取りすぎ、角質層がもろくなったり壊される・・・つまり、肌バリアが壊れることが原因。なんだ、それなら今まで何度も角質培養のことを聞いてきたから“耳にたこ”・・・という人もいるでしょう。


皮脂膜は、水分が逃げないようフタの役割を果たし、その機能が果たせなくなるから、水分が逃げるのですが、その水分というのがなにも角質層の水分のことだけを言っているのではありません。

冒頭で書いたとおり、肌のもっと下部、内部から表皮(角質層)へとにじみ出る水分が、角質層の中の細胞間脂質によって抱きかかえられ、保持され、それと同時に、ゆっくりと目に見えない「」として常に蒸発もしています。角質層は、水分が汗として蒸発する寸前に、必死でそれを吸収し、皮脂膜はそれをフタとしてなるべく防ごうとします。

皮脂膜が“完璧に”それを防ぐフタになれないのは、皮脂膜の絶妙な機能ゆえ、です。皮脂膜は水分となじみがよい機能ももっていて、角質層へ“ある程度の水分”は浸透させることもでき、また、皮脂膜とは、汗と皮脂が交じり合うことで出来る「天然のクリーム」です。だから、出る水分も入る水分も、“完全に”はシャットアウト&ブロックすることができないのです。しかし、これこそが「皮膚の呼吸」とも言えます。


そしてこの常に蒸発している汗は、空気の乾燥した環境(秋・冬の季節柄や、冷暖房など)、つまり湿度の低い環境だと、さらに多くなってしまいます。空気が乾燥していると肌が乾燥ぎみになるのは、こういうわけです。
ただでさえ、皮脂膜が完璧ではないというのに、間違ったケアで皮脂膜が取りすぎになってしまったら、乾燥するのも無理のないことですね。

これを防ぐには、皮脂膜を補強するようなクリームが有効。
皮脂膜と似た成分の代表は「ホホバオイル」です。  

ホホバオイルをメインとした、成分良好のクリーム
ヴェレダ アイリス デイクリーム

【全成分】
水、ホホバ種子油、ハマメリス水、エタノール、グリセリン、シア脂、カカオ脂、ケイ酸(Al/Mg)、リゾレシチン、ミツロウ、加水分解ミツロウ、ドイツアヤメ根エキス、キサンタンガム、香料

日中のメイク下地にぴったりのクリームです。クリーム類は、合成界面活性剤(乳化剤)がなくては成り立ちませんが、このクリームではレシチンやミツロウの弱い乳化だけでクリームに出来ている、優れものです。ホホバオイルと同じく、ミツロウも皮脂膜に近い、ロウ類の動物性のもの。

夜のケアでは、ホホバオイル単品をオススメします。余計なものを含まない、ホホバオイルそのものが、夜寝ている間にじっくり皮脂膜となってなじみます。
→参照記事 「ホホバオイル~皮脂膜と同じ成分~


そして、過去の記事でも書いたのが、「目にみえる汗」。目に見えて、ダラダラと大量に流れる汗も、皮脂膜を流してしまいます
流れてしまったら、補充するアフターケアが必要ですが、あらかじめ、大量に汗をかくとわかっている場合(夏の猛暑や、運動する時など)は、汗を“適度に”はじく油分を含んだクリームが有効です(もちろん、合成ポリマーではじいてはいけません)。

先ほどのホホバオイルは、皮脂と似た成分を持ちますが、流れる大量の汗の対策には向いていません。水となじみが良いという性質から分かるように、水をはじくほどの威力は無いからです。
→参照記事 「ダラダラ汗」とクリームの関係



インナードライに気づかない理由
ところで、冒頭で書いたように、皮脂膜が流れ、こんな乾燥状態になるのに、どうして「乾燥に気づかない」ことがあるのか?
理由は、「過剰な皮脂分泌によるベタつき」と、「保湿ケアによる角質層の水分」です。



過剰な皮脂分泌とは、乾燥肌の次にやってくる現象で、水分が逃げるなら皮脂で潤そう!と肌が必死で分泌するからです。それと、今までは「フタ」であった皮脂膜がなくなったため、留まるところがなく、どんどん皮脂が出てしまいます。
先ほどいった、皮脂膜と同じ成分をもつホホバオイルは、「過剰分泌を防ぐ」効果があります。うばわれた皮脂膜を、それと似た成分のホホバオイルで補って代理の皮脂膜となるのだから、皮脂の過剰分泌も止まるのは納得ですね!


Tゾーンだけオイリーの混合肌の人は、あぶらとり紙を多用している人も多いかと思いますが、皮脂がワケあって過剰分泌しているのだから、いくら取っても取っても、取られれば取られるだけ必死で分泌します。さらに、その紙によって水分も吸い取られかねません。悪循環ですね。そしてさらに言うと、肌に圧力をかけたりこすったりする点から、角質培養じたいに良くない行為です。
皮脂が出るから取る!ではなくて、出る原因がなにかを考えて、そこから改善しなければ治りません。過剰分泌していうるから、オイリーなものは使えない、油分を含んだクリームは使えない、と、油を毛嫌いするのは間違いで、「皮脂膜」を補ったり、補強したりしてあげることが改善方法です。
角質培養で皮脂膜が正常に形成されるようになると、皮脂の過剰分泌もなくなるので、あぶらとり紙はいらなくなります。いや、角質培養そのものが、あぶらとり紙が無いほうが順調にすすめられます。そして、化粧がくずれにくくなり、化粧直しの回数がぐっと減ります♪
→参照記事 角質培養の成果と方法




そしてインナードライの「乾燥に気づかない」理由のもうひとつ、「保湿ケアによる角質層の水分」について。

保湿ケア、つまり、水分を肌へ浸透させようとすると、思い浮かぶケアは何でしょうか。おそらく、化粧水美容液でしょう。これらによって角質層に蓄えられた水分があるから、実は角質層よりもっと下部ではどんどん水分が蒸発していっているのに、なんとなく気づかないでしまうのです。


この化粧水や美容液による保湿のことですが、これがまた、インナードライの原因、つまり、皮脂膜を奪う原因でもあります。
たしかに皮脂膜は水分となじみがよく、角質層へも“ある程度の”水分は浸透しますが、限度があります。その限度を超えると、皮脂膜は流され、角質層はふやけて、肌バリアはもろくなって壊れやすい状態になるのです。こうして、表皮(角質層)だけ潤わせても、実は内部ではどんどん水分が逃げているという、インナードライへと繋がっていきます。


ですから、表皮を水浸しにする「コットンパック」はあまり意味がありません。→参照記事 コットンパックをやめた理由
化粧水そのものの意義は洗顔後の肌を弱酸性に導くためであり、しかも、必ずやらなくとも、肌には自分で弱酸性に戻る機能がそなわっています。

人間の生活にとって、洗顔後、化粧水をつける行為は必ず必要なものではないはずで、赤ちゃん・子ども・多くの男性は使っていませんが、角質層の水分がなくなることはありませんよね?角質層に蓄えられる水分は、図のように、体内からにじみでる水分がおおもとで、それを角質層の中の細胞間脂質が抱きかかえることで保持されています。
水分保持
化粧水をつける行為は、なんとなく気持ちいいから、という理由でもいいような、必ずしも必要なものではありません。

では、保湿目的の美容液はどうか?
もちろん、合成界面活性剤の浸透作用を利用した美容液は、そのまんま一気に肌バリアを壊す、もってのほかな物です。
ノンケミカルな保湿美容液、「ヒアルロン酸」ならどうかと言えば、ヒアルロン酸は、1gで6リットルもの水分を保持できますが、水分を保持する、ということはこれも、化粧水と同様、つけすぎれば「水びたし」にするのと同じことになります。何事も「つけすぎ」は禁物です。
→参照記事  美容液の存在意義


このように、角質層の水分を満たしたいなら、リスクをおかして、わざわざ限度のある浸透をむりやりさせるのではなく、体内から水分を増やすことに視点を向けたほうがよいですね。

人の水分は、1日に2.5リットルほど身体の外へ出ていくと言われています。そんなにトイレに行かないのにな・・・という人もいるかもしれませんが、先ほどいったように、目に見えない汗となって蒸発している水分もあるのです。
通常の食事で取れる水分が、だいたい0.5リットル。だから、意識して2リットルぐらいは取りたいものです。私は、せめて1.5リットルは取るように心がけています。一気に大量にとるのではなく、1時間に60mlぐらいずつとるペースが理想。
赤ちゃんは身体の80~90%が水分、老人では60%だそうです。水分という内部のたくわえがあればこそ、多少の乾燥した環境にも強くなれます。歳を取れば水分量は減る上、1日2リットル、意識しないと取れません。だからこそ、意識して水分を取りたいもの。
噂ですが、叶姉妹は1日6リットル飲むとか(笑)。それは多すぎる気がしますが、夏ならたくさん汗をかくので、4リットル取ってもおかしくありません。

また、食事の直前や、運動お風呂上り起床時は、身体が水分を欲している状態なので積極的に取りましょう。ただ、食事の直後は、胃の消化液が薄まってしまうので避けたほうがよいです。






血行促進
また、秋~冬は、湿度が低くて空気が乾燥するだけでなく、寒くなると皮脂分泌じたいが弱くなります。運動などで血行をよくしましょう。
もちろん、バランスのよい食事、睡眠も、正常な皮脂分泌に有効です。結局、これですね。食事、睡眠、運動、そしてそれらによる血行促進。

運動がめんどくさい!って人におススメなのは、「肩甲骨」「僧帽筋」を動かすことです。血行を促進するツボ的な体操(ストレッチ)で、やりようによってはデスクワークの人でも気軽にやれます。
肩甲骨と僧帽筋は、顔・頭皮・首の筋肉をひっぱりあげて支えている大事なもの。肌の「たるみ毛穴」が気になるなら、化粧品だけでは解消しません。角質培養ができていないことによる毛穴の目立ちとは、原因が違うからです。ここを動かしてみましょう。
また、ウエストのくびれも、ここが支えているとの情報がありました。(ヨガ、ティラピスをやっている人からの情報です。)
→詳細記事 僧帽筋、肩甲骨とりあえずこれ 







対策(まとめ)
化粧水・美容液の水分を角質層に浸透させるのは、限度を考えてやりすぎに注意する。
・外側から浸透させることにこだわらず、内側への水分補給を考える。
・皮脂膜のケアの目的に応じて、それに見合うオイルや、それを含んだクリームを選ぶ。
・皮脂膜が取れぎみなら補うアフターケア、あらかじめ大量の汗をかきそうなら汗に強めの油分で予防湿度の低い環境には、あらかじめ補強しておくケア。
・冷暖房による空気の乾燥対策を工夫する(冷暖房をつけない、身のまわりにお湯の入ったコップを置く、など)。
食事・睡眠・運動、それによる血行促進で正常な皮脂分泌。
・日々、角質培養を続ける。






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17:46  |  3.角質培養  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

インナードライ、心当たりがあります。
夏、汗はかくのにそんなに乾燥を感じませんが、決まって秋になると肌の調子がものすごく悪くなるのです。

おかげで今苦労してます。。
ai | 2008年10月24日(金) 10:36 | URL | コメント編集

これからの季節はホント乾燥注意だよね!

最近ちょっと、あぶら取り紙が必要なときがあるんで(鼻の頭だけ)、手抜きすぎのお手入れ、見直します(爆)
カフェ | 2008年10月24日(金) 11:03 | URL | コメント編集

>aiさん
インナードライ、言われてみれば!って感じですよね。私は、1年中空気の乾燥した職場にいるので(室内が暑いから、冬でも冷房だし・・・)、気をつけなきゃ!っていまさら思ってます。
特に秋・冬は気をつけたいですね。
私は最近、皮脂膜の補強&メイクの下地になるクリームを思案中で、ヴェレダのローズデイクリームがちょうどいいです。


>カフェさん
私は今まで、秋・冬の乾燥をナメてたな~とつくづく思う。
今年は皮脂膜補強で頑張るよ!
鼻の頭ってのは、理屈は分かってても、なかなか難しいんだよね。鼻のてかり、すぐに解消しないとしても、あぶらとり紙つかわないで、せめてハンカチとかでおさえてみては?布なら、紙よりいいはず。あと、手で軽く押さえてその指に油分を移動させるって方法もある(笑)。

ノンノン | 2008年10月24日(金) 13:04 | URL | コメント編集

あ、ちなみに「あぶらとり紙」は全く使ってないww
今は、その場にあるもの・・・
ティッシュだったり、ハンカチだったり・・・
それこそ「手」だったり(爆)
↑いけないことかと思いつつやってたww
まあ、荒れたりしないように、ソ~ッとは触ってたけどσ(^◇^;)
カフェ | 2008年10月24日(金) 15:57 | URL | コメント編集

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