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2009'04.01 (Wed)

その2.(30) 手作りのデオドラントスプレー&足・靴の消臭対策

こんにちは。

汗をかきやすい時期になってきましたね。そこで今回は、デオドラントスプレーを作ってみました。

20090401215610.jpg 20090328225043.jpg 20090401215727.jpg



●材料
〔基材〕 ・・・ 精製水
〔消臭・制汗・制菌剤〕 ・・・ みょうばん
〔容器〕 ・・・ スプレーボトル


下記はオプションの材料。すべてそろえる必要はありません。必要なものをチョイスします。
〔清涼剤・香り〕 ・・・ ハッカ油、精油(エッセンシャルオイル)各種
※スプレーボトルは、ハッカ油・精油を入れる場合は、遮光性のものにする。




水とみょうばん、これだけでも、「消臭スプレー」が出来上がります。これだけでもよいのですが、これにアレンジを加えて、清涼感を出したり、好きな香りにしたりすると楽しくなります♪

みょうばんには、消臭効果があります。これは、加齢臭やわきがなど、体臭の気になる人の「お助けアイテム」的な感じで、ひそかに定番となっています。消臭だけでなく、制菌・制汗作用もあります。

清涼感はハッカ油で出すことができます。ほんの少量、1滴入れるだけでかなりのスースー感があり、また、ハッカの香り(ミントの香り)も長時間保持されます。入れすぎると清涼感も香りもキツ過ぎてしまうので、ほんの1滴でじゅうぶんです。いや、“半滴”でもいいぐらい。

香りは、ハッカ油でミントの香りになりますが、これを使わなければ、さまざまな香りの精油(エッセンシャルオイル)で好きな香りにすることができます。
また、精油じたいにも、清涼感はあります。精油の種類によって、香りの強さも違えば、清涼感も違うようです。

ハッカ油・精油は、日光を避けるため、遮光のビンで管理されます。よって、それらを入れて作ったデオドラントスプレーも、遮光ビンに入れるのが理想的。

生活の木 遮光スプレーボトル 472円









●精油(エッセンシャルオイル)とは
精油は「油」という字がつきますが、あのべたべたした油(油脂)ではありません。水には溶けにくく、アルコール・油脂などに溶けやすい性質を持ちます。

これに対し、ホホバオイルやアボカドオイルなどは「油脂」になります。油脂は「キャリアオイル」とも呼ばれます。
先ほど、「精油は油脂に溶けやすい」と書きましたが、その特徴をふまえて、キャリアオイルは「精油を薄めるための材料」としても使われます。精油は通常、原液のままでは使いません。(ただし、ラベンダーやティーツリーは、原液で使えます。) 

キャリアオイルがなぜ“キャリア”オイルと呼ばれるのかというと、「精油を体内へ運んでくれるから」なのです。キャリアオイルに精油を数滴まぜ、マッサージをすると、精油が体内に入り込み、精油各種の効果が発揮されます。

体内に吸収されるルート:
皮膚→真皮→毛細血管→肝臓・腎臓で代謝→尿とともに排泄

このような体内に入ることのデリケートさからか、『妊娠中は使わないでください。』との注意書きもあちこちで見られます。しかし、妊婦に対する精油の危険性についての情報はかなり混乱しているようで、過剰に心配しすぎていることもあるようです。メーカーによっては、妊娠中でも安全に使えると謳うものもあります。

どちらにしろ、このように、精油は体内に入り込む成分であるので、その質の良さにはこだわりたいところ。しかも、デオドラントスプレーと言うと、主に「ワキ」に使用するでしょう。ワキは、毛細血管があつまっている重要な部位です。
よって、今回は精油を使うにあたって、オーガニックのものを選びました。



見つけたのはここです → アロマと健康の館
ピュアな精油かつオーガニック、しかも値段も手頃です。

たくさんの種類があり、選ぶのが楽しくてついつい買ってしまいます(笑)。しかし、手頃な値段とはいえど、入っている量が10mlというのは、実はこんなに小さな瓶入り。
20090401214812.jpg

そう考えると高く思えてきますが、1度に使う量はほんの1~3滴程度ですので、一気になくなるわけではありません。
実は、オーガニックでない精油なら、600円前後のメーカーもあります。ほぼ半額です。ちょっと『う~ん』と思いましたが、やはり、「体内に入り込む」ということを考え、オーガニックを選びました。手が出ない金額、というわけでもないし、「香りを楽しむ手の届く範囲でのプチ贅沢」ですね。

ほかに、こういうのもありました。数種類(全種類ではないが)の中から2ml入りの精油を6本選べて、送料無料の1,575円。選ぶのが楽しくなりますね!
選べるアロマオイルお手軽セット(2ml×6本)1,575円(送料無料)



しかし、香りは、実際に嗅いでみないことには選べませんね。
アロマオイルを店頭においてあって、テスターで香りが嗅げるお店もあるので、どんな香りなのか試してみるとよいと思います。

【追記】
 「細胞賦活作用」の件。
精油の中でも細胞賦活作用の可能性のある精油があるようです。精油は化粧水などスキンケアに取り入れる人もいますが、細胞賦活作用の可能性のある精油は、顔用のスキンケアには避けたほうがよいでしょう。
ではボディ用には?ということになりますが・・・ デオドラントとして使う分には、大きく影響は出ないかと思いますが、気になるなら避けるべきだし、大量に・濃く肌に付ける・使うのはやめたほうがよいですね。足の裏などが蒸れた場合の臭いには、気にすることなく使えますが(笑)。
(※細胞賦活作用をもっとも気にしなくていいのは、足の裏です。)

【細胞賦活作用の可能性のある精油】
サンダルウッド | ゼラニウム | ニアウリ | パチュリー | パルマローザ | プチグレイン | フランキンセンス | マンダリン | ミルラ | ラベンダー | ローズウッド |



●みょうばんとは
みょうばん 100g 157円


薬局やスーパーでも売っています。
私は、60g入りの下記のものを210円で買いました。
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みょうばんは、漬物の発色剤や麺のかんすいとして広く使われる食品添加物。カリウムやアルミニウムなどの金属が硫酸塩の形で構成された物質の総称を言います。ナスの漬け物の鮮やかな藍色をだすための生活の知恵として古くから使用されてる、身体に安全な成分です。

みょうばんを使う理由は、制汗作用&制菌作用&消臭作用

みょうばんの制汗作用について詳しいメカニズムは解明されていませんが、みょうばんのもつアルミ化合物が汗腺に働きかける作用があるようです。







●デオドラントスプレーの作り方
まず、もとになるのは「みょうばんの原水」。
これを作ってから、これを薄めたものがデオドラントスプレーになります。

●みょうばんの原水
・焼きミョウバン 50g (or 生ミョウバン 75g)
・精製水 1.5リットル 。
・空き容器 (ペットボトル等)


これがみょうばんと水の割合ですが、かなり大量になります。しかも、使うときはこれを20~50倍も薄めて使うのです。なので私の場合は、この割合をもとに 焼きみょうばん10g : 精製水300ml で作ってみました。(たまたまそこにあったペットボトルが、330mlタイプだったので、それを使用。)


(1)空き容器に精製水を300ml入れる。

(2)焼きみょうばんを10g(or 生みょうばん15g)入れ、シャカシャカ振る。
完全にすべてのみょうばんが溶けるまでには、2~3日かかります。涼しいところに2~3日放置。溶けないうちは、水に透明感がなく、にごりがあります。
20090328225905.jpg  

(3)みょうばんの結晶が溶けきって液体が透明になったら、原液の完成。
みょうばん自体が保存料の役割を果たすので、この原液は2~3年は持ちます。
20090401214123.jpg


使用するときはこの原液を精製水で約20~50倍に薄めて使います。薄めて使うものは、使用期限は2~3ヶ月です。

●無香料・清涼感なし
みょうばんの原水 
精製水 


(1)スプレーボトルに、みょうばんの原水を入れます。
薄め方を「20倍」にするなら、スプレーボトルの20分の1まで入れます。

(2)スプレーボトルの空き容量は、精製水をそそいで満たします。

(3)スプレーボトルにフタをし、シャカシャカ振って、完成!


(4)これに、香りをつけるなら・・・ 精油かハッカ油のいずれかを選びます。
●香りつき・清涼感あり
好みの精油 ・・・1~3滴ぐらい
ハッカ油 ・・・ 0.5~1滴
※遮光のスプレーボトルにする。


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精油入りは、ラベンダーと、ローズゼラニウムそれぞれを作ってみました。ラベンダーは1滴でもほんのり香る、ちょうどよい加減。ローズゼラニウムは、原液の香りは甘いローズ系ですが、1滴入れただけでは香りが薄いように感じ、3滴ぐらい入れました。

【追記】 ただ、どちらも、細胞賦活作用の可能性のある精油でした・・・(^^;;)

出来たものをシューっとしてみると、スーッとするしほんのり良い香り♪ しかもノンケミカル!オススメです!!


日本薬局方 ハッカ油 20mL 680円


無色~微黄色澄明の液で、特異でそう快な芳香があります。入浴剤として使う場合もあります。夏用にはスッキリしてよいかもしれません。
冒頭でも書いたとおり、歯磨き粉やデオドラントスプレーに使う場合では、ほんの1滴でも香りが強く、かなりの清涼感もあります。0.5滴でもよいぐらい。






●汗について
初めは、この消臭剤のメインとなるものを「みょうばん」ではなく「重曹」にしようかと考えていました。重曹にも消臭効果があります。
みょうばんと重曹の大きな違いは、次のとおり。
みょうばん・・・弱酸性
重曹・・・弱アルカリ性


基本は、「弱アルカリ性の汚れ・においには、弱酸性で洗浄・消臭」、その逆で「弱酸性の汚れ・においには、弱アルカリ性で洗浄消臭」。
相反するものに効果を発揮する、というのが基本です。
弱酸性 ←→ 弱アルカリ性


では、「」はどうか。それを考えると、汗は弱酸性です。
スキンケアのことを思い出してみるとわかりますね。「肌は、自分で弱酸性に戻る力をもっている」という件です。

石鹸洗顔で、皮脂・汚れを落とした後の肌は弱アルカリ性に傾いている。しかしその後の“皮脂分泌&目に見えない汗の蒸発”で皮脂膜が形成され、弱酸性に戻る。
皮脂も汗も弱酸性であり、もちろん皮脂膜も弱酸性。
石鹸洗顔の時に使う水が軟水の場合は、洗顔直後、すぐに石鹸の脂肪酸が皮脂膜となって肌に乗っかり、即座に弱酸性の皮脂膜に覆われた状態になる。
肌は、弱酸性であってこそ、すこやかな状態を保てる。」

・・・というわけで、汗は弱酸性なので、汗の消臭には「弱アルカリ性重曹」が適している・・・と、最初は思っていました。・・・しかし!!一口に「汗」と言っても、奥が深かったのでした!汗は弱酸性で留まってはくれなかったのです。



私たちの身体は汗腺という場所から汗をかきます。この汗腺にはエクリン腺アポクリン腺の2種類があります。

・エクリン腺 ・・・ 全身にある。においほとんど無し。
・アポクリン腺 ・・・ わきの下・乳腺・外耳道・生殖器にある。においあり。肌を弱アルカリ性にする。


エクリン腺は、全身にある汗腺で、ここから出る汗はサラサラしていて基本的ににおいはほとんどありません。これが、「弱酸性の汗」です。スポーツなどでかく汗はこれで、汗じたいににおいはなく、「爽やかな汗」です。

一方、アポクリン腺は、わきの下・乳腺・外耳道・生殖器など、身体の一部にだけある汗腺。(一番多いのは、わきの下。)ここから出る汗は、多かれ少なかれにおいがあります。体臭の強い人・わきがなどの体質の人は、この汗腺が大きいか数が多いため、においが強いのです。

また、体臭・わきがが無い人であっても、疲れやストレスなどがあるとアポクリン腺から分泌される汗に含まれる尿素とアンモニアの成分が増えてしまい、多少は体臭が強くなることもあります。つまり、アンモニアを解毒・排泄する機能が低下しているということ。これは、あの「加齢臭」でもあります。

アポクリン腺から分泌される汗には、タンパク質、糖分、コレステロール、鉄分、アンモニアなどが含まれます。このミネラルが皮膚をアルカリ性にしてしまいます。
先ほど書いたとおり、皮膚は通常、弱酸性に保たれているのがすこやかな状態。肌みずからも皮脂&汗で弱酸性に保つ作用を持っています。ところが、ミネラルを持つ「アポクリン腺」からの汗では、弱酸性の状態を保てず、アルカリ性になってしまいます。肌がアルカリ性に傾くと、皮膚の細菌が異常繁殖し、細菌が汗を分解し、においが強くなってしまうのです。

このように、アポクリン腺から出る汗じたい、もともとにおいがあるのに、アルカリ性がきっかけで、ますますにおいをキツくしてしまいます。

そして、これを“広げる”のが、全身にかくエクリン腺の汗です。エクリン腺の汗じたいはにおいが無いのですが、アポクリン腺の汗を広げてしまいます。夏になるとわきがの人のにおいが余計強くなるのは、たくさんのエクリン腺の汗によって、においが広げられるからです。

また、大丈夫であるはずの爽やかなエクリン腺の汗ですが、これも、大量にかきすぎると、体内のミネラル成分がどんどん出てきて、出過ぎると肌をアルカリ性にしてしまい、細菌が異常繁殖して汗を分解し、においを発生させてしまいます。
これは、アポクリン腺の汗のにおい(体臭の強さ・わきが・加齢臭)とは別モノの、多くの人がかくと起こる汗のにおいです。

また、「汗を放置しておく」のも、臭いの原因です。エクリン腺の汗だからにおいは無いはずなのですが、放置された汗が皮脂・垢(はがれおちるべき角質)と混じりあい、それを細菌が分解すると、悪臭を発生させます。運動をしたり夏場に大量に汗をかいたりして、そのままにしておくと汗臭くなる時の状態です。これも、多くの人が経験したことがあるでしょう。


そういうことで、エクリン腺にしろ、アポクリン腺にしろ、汗臭くなってデオドラントスプレーを使いたい時には、「アルカリ性」になっているんですね。だから、“アルカリ性の臭いを消す”には、“弱酸性”のみょうばんが威力を発揮するのです☆



ちなみに、世の中の「手作りデオドラントスプレー」には、重曹を使う人もいます。アルカリ性の臭いに、アルカリ性の重曹で、消臭効果はあるのか?と思いますよね。上の結論のとおり、アルカリ性の臭いにはみょうばんが最適!だったはずです。そこで、調べてみると・・・
実は、アンモニア等のアルカリ性や他の中性に近いにおい成分にも重曹は消臭効果があるのだそうです。
それは、重曹は水に溶けると、ナトリウムイオン(+)と重炭酸イオン(-)に帯電する傾向があり、これらのイオンがにおい成分の極性をイオン交換反応で中和するから、とのこと。

しかし、重曹での消臭するのを頻繁に繰り返すと、いったん弱酸性に戻ったせっかくの良い状態も、重曹によって再びアルカリ性に傾いてしまいます。弱アルカリ性になると細菌が繁殖してにおいを出し、逆効果。使い方・使うタイミングが難しいです。常用するには向いていないかもしれません。
やはり、アルカリ性の臭いは、みょうばんで消臭するほうが安心だと思います。

それでも、重曹の出番はほかにありました!それは、次に書く、「足・靴の消臭」です。







●足の裏・靴のにおい
足の裏の汗は、エクリン腺です。ということは、においの無い弱酸性の汗しか出ないはず・・・ですが、先ほどと同じように、革靴・ブーツ・ストッキングなどで蒸れてたくさん汗をかくと、やはりミネラルが出てきて、肌がアルカリ性に傾き、臭いを発生させてしまいます。

しかし、足の裏の汗が、他の部位の汗と決定的に違う点は・・・他の皮膚に比べて角質層が厚く、角質層の中に「イソ吉草酸、酢酸」というアミノ酸が潜んでいること。これが、“弱酸性でありながら、臭いを出す成分”。角質層からこれらの成分が溶け出してきて、臭いを出します。
よって、足の裏に限っては、角質はゴワゴワ・カチカチになるほどは溜めないことがポイントです。厚い角質の中に、においのもとであるこのアミノ酸が溜まっています。


このように、アルカリ性の臭いと、弱酸性の臭いとが混じりあっている・・・それが、足や靴内独特の、あの悪臭なのでした。

蒸れた時の足・靴の臭いはアルカリ性なので、ボディの時と同じく、みょうばんスプレーで消臭できます。

足が蒸れることが無い場合は、弱酸性のほうの臭いのみが発生します。
漫画「ちびまるこちゃん」で、まるちゃんはよく、『父ヒロシの脂っぽい足が臭い』と言っています。靴を脱がなければならないお店(居酒屋など)や学校の靴箱周辺では、そのような、靴独特の臭いがすることもありますね。これがその弱酸性の「イソ吉草酸、酢酸」の臭いではないかと思います。あまり例えたくはありませんが、納豆のような臭いが例えられます。(納豆は大好きな美容・健康によい食材なので、足の臭いには例えたくありませんが・・・)

弱酸性の臭い(イソ吉草酸、酢酸)は、重曹で消臭することが出来ます。





【重曹での消臭方法】
●重曹を溶かしたスプレーを靴に吹きかけて、日当たりのよいところに干しておく。

●重曹の粉末を包んだ不織布や半紙を、靴箱の隅においておく。または、盛り塩のように、器に盛って配置しておきます。こぼれるのが心配なら、何でもいいので手ごろな容器・箱にいれ、フタをしないで置きます。3ケ月に1回新しいものと交換。
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モンゴル産天然重曹 2.3kg 1,242円


別名:  ベーキングソーダ、 炭酸水素ナトリウム (←塩の仲間)

手作りの歯磨き粉」では、研磨剤・消臭剤を利用して使いました。
この重曹の優れている点は、食用である上に「天然」素材であることと、そして「粒子の細かさ」(80ミクロン)です。
80ミクロンという細かさは、他の100ミクロン以上の重曹と比べると、見た目でもすぐにわかります。粒子の粗い重曹はシャリシャリしたような光り方をしていますが、粒子の細かい重曹は片栗粉のようななめらかな光り方です。

歯磨き粉の時は、粒子の細かさによるおだやかな研磨力と、口に入れるものなので天然さにこだわり、この重曹にしました。しかし今回は、口に入れるものではないので、そこまでこだわらなくてもいいでしょう。「歯磨き粉」を作るのもかねて重曹を買うのであれば、これは大量でコスパが良すぎるので(笑)、これを使うとよいと思います。






【足の角質ケア】
●ペースト状の重曹でこする
重曹は、おだやかにですが角質を取る作用もあるので、重曹を水で溶いてペースト状にしたものでこするのを日々やっておくと、角質をためずにすみます。毎日、お風呂に入るときに、石鹸で足を洗った後にこれをやるとよいでしょう。
足の裏・かかとだけでなく、ひじ・ひざなど、ガサガサして白っぽく粉がふくような角質取りにも使用できます。

ペースト状の重曹は、作り方は簡単。重曹を水(水道水でもよい)に溶かして混ぜ、使いやすい程度のクリーム状・ペースト状にするだけです。
量の配分は、重曹>水 。 重曹・・・大さじ1 水・・・小さじ1 ぐらいの割合で。

こんな入れ物に入れておくと便利。
20090401190236.jpg


●細胞賦活作用の利用
スキンケアでは禁じるべき「細胞賦活作用」ですが、足の裏の場合は例外なんでしたね。
とくに、「尿素」はゴワゴワを剥がし、次からは正常なターンオーバーになるように働きかけてくれます。尿素を水で薄めた「尿素水」を、コットンなどに含ませ、カチカチ・ゴワゴワのかかとなどをこすります。


●スティックで取る
カチカチになってしまった足の角質を取るには、いっとき流行ったコレも便利です。お風呂上りの足の裏が柔らかい時に使うと、取れやすいです。
以前は別のメーカーで3,000円ぐらいしましたが、こんなに安いものがありました。機能は同じだし、言ってみればただの「角質が取れる“筒”」なので、安くても問題ないかと思います。
送料無料!ピュアスリック 770円





というわけで、足の裏の場合は、弱酸性か弱アルカリか、臭いのタイプに応じて、みょうばんスプレーと重曹を使い分けることになります。どっちを使うか混乱したでしょうか?
まとめると、足の裏は・・・
蒸れて汗をかいたらみょうばんスプレー。
・靴・靴箱の日頃の消臭剤には、紙にくるんだ重曹or重曹スプレー。
・角質のゴワゴワを溜めない (ペーストの重曹・尿素・スティック)。





ボディも足の裏も、汗をかいたらみょうばんスプレーでスッキリしよう☆
そして、日頃のケアも忘れずに。

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【追記】 精油のところに、細胞賦活作用を追記しました。





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2009'02.25 (Wed)

その2.(10) 日焼け止め

~~~過去の記事を書き直しました~~~




●日焼け止めクリームの肌への負担
私は過去・・・ケミカル時代は、紫外線を浴びたくない、肌を守りたいという気持ちから、夏に限らず、真冬だろうがなんだろうが、外にいようが室内だろうが、365日、かかさず日焼け止めを塗っていました。しかも、SPFは高いに限る(たいていSPF30以上)!・・・という“思い込み”と、だんぜん、汗に強いウォータープルーフ、これだけは譲れない!・・・という“思い込み”で、ガチガチの日焼け止め信者でした・・・・・・・。

なぜ、これらが“思い込み”であったか?なぜこれが“正しくなかった”のか?? というと・・・・
SPFは、高ければ高いほど、肌への負担も大きいのです。
そして、汗に強いウォータープルーフ(とくに合成ポリマーの)、これも、角質を育て肌バリアを守る意味では、まったくそれとは真逆の行為になるのです。


日焼け止めに配合されている酸化チタンは・・・光に当たった時にそれを遮断するので、日焼け止め効果を発揮します、その際に「活性酸素」を発生するため、その部位の細胞が酸化を招いてしまいます。

油脂・皮脂はつねに酸化しており、時間とともに酸化の度合いは雪だるま式に大きくなっていきます。それに加えて、日焼け止めでのこのような酸化が加わると、さらに肌に負担がかかります。

酸化チタンから発生する活性酸素をなるべく抑える方法もあり、その方法を取り入れているものでは酸化チタンにコーティング剤(シリコンまたは油脂による)を使います。
このコーティング剤で、特にシリコンの場合は「合成ポリマー」の件と同じく、肌に密着する力が強いため、強めのクレンジングが必要になります。
「ウォータープルーフ効果」のある日焼け止めは、酸化チタンのコーティングだけでなく、日焼け止めの液体そのものにもシリコン・合成ポリマーを溶かし込んでいて水をはじいています。

こうしたシリコン・合成ポリマーは、がっちり貼り付いて簡単には落ちないので強めのクレンジングが必要になります。強めのクレンジングでは、まだ必要な剥がれ落ちるべきでない角質までもごっそり剥がされてしまいます。
また、水をはじく力が強ければ強いほど皮膚呼吸を妨げ、皮脂膜の形成をジャマします。
このようにして、合成ポリマー・シリコン系のものを使うと、乾燥肌になってしまいます。


酸化チタンからの活性酸素・皮膚呼吸の妨げは避けたいものですね。しかし、かといって、日焼け止めを塗らずにガンガンに光に当たるのとどっちを選ぶか、と言えば、日焼け止めを塗ったほうのダメージのほうがまだマシです。

日焼け止めによるダメージ(酸化、皮膚呼吸) < 紫外線によるダメージ


しかし、このように考えると、日焼け止めを塗らなくてもいい時は塗る必要が無い、本当に必要な時にだけ塗るほうが肌にやさしいことが分かりますね。

1日中、外にいるわけではない職業の場合、とりたててSPFの高さは気にするこはない、とよく言いますが、今ではその意味がよーく分かります。あの頃は、「大は小を兼ねる」のように、「SPFの高さは、すべてを兼ねる」と思っていましたが、今なら、逆に『もったいない!』と素直に思えます。せっかく、肌に負担が少なくてすむはずなのに、わざわざ刺激の強いものを選ぶなんてね・・・。

特別なアウトドアやレジャーでない限り、付けるとしたらSPFは15~20程度でじゅうぶん。一日中、室内ですごす仕事をしているなら、外に出るのは通勤時のみですから、場合によっては付けなくてもいいぐらいです。





●紫外線の種類
紫外線には、UVAとUVBがあります。
(さらにUVCもありますが、これは地上には届かない紫外線なので、考えなくてもよいでしょう。)

●UVA ・・・ 窓ガラスを通して入ってくる。 肌を黒くする。
         真皮にまで届き、コラーゲンを傷つける。
         カットするものの代表は、酸化亜鉛。
         カットの表示はPA。 例: PA+、PA++

●UVB ・・・ 窓ガラスを通しては入ってこない。肌を赤くしたり、ひどければ火傷のようになる。
         表皮までしか届かないが、角質層を傷め、乾燥させる。
         カットするものの代表は、酸化チタン。

         カットの表示はSPF。 例: SPF20、SPF15





●SPF・PAの高さ
日焼け止め指数のSPFが高いかどうかというのは、酸化チタンという原料が、どれぐらいの量入っているか・それがどのぐらい均一に分散されているか、で決まります。

SPFは、紫外線のうちUVBをカットする指数です。

UVAのほうは、というと、酸化チタンはUVBメインでカットし、UVAは微量しかカットしてくれません。
UVAをカットするのは、代表は酸化亜鉛です。酸化チタンのUVAカット力は微力で、酸化亜鉛にはかないません。



酸化チタン・酸化亜鉛は、紫外線を反射する機能をもっています。

他に、紫外線を吸収させるタイプもありますが、肌に悪影響があると危険視されるようになり、今では「紫外線吸収剤は使っていません。」とアピールする商品も増えました。今では、紫外線反射タイプのほうがほとんどです。


酸化チタンは、「紫外線反射」効果のほかに、少量でも白浮きすることからその威力を利用してカバー力として、ファンデーションなどメイク用品にも多く使われています。メイク用品の「全成分表示」をチェックしてみてください。ほとんどに入っていると思います。
ではなぜ、入っているのに「SPF○」などの表示がないのでしょうか?それは、多く入れすぎると白浮きしてしまうほどなので、ほんの少~~ししか入れられないのです。だから、わざわざSPF表示をするほどでもない、ということでしょう。SPF表示がなくても、SPF1~3程度はあるかもしれません。



酸化チタン・酸化亜鉛は、手作りコスメのメーカーで単品で売られています。
それなら、既製品(の、成分良好なもの。合成モノではないもの)に混ぜればいいんじゃないか?そうすれば、SPFをもっと高いものにアレンジできるのでは?・・・と思われますね。やって出来ないことはありません。しかし、これらが多くてSPFが高い、ということは、その分、お肌への刺激も強く、負担がかかるということなのです。

酸化亜鉛のほうは肌を乾燥させやすい傾向があるのがネック。酸化亜鉛は、肌の炎症を抑える効果があるようですが、一方で乾燥させるということは、細胞賦活作用に似たものがあるのかもしれません。
そういうわけで、私は普段使いの日焼け止めでは酸化亜鉛なしのものを選びます。

そのかわり、UVA対策は、「セリサイト」に頼っています。
セリサイトについての説明は、ブログ画面の左側にありますのでどうぞ。





●白浮き、ナノ粒子、どっちを選ぶ?
また、酸化チタン・酸化亜鉛は、ほんの少しでも白浮きしてしまうので、少ししか入れられません。白浮きを考えてギリギリ入れると、せいぜいSPF15程度しか出せません。(※酸化亜鉛は、酸化チタンほどは白浮きしません。)

しかし、超微粒子にすれば白浮きせずに済むのでたくさん入れられ、SPFの高いものを作れます・・・が、そのかわり、超微粒子=ナノ粒子・・・ということで「ナノ粒子問題」が出てきてしまいます・・・。
ものすごく小さな粒子なので、体内に入り込んでしまう。酸化チタン・酸化亜鉛の場合、体内には入ってほしくない成分であり、問題視されてきているのです。細胞間が40~60mnなので、それよりも粒子の小さなものは避けたほうが無難でしょう。

よって、ノンケミカルな日焼け止めでは、ナノ粒子を使わないため、白浮きの兼ね合いを考えると、せいぜいSPF15程度しか出せません。なるほど、ノンケミカルの日焼け止めに、強力なSPFのものが無いのは、そういうことなんですね。
もちろん、メーカーによっては、SPFの高い商品を出しているところもあります。しかし、SPF25以上のものは、たいていナノ粒子の酸化チタンを使っていると考えてよいでしょう。





●ウォータープルーフ
ケミカルな日焼け止めのウォータープルーフ効果、水をはじく作用は、どうやって出しているのでしょうか?それは、「合成ポリマー」による力です。
また、冒頭でも書いたとおり、酸化チタンそのものに水をはじきやすいコーティング(シリコン・合成ポリマーなどで)していることもあります。
合成ポリマーはビニールを溶かしたようなもの。シリコンからも作られます。例えば、「ジメチコン」「シクロメチコン」など、「~コン」と付く合成ポリマー類はそうです。

肌に密着し、水をはじき、簡単には落ちません。ですから、ケミカルなメイク用品にも多く配合され、「化粧崩れの少ない」「皮脂・汗に強い」というのをアピールしたメイク用品に使われます。ビニールで覆うようなものですから、ツルンとコーティングされて肌が良くなったように思えるかもしれませんが、肌はダメージを受けてしまいます。その理由は・・・

・簡単に落ちないので、強いクレンジングが必要になる。
・皮膚呼吸を妨げる。



皮膚呼吸とは:
分泌された皮脂が汗(目に見えない、たえず蒸発している汗)と混じりあって「皮脂膜」を作りつつ、なるべく蒸発を抑える「フタ」の役割をしていること。

合成ポリマーには、このような作用はできません。ただピッタリと張り付いて合成の「フタ」になるだけです。皮脂膜の形成ができないまま張り付き、クレンジングで落とすときには、必要な角質までもがごっそり剥がされ、肌バリアが壊され、「皮脂膜」の形成どころではなくなってしまうのです。



では、ノンケミカルな日焼け止めのウォータープルーフ効果は、どうやって出しているのでしょうか?
合成ポリマーを使わずに、どうやって水をはじくのか?
それはどうやら、水をはじく作用が強めな「オイル」ではじいています。よく使われるのが「ごま油」です。合成ポリマーと違って、石鹸で簡単に落とせるのがメリット!
酸化チタンのコーティングについても、ノンケミカルなものでは、油脂でコーティングしているところがあります。

皮膚呼吸も妨げませんが、ただし、水をはじく力が強ければ強いほど、皮膚呼吸のジャマになるのは確かです。だから、ノンケミカルであってもやはり、ウォータープルーフを“つねに”使うのは、肌の負担になってしまいます。






●塗るべきときを選ぶ、塗らないときの工夫
どうしても必要な時にだけ塗りたい、無駄に塗って肌への負担をかけたくない、そう考え直してからは、紫外線が強くなってくる5月~夏の日差しが強い時期 それ以外は、日焼け止めを塗らないで過ごすようになりました。

これは、個人のライフスタイルに合わせて調整すればいいと思います。なにがなんでも365日、ではなくて、「塗らなくてもいい日は、無駄に塗らない」ぐらいの気持ちを持ちたいです。じゃないと、・・・なんだか、もったいない!(笑)

ですから、使い分けが必要です。
・日常かアウトドアか。本当に日焼け止めが必要か。
・汗をかくかかかないか。ウォータープルーフを使うべきかどうか。
・SPFはどれぐらいが適しているか。
・一日中室内にいるなら、UVAカットのみでよい。UVB対策(酸化チタン)はいらない。


室内がメインの仕事で、紫外線の強い時期でなければ、窓ガラスを通して入ってこないUVB対策(酸化チタン)は必要ないでしょう。つまり、「酸化チタンしか入っていない」日焼け止め“のみ”では、室内でのUVA対策にはまったく意味をもたないのです。むだに酸化チタンで肌に負担をかけるだけになります。
普段、室内で仕事をしていて、せいぜい家から駅までの往復程度しか外に出ないのなら、紫外線の強い時期でなければ帽子をかぶる程度でなんとかなるので、「酸化チタン」を塗って1日を過ごす必要はないかと思います。
ちなみに、帽子やサングラス、意外とあなどれませんよ。(瞳からも紫外線は吸収され、脳から「メラニン発生」の指令が出るので、サングラスはあなどれません。)
→ 日焼け止め“以外”での紫外線対策

また、紫外線の強い時期なら、SPFはどの程度がちょうどいいのか。日常であればSPF15程度でよいでしょうし、ナノ粒子の危険をおかしてまでも高いものを使うのは、アウトドアの時ぐらいでよいでしょう。

また、ウォータープルーフは、たくさん汗をかくと分かっている時だけでよいし、同じウォータープルーフでも、日常であれば、何も「日焼け止め」でなくても、「汗をはじきやすいオイルを配合したクリーム」を使う手もあります。
(参照 → ダラダラ汗」とクリームの関係



そして、ヒトの皮脂膜にはもともと、ある程度は紫外線カットの作用があります。肌バリアが整い、きちんと皮脂膜の形成ができてれば、紫外線に対抗できる、強い肌になると思います。
「しみ」に関しても、肌バリアが整えば、しみの出来にくい肌になるのです。
(詳細→ しみを消すには

しかしもちろん、皮脂膜の力に過剰には頼れません。やはり“ある程度”の作用ですから、アウトドアの時までは無謀です。アウトドアの時はしっかり日焼け対策をしましょう。





ただ、電化製品からは電磁波が発生していて、その電磁波の種類の中には紫外線もあります。パソコンからの電磁波は、紫外線だという話もあり、パソコンのモニター画面に貼るシートはたいてい「紫外線カット99.9%」などになっています。
パソコンのまわりに炭を置くと、電磁波を吸収してくれます。
(詳細 → 空気の乾燥、電磁波
いくら室内にいると言っても、紫外線対策はぬかりなくやりましょう。



また、先ほど「ヒトの皮脂膜はある程度の紫外線カット作用がある」と言いましたが、その皮脂膜によく似た成分・性質を持つものといえば・・・「ホホバオイル」ですね!
ホホバオイルも、ある程度の紫外線カット作用を持っています。
ですから、ホホバオイルをメインとしたシンプルなクリームをメイク下地に使っていれば、室内での電磁波もそう恐れることはないと思います。
→ ヴェレダ アイリスデイクリーム (ブログの左側に紹介してあります)


また、電磁波をカットしてくれる作用をもつ「セリサイト」もオススメ。酸化亜鉛でのUVA対策に「乾燥」が気になって使えない場合、セリサイトは頼りになります。
私は、このパウダーを使ったシンプルなルースパウダーをクリームの上に載せています。また、通常のクリームに混ぜてもよいです。
このように、酸化チタンを入れない、セリサイト入りのパウダーにすれば、肌への負担も少なくなるにもかかわらず、さりげない紫外線カットの対策になるのです。

詳細→ 手作りのフェイスパウダー
→ セリサイト (ブログの左側に紹介してあります)
→ UVA・UVB、セリサイト




【裏技】
オフィスでのスキンケア対策で「乾燥」にも「電磁波」にも有効なのは、ホホバオイルを常備しておくこと。
私は、いらない入れ物(私の場合、プラスチックのメイプルシロップの空き容器)にホホバオイルを入れ、デスクの引き出しに常備しています。

ハンドクリーム代わりにもなるし、仕事の合間の休憩中にデコルテのマッサージもできます。デコルテのマッサージでは、すべりが良くないと出来ないのでホホバオイルも多めに手に取りますが、ホホバオイルはすぐにサラサラになじむので、デコルテがベタベタすることもありません。

また、それらをやった後の、両手のてのひらに“うす~~~~~く”残ったか残らないか、ぐらいの薄く残ったホホバオイルで(よく両手のてのひらをこすり合わせて、伸ばしてから)、「顔をハンドプレス」します。メイクの上からでもオッケー。髪を整える・まとめるのにもオッケーです。

ホホバオイルは「ロウ類」なので、他のオイル類とは違いってベタベタしません。だから、このような使い方もできるのです♪ サラサラしすぎて効果がないように思うかもしれませんが、「皮脂膜の代用」なのでこれで良し。

これをやらなくても、ホホバオイル入りのクリームでメイク直しする、っていうのも、もちろん良いと思います。メイク直しの時は、ホホバオイル入りのクリームの上にさきほどの「セリサイト」入りのパウダーを乗せると、さらに効果的ですね。





●ノンケミカルな日焼け止め
このブログでは、合成モノをなるべく使わないということで、成分良好なものをあれこれ探してきました。「ノンケミカルな日焼け止め」というだけの条件なら、探せばいくらかは見つかります。

「ノンケミカル」とは、このブログ内での意味は「合成界面活性剤と合成ポリマーをつかわないこと。」
(ただし合成界面活性剤は、クリーム類では「乳化」のためにやむをえず1種類は使うこともあります。)
この条件で探せば、いくらかの日焼け止めのリストはあがります。

が、「細胞賦活作用」をもつ成分のことを知ってから、細胞賦活作用の成分を含まないものに絞り込むと・・・パーフェクトの日焼け止めはありません(^^;)
しかし、細胞賦活作用の中でも、強いもの・弱いものがあるので、必ずしも肌に合わないとも限りません。自分なりの許容範囲で使うか、または手作りするかしかありません。



一応、ノンケミカルな日焼け止めをあげておきます。(これ以外にも探せばありますが。)
これ以外のものを探すなら、ノンケミカルなメーカー一覧の中から、各公式サイトにて、一つ一つ成分チェックして探してみるとよいでしょう。

オレンジ色の表示は、乳化剤です。


パックスナチュロン UVクリーム

定価:840円 → 630円
SPF15  ウォータープルーフなし 石鹸でおとせる
乳化剤: 界面活性剤 「カリ石ケン素地」

水、グリセリン、カリ石ケン素地、酸化チタン、スクワラン、ローズ水、シリカ、シア脂、タルク、カミツレエキス、カワラヨモギエキス、ヒノキチオール、エタノール

※ただし、細胞賦活作用のおそれがあるものが配合。「スクワラン」「ヒノキチオール」。

これで細胞賦活作用がなければ、日常使いにはぴったりでした。(ただし、酸化亜鉛もなく、これだけではUVA対策ができないので、セリサイトが必要。)

細胞賦活作用のことを知る前は、私はこれを「メイク下地」として普段使いに使っていました。が、細胞賦活作用について知ってから使用をやめ、肌の調子はどうなったかというと・・・ 本当に調子が良くなりました!→肌の状態の結果報告
細胞賦活作用にも強い・弱いがあるとは思いますが、「ヒノキチオール」はもしかしたら少しだけ強めのほうなのかも??しれません。しかし、細胞賦活作用の影響は微々たるものなので、問題なく使える人もいます。私も、問題なく使っていました。しかし、使用をやめてからの肌と比較すると、使用しないほうが肌の調子が良くなったのは確かです。






アンナトゥモール ピュアUVベースクリーム a>

SPF25 ウォータープルーフなし 石鹸でおとせる
乳化剤: 合成界面活性剤(天然由来) 「ステアリン酸グリセル」

精製水、スクワラン、ステアリン酸、ステアリン酸グリセル、ミツロウ、グリセリン、ポリグルタミン酸、リン酸アスコルビルNa、酸化チタン、(ステアリン酸/リンゴ酸)グリセリル、シリカ、ユビキノン、ローズマリーエキス、オウバクエキス、トコフェロール(ビタミンE)、ソウハクヒエキス、アロエベラエキスー1、カッコンエキス、クロレラエキス

※細胞賦活作用のおそれがあるものが配合。「スクワラン」「ユキノビン」「アロエベラエキス」「カッコンエキス」「クロレラエキス」。

特徴は、リン酸アスコルビルNaという「ビタミンC誘導体」が入っていること。リン酸アスコルビルNaは水溶性なので、浸透するといっても「角質層」までの話なので、肌バリアを壊すことは無いとは思いますが、乾燥しやすい場合もあります。リン酸アスコルビルMgだと脂溶性で、角質層よりも奥へと浸透する作用があるので避けたほうがよいでしょう。

また、この日焼け止めも、UVA対策としてセリサイトが必要です。





ヴェレダ エーデルフラワーサンクリーム SPF 20


定価:2,625円
SPF20  ウォータープルーフ 石鹸でおとせる
乳化剤: 天然の界面活性剤の「レシチン」と、合成界面活性剤(天然由来)の「ステアリン酸グリセル」

水、ゴマ油、カロットエキス、酸化チタン、エタノール、グリセリン、シア脂、リゾレシチン、タピオカデンプン、ホホボ油、キサンタンガム、アルミナ、エーデルワイスエキス、キサンタンガム、ステアリン酸、酸化亜鉛、ステアリン酸グリセリル、香料

※細胞賦活作用のおそれがあるものが配合。「ゴマ油」「カロットエキス」。

合成界面活性剤「ステアリン酸グリセル」は、表示の終わりのほうに書いてあることで、配合率が少ないことに期待。また、メインの乳化剤が「リゾレシチン(レシチンを低分子化したもの)」であることが好感度あり。
また、ウォータープルーフ効果を「ごま油」で出しているため、落ちにくいながらも石鹸で落とせます♪酸化チタンにはシリコンのコーティングでなく、植物由来のステアリン酸をコーティングし、ウォータープルーフ効果を出しています。
SPFは20で高め&ウォータープルーフなので、アウトドア用によいでしょう。
細胞賦活作用は気になりつつも、これは私の中では「許せる範囲」なので、今までどおり、アウトドア用に使用しようと思っています。
酸化亜鉛が入っています。これは、先ほども書いたとおり、炎症を抑える効果の反面、乾燥しやすくさせる傾向があります。しかし、配合量はそれほど多くないようですし、使用してみて乾燥にはそう影響がない程度でしたので、許容範囲。





ヴェレダ エーデルフラワーサンミルクローション SPF15


定価4,410
SPF15  ウォータープルーフ 石鹸でおとせる
乳化剤: 天然の界面活性剤の「レシチン」

水、ゴマ油、エタノール、カロットエキス、酸化チタン、、リゾレシチン、エーデルワイスエキス、ホホバ油、タピオカデンプン、キサンタンガム、アルミナ、ステアリン酸、香料

※細胞賦活作用のおそれがあるものが配合。「ゴマ油」「カロットエキス」。

乳化剤がレシチンのみです♪ SPFも15で弱いので普段使いにちょうどよい。これでウォータープルーフじゃなかったらよかったのに・・・(笑)。いや、それはそれで使いようによっては役に立ちますね。普段使いかつ、汗をかきそうな通勤時用として使えます。
また、ウォータープルーフ効果を「ごま油」で出しているため、落ちにくいながらも石鹸で落とせます♪酸化チタンにはシリコンのコーティングでなく、植物由来のステアリン酸をコーティングし、ウォータープルーフ効果を出しています。

これは、ヴェレダSPF20と違って、酸化亜鉛がないので、セリサイトでのUVA対策が必要です。





日焼け止めは、肌へのダメージを考えて使い分けましょう。
また、必要な時だけ使い、日常では「日焼け止めクリーム」に頼らない日焼け対策をしましょう。

関連記事→ 日焼け止めクリーム“以外”での紫外線対策

追記記事→ UVA・UVB、セリサイト

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2009'02.23 (Mon)

その2.(27) 手作りの歯磨き粉

重曹を使って「手作りの歯磨き粉」を作ってみました!


舌には味蕾(みらい)という味を感じる細胞があります。この味蕾が、歯磨き粉に含まれる合成界面活性剤によって損傷してしまいます。目安は、歯磨きをした後、食事をすると味が変わったに感じることで分かります。

その例が、「みかん」や「オレンジジュース」。
私はみかんが好きなのですが、小さい時、はみがきの後にみかんを食べたり、オレンジジュースを飲んだら、あまりの味のまずさ・苦さにビックリしたことがありました。これは、合成界面活性剤により、味蕾が損傷したということだそうです。

・・・でもそうは言っても、時間が経てば、舌の味蕾のそのような破損状態も解消し、通常に戻ります。なので、過剰に心配することはありません。しかし、合成界面活性剤には、多かれ少なかれ、そのような作用があるのだということですね。


また、合成界面活性剤が身体に良くないのは明らかです。スキンケアの場合ですと、肌バリアを壊して乾燥肌を招くのが代表的ですが、口の中の場合はどうか?
口の中には角質層はありません。そのまま角質層なしで、粘膜です。よって吸収力も皮膚より高く、粘膜は皮膚の13倍も体内への吸収します。ただでさえ皮膚バリアを破る力をもつ合成界面活性剤をはじめ、様々な化学物質がたやすく侵入し、体内で蓄積してしまいます。

そんなわけで、口の中もノンケミカルにしようと、手作り歯磨き粉に挑戦してみました。





●材料
いろいろ調べた結果、手作りの歯磨き粉は、「重曹、グリセリン、カオリン」が多く、もっともシンプルなものなら、「重曹、グリセリン」だけでも成り立ちます。

重曹が使用されるのは、おだやかな研磨作用があるからです。重曹は塩の仲間で、塩もおだやかな研磨作用があります。よく、「塩で歯磨きする」というのを聞いたことがありませんか?

また、「歯磨き」というのは実は、じっくり丁寧に磨けば、何もつけなくてもきれいに汚れを落とし、磨くことができるのです。泡立たないほうが、しっかりすみずみまで磨けるとの話もあります。

よって、歯磨き粉に使える材料は下記のとおり調べましたが、「歯に悪くないものなら、何を使っても良い!」ということに気づきました。



下記のそれぞれの項目から、必要なものをチョイスして組み合わせます。
※全てそろえる必要はありません。

研磨剤 : 重曹、炭酸カルシウム(パールパウダー)、塩
汚れ吸着剤 : カオリン、石鹸素地
潤湿剤 : グリセリン
清涼剤 : ハッカ油 1~2滴
保存料 : ローズマリーエキス 1~2滴
増粘剤・増量剤 : シリカ、カオリン
発泡剤 : 石鹸素地
虫歯予防: フッ素(抹茶の粉末(口臭予防、殺菌効果))、キシリトール




私の場合、まず重曹。しかし、それだけでは粉っぽくてしょっぱいので、他のものも加えていきました。グリセリンでしっとりさせる。スッキリ感を出すためにハッカ油。保存料としてローズマリーエキス。汚れ吸着のために、粘土の一種であるカオリンをいれ、するとねっとり感も出せる。しかしカオリンだけを多く入れると高くつくため、シリカを入れて増量させる。シリカも増粘効果がある。虫歯予防のために、フッ素を含む抹茶の粉末。もう一つ虫歯予防のために、キシリトール!!

  20090221232013.jpg


発泡剤は入れませんでした。ノンケミカルな歯磨き粉ではよく、石鹸素地を入れることがあります。私も使ってみたことはあるのですが、石鹸の味の歯磨き粉は、経験上、美味しくなかった(^^;)。人にもよると思いますが、私は味のまずさに、どうしても慣れませんでした・・・。

発泡剤を入れなくても、磨くには問題ありません。冒頭で書いたように、発泡剤がないほうがじっくりすみずみまで磨けるとの話もあり、実際に、発砲剤なしの既製品の歯磨き粉もあります。(例:ロゴナのローズマリー&セージはみがきジェル) 
私はここ最近は、合成モノの歯磨き粉が嫌で、まったく何もつけない“素”で磨くこともあったので、泡立たないことには違和感はありませんでした。





●作り方
作り方は簡単!全部あわせて混ぜるだけ。湯煎もいりません。

【だいたいの割合】
カオリン ・・・ 1~2
シリカ ・・・2~3     ※カオリン+シリカ=3~5 で調整してもよい。
重曹 ・・・ 1
グリセリン ・・・ 3
ハッカ油 ・・・ 1~2滴
ローズマリーエキス ・・・ 1~2滴
抹茶の粉末 ・・・ 一つまみ(ごく少量)
キシリトール ・・・ 全体の3~10%


入れ物は、100円ショップで買ったタッパー。
  20090221232139.jpg


この中に、材料を全部いれ、混ぜるだけです。
20090221232529.jpg   20090221232703.jpg


ポイントは、「グリセリン」の量の加減。多すぎればトロトロしすぎて液体状に近くなり、歯磨き粉としては使いにくくなるので、練り状にしたいなら、グリセリンを少しずつ入れて練ってみて、調整するとよいでしょう。グリセリンの適量は、「ねっとり感」が出る程度です。
  20090221233503.jpg 

もし、作ってみてグリセリンが多すぎてトロトロしすぎたら、「カオリン」or「シリカ」を加えてねっとり感を追加してください。カオリンは粘土の一種なので、入れれば入れるほど、粘りのあるねっとり感を出せます。

カオリン+シリカ=3~5。カオリンとシリカ、合わせて3~5になるようにすればよいです。たとえば、カオリンだけ3~5を入れ、シリカを入れなくてもよいのです。しかし、カオリンは意外と材料費がかかり、高くついてしまいます。そこで、すべてカオリンにするのでなく、お手ごろ価格のシリカで補いました。シリカも、カオリンほどではありませんが増粘剤になり、増量を増やすことができます。それならカオリンを入れず「シリカだけ」にすればよいか?と思いますが、シリカには「汚れ吸着作用」は無いので、やはりカオリンは必要です。カオリンの粘りの強さも、捨てがたいです。



オシャレな歯磨き粉では無く、地味ですね・・・入れ物もタッパーだし(^^;;)
色がこんなくすんだ緑色なのは、「抹茶粉末」を入れたからです。これを入れなければ、真っ白になります。

※ただし、抹茶というのは、光(蛍光灯も含む)に当たると変色しやすく、時間の経過とともに緑色→茶色になりがちです。質には問題ありませんが、見た目が悪くなってしまうのが残念です(^^;)
たとえば、抹茶ケーキなども本来は時間の経過とともに茶色っぽくなるのが通常の原理です。それが、いつまでも鮮やかな緑色をしているのは、変色しないように何かを加えていることがほとんどのようです。

この抹茶の色(茶色に変色した色)によって、歯ブラシのブラシの部分にも色が残ってしまいます。それが嫌な場合は、抹茶は歯磨き粉の材料には加えず、歯磨きをした後に、「抹茶の粉末を溶かした水で、仕上げのすすぎをする」という方法がよいと思います。




東急ハンズなどには、チューブの入れ物も売っているので、旅行用などにはチューブに入れたほうが使いやすそうですね。または、ソースなどを入れる入れ物のミニサイズも、いいかもしれません。


【追記】
チューブの容器を買って、入れてみました!こっちのほうが使いやすいです(^^)
    20090227224021.jpg    → 20090227230827.jpg

小さいほうは、持ち歩き用。
前回よりも、抹茶の量が多かったのか?ずいぶんキレイな抹茶色に・・・。おいしそう(笑)。


歯ブラシにつけて、磨いてみました。
 20090221233717.jpg
使い心地は、ツルツルになるし、なにも問題ありません(^^)
発泡剤を入れなかったので、泡立ちが欲しい人には不満かもしれません。発泡剤が欲しい人は、「石鹸素地」を入れてみてください。その代わり、「味」は覚悟です(苦笑)。







●材料の詳細

モンゴル産天然重曹 2.3kg 1,242円


別名:  ベーキングソーダ、 炭酸水素ナトリウム (←塩の仲間)

重曹は入れすぎるとしょっぱい(さすが塩の仲間!)し、たとえ研磨作用がおだやかと言えど、入れすぎないほうが無難です。
重曹にもいろいろありますが、「食用」のものと、そうでないもの(掃除用など)があります。口に入れるものなので、「食用」を選びましょう。

この「モンゴル産天然重曹」を選んだ理由は、食用である上に「天然」素材であることと、そして「粒子の細かさ」(80ミクロン)です。
80ミクロンという細かさは、他の100ミクロン以上の重曹と比べると、見た目でもすぐにわかります。粒子の粗い重曹はシャリシャリしたような光り方をしていますが、粒子の細かい重曹は片栗粉のようななめらかな光り方です。

もともと、重曹のの粒子は、プラスティックなどよりも柔らかく、歯を削ってしまう心配がありません。角がとれ、柔らかい研磨剤です。しかしそれでも、「研磨作用」は粒子の粗い・大きいほうが強くなります。歯磨きに使う際は、歯のエナメル質を削り過ぎないよう、粒子のなるべく小さいものがよいでしょう。



ぴのあ カオリン 70g入り 1,008円


生活の木 カオリン 100g 840円


白色の粉末原料。汚れを吸着するクレイ(粘土)としても注目の原料です。 パウダー品の基剤やパックに使用されます。 水に溶かすと、粘着力が出ます。その粘りが、歯磨き粉では“要”となり、カオリンの配合量が一番多くなります・・・が、そうすると、材料費が高くついてしまいます。そこで、カオリンだけでなく、その一部を「シリカ」で補ってもよいでしょう。




無水ケイ酸(シリカ)(5g入り)226円a>

クリームや乳液には増粘剤として、またべたつきを防止して乳化を安定させる目的で配合されています。 歯磨きには増量・増粘剤として使用されます。
これは入れなくてもいいのですが、「カオリン」が高くつくので、カオリンの代わり・一部として。増粘剤であり、増量剤の役割も果たします。ただし、カオリンほどの粘りは無いし、カオリンの本来の目的でもある「汚れ吸着剤」の効果はほしいので、まったくの「シリカだけ」ではなく、やはりカオリンも少しは入れたほうがよいと思います。全体の割合のうち、カオリン+シリカ=3~5 で。





日本薬局方 ハッカ油 20mL 680円


無色~微黄色澄明の液で、特異でそう快な芳香があります。入浴剤として使う場合もあります。夏用にはスッキリしてよいかもしれません。
歯磨き粉に使う場合は、1~2滴でじゅうぶんです。





ぴのあ ローズマリーエキス(20g入り) 1,575円
     
酸化防止作用をもつため、化粧水など、水分を含んだ腐りやすいものに入れ「保存料」として使われます。1~2滴入れるとよいでしょう。
特に歯磨き粉に使う場合は、「味」も大事な要素です。いくら目的を果たす成分であっても、あまりにも不味いと、使うのが苦痛になってしまいます(^^;)
ローズマリーは香りも味も、悪いものではありません。しかしこのエキスは凝縮された味がし、苦みが強いので、入れすぎには注意しましょう。






日本薬局方 グリセリン 500mL 980円


無色透明のシロップ状の液体で、匂いがなく、甘みがあります。グリセリンは、高等植物や海草、動物などに広く含まれ、私たち人間も、皮下や筋肉などに「脂質」という形で蓄えられています。
保湿性・吸湿性などがあり、化粧水をはじめ、化粧品にもよく使われます。







●虫歯予防のための材料
フッ素
キシリトール


●虫歯とは
虫歯とは、歯こう(プラーク)の中の細菌が出す酸が、歯を溶かすことで始まります。しかし、歯は、虫歯が始まろうとするとき、自分の力で防ごうとする作用を持っています!!

歯こう(プラーク)の中の細菌が出すが、歯を溶かし始める。
          ↓
口の中がいつもより酸性に傾く。
          ↓
歯からカルシウムとリンが唾液中に溶け出し、中和される。
          ↓
正常に戻り、唾液の中で余ったカルシウムとリンが、歯の表面に流れ込んで自己修正する!=「再石灰化」
          ↓
これを繰り返すが、酸の発生する量・回数が増えると、再石灰化が追いつかない。
          ↓
虫歯になってしまう。



このように、歯の表面では、食事のたびに脱灰と再石灰化が行われています。
しかし酸の発生する量と回数が増えると、再石灰化が追いつかずに虫歯になってしまうのです。唾液の働きは人によってさまざまで、分泌がよい人や酸を中和する能力の高い人もいれば、そうでない人もいます。




●フッ素
上の再石灰化の時に、フッ素があると、酸に強い歯になり、虫歯になりにくくなります。よって、市販で売られている歯磨き粉のほとんどは、フッ素が配合されています。CMなどでも「フッ素配合」と言っているのを聞いたことがありますね。

【フッ素を含む食材】
緑茶、抹茶、海草、エビ、ゼラチン
そこで、今回の歯磨き粉では抹茶の粉末を入れました。歯磨きの後に、お茶でうがいするのも良いのだそうです。
「作り方」のところでも書きましたが、抹茶の色は光にあたるとじょじょに「緑色→茶色」に変色してしまいます。歯ブラシのブラシの部分にも、色が残ってしまいます。それが嫌であれば、抹茶は材料には加えず、別々に使ったほうがいいと思います。抹茶の粉末を水に溶かし、歯磨きのあとの「仕上げのゆすぎ」としたほうがよいでしょう。

  20090221232103.jpg

【フッ素の作用】
歯の表面の脱灰を抑制する。
歯の再石灰化を促進する。
耐酸性の高いエナメル質(フルオロアパタイト)を形成する。
虫歯菌の酸の産出を抑える。
フッ素が歯に取り込まれ、酸に強い歯を作る!





●キシリトール
キシリトールはなにかと言うと・・・これは甘味料のひとつです。天然素材の甘味料で、シラカバやカシを原料におもにフィンランドで生産されています。安全性はWHO(世界保健機構)でも認められており、とても安全な甘味料です。

甘味料といっても、砂糖と較べて、カロリーは25%も低く糖度はかわらない。インスリンに関係なく代謝されるため、血糖値に影響を与えないという素晴らしさ♪
溶ける時に熱を吸収するので、独特の清涼感があります。キシリトール入りのガムなどでもお分かりかと思います。

キシリトールは「甘味料」ですが、砂糖とは違って口の中で「酸」をまったく作りません。つまり、キシリトールは虫歯の原因にはならないのです!

さらに酸の中和を促進し、唾液も出やすくするため、先ほどの「再石灰化」を促します。

さらにキシリトールのスゴイところは、むし歯の大きな原因とされる原因菌(ミュータンス菌)の活動を弱める働きを持っています。このむし歯原因菌への働きは、他の甘味料にはみられないキシリトールだけの効果です。

【キシリトールの作用・特徴】
虫歯の原因である酸を作らない。
歯の再石灰化を促進する。
虫歯を予防する。
虫歯の原因菌(ミュータンス菌)の活動を弱める。
骨粗しょう症の改善。
甘味料だが、血糖値を上げない。
砂糖よりカロリーが低い。


【キシリトールを含む食材】
イチゴ・ラズベリー・レタス・ホウレンソウ・カリフラワーなど。
また体内でも肝臓で1日に5~15g 生産されている。

今回、歯磨き粉の材料に「キシリトール」を入れるにあたって、何を入れたらいいか考えました。イチゴや野菜などの食材そのものを入れるわけにはいきませんね。歯磨きの意味がなくなってしまいます。
(フッ素の場合はお茶でよかったのですが。)
食材そのものではなく、その中に含まれる「キシリトール」という成分が欲しいのです。そこで、「キシリトールの粉末」を探してみると、こちらのサイト1件だけ見つかりました。

→ イーストバイオ
ずっしり入っていて1890円なので、いつ使い切るかは分かりませんが(笑)、コスパはかなりよいでしょう。また、歯磨き粉に使うばかりでなく、水にとかして「うがい」することでも使えるそうです。もちろん、甘味料としてもよいですね。


★キシリトールとフッ素が両方入っていると、ダブル効果になるそうです。
 xylidf3.jpg






●ノンケミカルな歯磨き粉の例
手作りするにあたって、既製品ではどんなものが使われているのか、参考にしてみましょう。

太陽油脂 パックス 石けん ハミガキ 290円
炭酸Ca、水、グリセリン、シリカ、石ケン素地、ハッカ油、ユーカリ油、カラギーナン



ロゴナ  ローズマリー&セージはみがきジェル 998円

水、ソルビトール、シリカ、海塩、アルギン酸Na、コンミフォラアビニカエキス、ハマメリスエキス、エチナセアパリダエキス、ローズマリー油、セージ油、ラウリン酸スクロース、グリセリン、香料(エッセンシャルオイル)、水酸化Na

これが、泡立たない歯磨き粉です。私は、ノンケミカルの既製品ではこれを気に入っていました。少し高いのがネックで、手作りを思い立ちました・・・(笑)。



ロゴナ ペパーミントはみがきジェル 998円

水、ソルビトール、シリカ、海塩、アルギン酸Na、ココイルグルタミン酸Na、
セイヨウハッカ油*、コンミフォラアビシニカエキス、ハマメリスエキス、チョウジ花油、カミツレエキス、ユチャ葉エキス、エチナセアパリダエキス、グリセリン、ラウリン酸スクロース、香料(エッセンシャルオイル)

これも使ったことがあります。これは同じロゴナでも、泡立つほうです。泡立ちは「ココイルグルタミン酸Na」による作用ですが、これは合成界面活性剤の一種であり(作用はおだやかで安全なほうではありますが)、まぁ・・・無いにこしたことはありません。
チャ葉エキスが入っています。フッ素のためかもしれませんね。



ロゴナ ミネラルはみがき粉 998円

水、グリセリン、ソルビトール、炭酸Ca、シリカ、ココイルグルタミン酸Na、アルギン酸Na、ヘクトライト、キサンタンガム、海塩、スペアミント油、セイヨウハッカ油、コンミフォラアビニシカエキス、ハマメリスエキス、チョウジ花油、ラウリン酸スクロース、香料(エッセンシャルオイル)


時々上記の中に登場する研磨剤の「炭酸Ca(炭酸カルシウム)」、この主成分は、「・貝殻やサンゴ ・ 石灰岩や大理石」です。よって、パールパウダーの粉も、研磨剤になります。






●合成モノの歯磨き粉の例
では、今度は合成モノの既製品が何で出来ているか、見てみましょう。

●○イオン ホ○イト&○ワイト

研磨剤・・・歯磨用リン酸水素カルシウム、酸化アルミニウム
湿潤剤・・・ソルビット液、PG
発泡剤・・・ラウリル硫酸Na、ラウロイルサルコシンNa
粘結剤・・・カルボキシメチルセルロースナトリウム
香味剤・・・香料(ミントタイプ)、サッカリンナトリウム
薬用成分・・・モノフルオロリン酸ナトリウム
保存料・・・安息香酸Na、パラベン

こちらは、ラウリル硫酸Na・・・!これが、歯磨きに使われる合成界面活性剤でもっとも良くないとされるものの1つです。この商品は値段が安めで、100円ショップにも売っていたりします。しかし、安いのはいいのですが、やはりそのせいか?質が良くないようです・・・。鈍感な私(笑)はそんなに嫌悪感は感じませんでしたが、これを使って、歯に不快感を持った友人がいました。特別あれこれとこだわりを持たない友人が、すぐにこれの使用をやめた時は、この歯磨き粉は、よほど雑な作りなのかな~と思ったものでした。

改めて「ラウリル硫酸Na」を調べてみると・・・“値段も安く、少量でよく泡立つ。油を落とす力が強い”のだそうです。なるほど~・・・。安くて力を発揮する(しすぎる?)なら、安価な商品には使われそうですね。

これの悪影響はというと、『皮膚に浸透して血流に乗り、脳や心臓や腎臓に蓄積され、血液内に高レベルの発ガン物質を積み込む』そうです。目の炎症、脱毛、ひどいフケ、アレルギー反応などの例があります。歯磨きやシャンプーに使われる際は、人体にすぐには悪影響の出ない程度に配合されているのかもしれませんが、たとえ少量でも、悪影響の考えられる合成界面活性剤は、なるべく避けたいものです。



口の中もノンケミカル♪



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2009'02.13 (Fri)

その2.(16) 成分良好!ノンケミカルなメーカー一覧

~~またまた過去の記事を書き直しました。こればっかりですみません。~~

2015.3 書き変えました。
手作りはだいぶやらなくなり(^^;)最低限のものだけになりました。
ずばり、ホホバオイルとシアバターを湯煎(またはレンジでチン)して混ぜただけの、超簡単なクリーム、
これぐらいです。
これは、全身に使えます。
髪の毛のヘアクリームとしても、スキンケア(クリーム)としても。




★ノンケミカルなメーカー一覧 
自分が使っている・使っていない関係なく、次のとおり書き出してみます。

下記に書き出したメーカーは、どういう基準で選んだかというと、「ノンケミカル」であることを“前提”としている、選ぶ際に候補にあげてよいと思えるメーカーです。
たとえば、「無添加」と言っても合成ポリマーを使っているような、中途半端にノンケミカルっぽさをアピールしているメーカーは外しました(苦笑)。
→ よくある質問「成分編」Q2.「無添加」なら安心ですか?


しかしだからと言って、これらのメーカーのものなら“すべて”、合成界面活性剤・合成ポリマーを使用していない・・・というわけではありません。合成界面活性剤は、乳化の際にはどうしてもなにかしらの乳化剤として必要なこともあります。合成ポリマーなら、使わずに徹底しようと思えば出来ますが、それでも物によっては入っていることもあります。

もちろん中には、100%ノンケミカル!と言えるものもあります。
商品すべてが徹底されているメーカーもあれば、一部だけやむを得ず使っているメーカーもあります。

使うかを検討する際は、公式サイトなどで「全成分」をチェックしてみて、自分の納得のいくもの・許容範囲なものを選んでください。



ロゴナ
オーブリーオーガニクス
ヴェレダ
サンコート
ラヴェーラ
ドクターハウシュカ
ナチュリピュラファイ
リマナチュラル
ナティエラ
ゼノア化粧料
ミナエ化粧品
アンナトゥモール
パックスナチュロン
松山油脂
シャボン玉石鹸
地の塩
ねば塾
ブルガリアローズジャパン
ナイアード
ソンバーユ
アレッポ
黒ばら本舗
ナチュラグラッセ


※2015.3月
最近は、どんどんノンケミカルなメーカーも増えてきましたね。
これ以外にも、調べればいろいろありそうです。
知っている限りで、一番下に、ナチュラグラッセを付け足しておきました。

★手作りコスメのメーカー
このほかにもありますが、私は下記の上から4つばかり利用しています。


日本薬局方
ぴのあ
生活の木
PEACH-PIG
薬局グローバ
マンディムーン
いまじん
オレンジフラワー


※ぴのあさんは、2015.3月で閉店となってしまいました。
今は、ホホバオイルとシアバターさえあれば良い、ということで、
そんなにいろいろなお店は利用しなくなりました。
ぴのあが閉店したということで、引き続きPEACH-PIGの利用と、
ほかにお買い得でよさそうなお店を開拓しようと思います。





★私が使っているもの一覧
私が使っているものを知りたいという質問も時々いただくので、書いてみます。
私の場合は、「石鹸で落とせるメイク」をしたいので、合成ポリマーは不使用です。

●スキンケア
【石鹸洗顔】 白雪の詩
【化粧水】 基本的になし 
【美容液】 基本的になし 
【クリーム】 ヴェレダ アイリスデイクリーム、手作り(ホホバオイル、シアバターを湯煎して混ぜたもの)




●メイク用品
【日焼け止めクリーム】 ヴェレダ SPF20、
【フェイスパウダー・顔全体用】 手作り
【フェイスパウダー・目元用】 ロゴナ プレスドパウダー02、 手作り
【チーク】 ロゴナ ピーチ・アプリコット 、 オーブリーオーガニクス シルケンアース(ローズ)
【アイシャドウ】 ロゴナ シルバー&ゴールド(廃盤)、 ナチュラグラッセ、サンコート グリーン・イエロー
【アイライナー】 ロゴナ ブラウン・グリーン
【リップクリーム】 手作り
【グロス】 手作り

~~以下のみケミカル~~ 
以下のみ、合成ポリマーを含むものです。が、石鹸では落ちます。
【眉ペンシル】 レブロン ブラウン、 ? グレー
【眉マスカラ】 ブロウズ アップ チャマユ
【マスカラ】 ファイバーウィッグ ブラウン



●ヘアケア
【洗髪】 石鹸 白雪の詩、マヘンディヘナシャンプー
【リンス】 なし
【トリートメント】 オーブリーオーガニクス GPB、 
【ヘアオイル】 ホホバオイル




→ レシピ一覧はこちらから

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2009'01.21 (Wed)

その2.(26) 手作りのフェイスクリーム

手作りのフェイスクリームを作りました。

20090121204626.jpg

*****************************************
※2015.3月追記
下記の手作りのフェイスクリームは、
現在は書いてあるよりももっともっと、超簡単に作っています。

ホホバオイルとシアバターを目分量で湯煎(またはレンジでチン)し、かきまぜて、冷やす。これだけです!
水も混ぜません。
*****************************************


●手作りのフェイスクリームの材料

【通常用】
・ホホバオイル
・ミツロウ
・精製水(バラ水)
(・ローズマリーエキス)  1~2滴

【乾燥ぎみの応急用】
・ホホバオイル
・ミツロウ
・シアバターorカカオバター
・精製水(バラ水)
(・ローズマリーエキス)  1~2滴


分量の割合は、だいたいですが、
 ホホバオイル:ミツロウ:シアバター(カカオバター):精製水(バラ水)
=   4   :  2  :    1   :   2



今回も簡単。リップクリームの手作りの時と同じようなものです。オイル類を全部まとめて湯煎して溶かし、混ぜ合わせますが、リップクリームの時と違う点は、「水分」類を入れる点。水分(精製水、バラ水、ローズマリーエキス)だけは後から加えます


水分以外のもの(オイル類)だけ湯煎で溶かす。
(オイル類 : ホホバオイル、ミツロウ、シアバター、カカオバター)
20081206111512.jpg 20081206111546.jpg 


② ①を湯煎から取り出し、ここで初めて水分の登場。水分を少しずつ加えて、コネコネ混ぜ合わせ、乳化させてクリームにする。湯煎から出した直後でなくても、冷めてから水分を入れてもよし。
(水分 : 精製水、バラ水、ローズマリーエキス)
20090124132302.jpg
クリームの容器にはいってる棒は、混ぜ混ぜ用の棒・・・実は、焼き鳥のくし・・・( ;゚Д゚)ノ (笑)

湯煎から出すと、トロトロの透明な液体(溶けたオイル類)が、どんどん白っぽくなりながら固まりだします。水を入れない(少ない)状態の「①までの材料のみ」でもクリームっぽくはなりますが、水を加えることで、よりクリーミーなものになります。


材料のお手本にしたのは、ヴェレダのアイリスデイクリームです。
ヴェレダ アイリス デイクリーム 2,280円


【全成分】
ホホバ種子油、ハマメリス水、エタノール、グリセリン、シア脂カカオ脂、ケイ酸(Al/Mg)、リゾレシチン、ミツロウ、加水分解ミツロウ、ドイツアヤメ根エキス、キサンタンガム、香料


このクリームの良いところは、皮脂膜と同じ成分・性質をもつ「ホホバオイル」をメインとし、皮脂膜になるべく近い、クリームの基本となるシンプルなオイル類を組み合わせて作られているところ。

私もこれをメイクの下地クリームとして愛用していますが、先日は注文が殺到したらしく、なかなか届かなかったので(^^;) このシンプルさを真似て、さらに最低限必要なものだけをよりすぐって、手作りしてみました。






●固すぎたり、やわらかすぎる場合
固くなったというのなら、ミツロウやシアバターの量(とくにミツロウ)が多すぎるので、ホホバオイルを少し足して調整。
やわらかすぎるのなら、ホホバオイルの量が多すぎるので、ミツロウかシアバター(とくにミツロウ)を 少し足して調整。

常温での固さを考えると分かりやすいです。
ホホバオイル ・・・ 液状
ミツロウ ・・・ カチカチの固体
シアバター ・・・ 固めのバター状


これらをミックスすることで、配合量の多いものに近い固さになる、と考えるとイメージしやすいです。






●“クリーム”とは?
まず、クリームとはなんでしょうか?

それは、簡単に言うと・・・ 油+水=クリーム ・・・です。しかし、油と水は混じりあわないもの。混ぜてもクリーム状にはなりませんよね。
たとえば、ドレッシングがそうです。ドレッシングの瓶の中の油分と水分は、振っても混じりあわず、常に分離した状態です。しかし、ここに卵黄を混ぜると・・・!卵黄がもつレシチンの作用により、クリーム状になります。それが、マヨネーズです。

この、卵黄のレシチンの作用は、「乳化」というもので、界面活性作用の1つです。
このように、「クリーム」にするには界面活性作用のあるものが無ければならないので、合成界面活性剤の存在との葛藤(!)があるのですが、レシチンであれば、天然の界面活性剤(“合成”はつきません)なので、一応は安心といえるのです。

そう、実は、先ほどのヴェレダのアイリスデイクリームのもう1つの魅力は、乳化剤がリゾレシチンであることです。合成界面活性剤の力を借りなくとも、リゾレシチン(レシチンを低分子にしたもの)の乳化力を使っているところがポイントで、もはや、先ほどのホホバオイルがメインうんぬんより、この乳化剤の件が最大の魅力として、人気のあるクリームです。


さて、それなら、すべての合成界面活性剤を、レシチンに置き換えられないのか?・・・と思いますよね。ところが・・・なかなかそう上手くは行きません、残念ながら・・・。この件については、後ほどまた「乳化剤のデメリット」として書きます。




話は戻って、そういうわけで、クリームの作り方を正確に書けば、
油+水+乳化剤=クリーム 
・・・ということになります。

ということは、たとえば、オイルと化粧水も、乳化剤さえ混ぜればクリームになります。
オイル+化粧水+乳化剤=クリーム

「油+水+乳化剤=クリーム」
クリームは、すべてこのような作りになっています。なにかしらの乳化剤がなければ、クリームにはなりません。



ここで、冒頭の「手作りのフェイスクリーム」の材料を、もう一度見てみましょう。

【乾燥ぎみの応急用】
・ホホバオイル
・ミツロウ
・シアバター
・カカオバター
・精製水(バラ水)
(・ローズマリーエキス)

これらを、油+水+乳化剤 に分けてみると・・・
油・・・ホホバオイル、ミツロウ、シアバター、カカオバター
水・・・精製水(バラ水)、ローズマリーエキス

あれ?乳化剤が無い!? はい、一見、乳化剤はありませんね。しかし、これでも一応クリームにはなるのです。その謎は、ヒトの皮脂膜にあります!






●皮脂膜もクリーム
ヒトの皮脂膜も、「天然のクリーム」です。
ヒトの皮脂は分泌されると、絶えず蒸発している目に見えない汗と混じりあって、天然の皮脂クリーム(皮脂膜)を作ります。通常、肌はベタベタしていないので実感がないかもしれませんが、皮脂膜というクリームで保護され、乾燥から肌を守っています。

皮脂+水分=皮脂クリーム(皮脂膜)

ここで気づいたかと思いますが、「乳化剤」がありませんね?「クリーム」は、油+水+乳化剤=クリーム でなければ成り立たないはずです。
・・・実は、ヒトの皮脂には、天然の乳化作用があるのです!弱いものですが。



【皮脂膜の構成と、その働き】
遊離脂肪酸 25%   (石鹸にも含まれる成分) →弱酸性を保つ
トリグリセド 25%   (グリセリン&3つの脂肪酸)→弱酸性を保つ
モノ・ジグリセド 25%  (グリセリン&1,2つの脂肪酸)→弱酸性を保つ
スクワレン 5%     (コレステロールになる前の物質)
コレステロール 1.5% 乳化
コレステロールエステル 3%乳化
ロウエステル
 20% →乳化

この、「ロウエステル」がキーワードです。





●ホホバオイル
今まで何度も、ホホバオイルについての記事を書いてきました。皮脂膜と同じ成分・性質を持ち、皮脂膜の代用にぴったりである、という内容です。
詳細記事→ ホホバオイル~皮脂膜と同じ成分~

なんとホホバオイルにも、ヒトの皮脂と同じく、弱い乳化作用があるのです!
そういうことで、手作りのあの材料でも、ホホバオイルの乳化力のおかげでクリームにすることができたのでした。


ホホバオイルは、名称に“オイル”がつきますが、実態を正確に言えば「オイル」ではなく、「ロウ」類で、液状のワックスです。ミツロウと同じ、「ロウ」類。このロウは、先ほどの、皮脂膜のうちわけの中の「ロウエステル」と同じもの。ロウエステルは、弱い乳化作用を持ちます。

・・・というわけで、「ロウ」類のミツロウも同じく、弱い乳化作用をもちます。


そういうわけで、ホホバオイルとミツロウ、この2つこそが、皮脂膜にもっとも近い、クリームを作る際の基本となる材料なのです。

ホホバオイルが皮脂膜に似ている・・・というのは、「ある程度の紫外線カット」の作用をもつことも共通しているし、何と言っても、「てざわり」でも納得します。
ホホバオイルは、通常の「オイル」とは違って「ロウ」なので、肌に付けてもすーっとなじみ、ベタベタせず、しっとり・サラサラになります。
ヒトの皮脂膜もしっとり・サラサラで、「天然の皮脂“クリーム”」とは言っても、そんなコッテリしたものを付けている感覚はないはずです。
ただ、皮脂が過剰分泌している場合(多くの原因は、乾燥)はべた付きますが、それは正常の状態ではないので例外です。正常の状態・・・理想的な肌として、「赤ちゃんの肌」を思い出してみましょう。特別、クリームなどは塗らなくてもすこやかな状態を保っており、あのツルツル・すべすべ・しっとり・サラサラの肌こそ、天然の皮脂クリームで覆われている状態です。





●シアバター
それでは、「乾燥ぎみの応急用」で、シアバターを入れた理由は?
それは、シアバターは皮脂膜の脂肪酸バランスを整える・補充するのにちょうどよい、なじみのよいオイルだからです。
シアバターは、ホホバオイルのような「ロウ」類ではありませんが、『紫外線をある程度カットする』という性質など、皮脂膜に近いものを持っています。ですから、シアバターも、ホホバオイル・ミツロウと並んで、クリーム類の基本にあげられるオイルです。

主な脂肪酸は、ステアリン酸ですが、オレイン酸も含みます。

ホホバオイル・ミツロウは皮脂膜に近いのですが、オイルというより「ロウ」なので、脂肪酸の種類が、他のオイルとは異なり、オレイン酸はほんの微量しか含みません。
乾燥ぎみの肌では、オレイン酸がとても少なくなり、脂肪酸バランスが偏っていることが多く、そのような“オレイン酸を補充したい”という時では、ホホバオイル・ミツロウだけでは足りません。そこで、シアバターの出番です。

ただし、肌が普通肌で脂肪酸バランスがすでに整っている場合などには、オレイン酸を与えすぎると「オレイン酸過剰」で、逆に肌が荒れて水分蒸発量が多くなり、結果的にこれまた乾燥を招いてしまいます。オレイン酸過剰が心配であれば、「精製」のものを使用しましょう。

もし、「未精製(バージン)」が余っていたら、ハンドクリーム・リップクリーム・ボディ用など、フェイス以外で消化すればオッケーです。

関連記事 → シアバター





●カカオバター(=ココアバター)
ココアバター 30g 生活の木  472円


カカオ豆から取れる脂肪です。ほんのりチョコレートのにおいがします。
皮膚の保湿、保護をします。紫外線カットの作用も、ある程度は持っています。
シアバターと同様、常温ではかたまりになっていますが、体温に触れるとじわ~っと溶けます。(融点が34~38度)
天然の酸化防止剤を含んでいるので、2~5年貯蔵できます。というのも、主成分が「ステアリン酸」だからです。
このように、見た目も特徴も、シアバターに似ています






●“水”を加える
ホホバオイルとミツロウは、「水」を加えなくても、それだけでも、一応クリームにはなります。シアバターを加えたとしても、シアバターじたいが「固めのクリーム状」ですから、同じく、一応はクリームになります。これは、リップクリームを作った時を思い出すと分かりやすいですね。
(参照記事→ 手作りのリップクリーム

常温では、ミツロウはカチカチに固く、シアバター・カカオバターは固めのバター状です。
ここに、常温で液状(10℃以下で固まる)のホホバオイルを混ぜるので、ホホバオイルが多ければ多いほど、柔らかいもの・トロトロしたものを作ることができます。この状態が、「クリームでは無いけれど、クリームっぽいもの」になる理由です。

しかし、水が入っていないので正確にいえば「クリーム」ではなく、「クリームっぽいオイル」、に過ぎませんし、やはり、本当のクリームのようなクリーミーさ・柔らかさには欠けます。


それでは、「水」を加えるとどうなるでしょうか? 水を加えることで、オイル+水(+乳化剤)となるので、本当の意味で「クリーム」になりますね。確かに、水を入れたほうが、「クリーミーさ」はアップします。

水をバラ水に変えてもよいので、リストに( )して書きました。バラ水を入れれば、バラの香りのクリームになる上、防腐効果もかねています。

ブルガリアローズ ローズウォーター 200ml 2,100円




また、ローズマリーエキスも、防腐剤の代わりです。
防腐剤は、入れても入れなくてもよいものですが、水分を加えると、加えない時よりも腐りやすくなります。1週間程度で使い切る・冷蔵庫に保存の必要がありますが(とくに、水分そのまんまの化粧水の場合は特に)、クリームの場合でしかも寒い季節なら、そこまで心配しなくてもよいとは思います。それでももし心配であれば、ローズマリーエキスを防腐剤として入れてみてもよいでしょう。1~2滴入れればオッケーです。
ぴのあ ローズマリーエキス(20g入り) 1,500円






●肌につける時、「クリーム」である意義
肌につける時、あえて水を入れて「クリーム」にしなくてもいいのでは?「クリーム」である意義はあるのでしょうか?

それは、時と場合によって意義が生まれます。


夜のケアでは、「洗顔後、ホホバオイルのみ」でも用が足ります。夜寝ている間に、じっくり・ゆっくりと皮脂膜を形成するからです。
詳細記事 → 化粧水なし、ホホバオイルのみ

一方、朝のケアはというと、一日中すっぴんであれば、夜と同じケアで「ホホバオイルのみ」でも良いでしょうが、日中にメイクをする場合・・・洗顔後、すぐにメイクに取りかかる場合は、メイク前にじっくり皮脂膜が形成される時間の余裕がありませんね。
(※ただし、軟水で石鹸洗顔した場合は、即座に皮脂膜をおぎなうことができます → アルカリ性と酸性、そして洗顔の水 )

しかも、メイクの時につけるパウダー類は、皮脂を吸収します。パウダー類を付けるなら、天然の皮脂クリーム(皮脂膜)の上にパウダーが乗っかっている・・・というのが理想の状態です。
よって、パウダー類の下地としては、最初から「クリーム」がよいのです。最初から“油と水を乳化させてあるもの”・・・つまり、“皮脂膜の代わりになるもの”・・・それが「クリーム」です。


このように、クリームの意義を考えると、フェイスクリームは、朝でも夜でも、いつのケアでも悪くはありませんが、特に有効なのは、「メイク下地となる日中」であることが分かりますね。


もちろん、クリームの意義は必ずしも「メイク下地」だけとは限りません。
夜のケアでも、肌がとても乾燥している状態の時には、「ホホバオイルのみ」のケアにプラスして、クリームを利用する手もあります。
さきほど「シアバター」のところで書いたように、乾燥している肌は脂肪酸のバランスがくずれがちで、オレイン酸が少なくなっていることが多いです。このような場合では、ホホバオイルだけでは、オレイン酸を補充するのには不十分。よって、シアバター・カカオバター入りのクリームを使えば、オレイン酸が補充の役割を果たしてくれます。

また、夜は肌が生まれ変わる時間ですから、肌をいたわりたいもの。夜につけるクリームは特に、合成界面活性剤(乳化剤)の作用が弱いものを使いたいところです。それは・・・






●乳化剤のデメリット
乳化力は、強すぎると肌にダメージを与えます。乳化力とは、「界面活性」作用の1つです。界面活性作用は、肌バリアを壊す作用でもあるのです。

しかし、天然の乳化剤であるレシチンは、その作用は弱いものです。弱いので肌に大きなダメージは与えない安心感はあります。それでは、さきほども書きましたが、合成界面活性剤なんか使わないで、全部「レシチン」を使えばいいのでは?と思いますよね。
ところが、そうはうまくいきません・・・。乳化力が弱いということは、材料の水分が多すぎれば、乳化しきれないということなのです。つまり、材料によっては、『レシチンだけでは物足りない!』ということが起こります。

そこで、「合成界面活性剤」が登場するわけです。合成界面活性剤と一言でいっても、その種類は書ききれないほどあります。種類によっては許せる範囲のものもありますが、ノンケミカルなメーカーでよく使われる合成界面活性剤は、「ステアリン酸グリセル」「リノール酸グリセル」などです。

また、レシチンに水素を添加して乳化力を高めた「水添レシチン」と呼ばれるものもあります。レシチンとは言え、こうなってしまうと、もう安心だったレシチンとは違って、いわゆる合成界面活性剤と同じぐらいの強さを持ちかねません。「レシチン(リゾレシチン)」とは別モノだと、心に留めておきましょう。



それなら、ホホバオイルやミツロウの乳化力はどうか?というと、これはレシチンよりもさらに弱い乳化力なので、材料の水分が多くなると乳化しきれません。材料(全成分)がかなりシンプルな場合でしか、使えません。

冒頭であげた、手作りのフェイスクリームは、シンプルの極み(笑)。だから、レシチンさえも使わず、ホホバオイル・ミツロウの弱い乳化力(皮脂膜と同じレベル)で、なんとかなるのです。

ですから、加える「水」の量にも限度があり、多すぎると乳化しきれず、分離したままです。

では、そのような、ホホバオイル・ミツロウだけの乳化力にしか頼らない場合、どの程度の水を加えればいいか?・・・というと、目安は簡単!! 実際、ある程度の水を加えて混ぜてみます。
※水分は後からいれます。先にオイル類だけを湯煎で溶かし、それを湯煎から取り出してから初めて、水分を少しずつ追加します。)
そして、いつまで混ぜても、乳化しきれずに分離している水分があれば、それを捨てればよいだけです(笑)。
だいたいの目安としては、ホホバオイル:水=3:2ぐらいでしょうか。もし入れすぎたとしても、多い分は捨てればいいので気楽に調合できます。

湯煎して混ぜた後(湯煎からオイル類を取り出した後)でも、すっかり冷めてからでも、いつでも、水分の調整は可能です。冷めてからでも水分を足して、スプーンなどで混ぜてみることも出来ます。
スプーンなどでコネコネ混ぜて、いつまでたっても混ざらない、分離している、クリームになじまないであふれている水分が「いらない水分(乳化しきれない水分)」です。
または、最初は乳化されたように思っても、時間がたってからジワジワと分離される水分もあります。容器を斜めに傾けて、分離している水分を捨てればオッケー。
また、手にスーッと塗って伸ばしてみたときに、水の玉がはじけて乗っかっていれば、乳化しきれない水分が混じっている目安です。


【追記】
水分の分離の件です。
手の甲に塗ってみて、水の玉がはじけるようにクリーム上に浮いているようであれば、分離した水分が混じっているということです。この場合は、容器を傾けて、分離している水分を捨てればよいのですが、そこまで分離した水分が無い場合もあります。容器を傾けても分離した水分が“目に見えてまとまって”はいない場合、「分離した水分だけ捨てる」方法は取れません。

その場合は、しょうがないので、ホホバオイルかミツロウを少しだけ混ぜて調整するしかありません。材料の水と油のうち、水のほうが少し多くて余っているということですから、その余った水分を乳化させる分だけの油(ホホバオイルorミツロウ)を追加すればよいのです。

ホホバオイルをたせば、今の状態よりもさらにトロトロと緩みは増します。ミツロウを加えれば、今の状態よりもテクスチャーの固さを出すことができます。好みに応じて、どちらかをたし、調整してみてください。





ホホバオイルやミツロウの弱い乳化力だけでは足りない場合、もう少し乳化力が欲しい場合は、レシチンを使ってよいと思います。手作り材料のお店(ぴのあ、PEACH-PIG、生活の木など)にも売っています。が、「水添レシチン」であることも少なくないので、気をつけて吟味してください。


まとめると、乳化力の弱い順番にあげてみると・・・次のようになります。

・ホホバオイル、ミツロウ、皮脂膜
          ↓
・レシチン、リゾレシチン
          ↓
・合成界面活性剤 各種 (※「水添レシチン」も含む)



乳化力が強いものを使ってクリームを作るほど、コッテリとした“クリーミーさ”は増します。先ほど、ホホバオイルの説明で「しっとり・サラサラで、べた付かない。皮脂膜も同じである。」と書きましたが、弱い乳化力によるものだから、コッテリとしないのはなるほど、納得できる気がします。





●最後に
どうでしょうか。これなら手作りも簡単ですよね。
また、手作りしないとしても、クリームのしくみが分かると選ぶ時の見方も変わってくると思います。中身を知って、理解して使うこと・・・これが、ノンケミカルの面白さだと思います。





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