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2008'09.08 (Mon)

その7.(4) 軟水器と浄水器の違い

さて、ここ3回にわたって、「軟水」やらのことを書いてきたのですが、
まだまだ、軟水のことばかり考えていたりします・・・(笑)。

どうにか、自分で軟水を作れないものかな??と思いました。


いろいろ調べていたら、「」「活性炭」というキーワードが飛び込んできました。
竹炭パワー



なになに、炭で軟水が作れる?!?!

そういや、炭・・・
炊飯器に入れるとか、浴槽に入れるとか、炭入りの枕だとか、靴棚に入れるとか・・・
炭グッズがたくさん見かけますね!!!


●炭の効用

消臭
マイナスイオン (これにより、集中力、リラックス、ストレス緩和、自律神経の調節、快眠、血行促進・・・など)
電磁波カット (パソコンのそばに置くとよいようです♪)



で、水に入れるとどんな効果があるのかというと・・・
塩素を除去してくれる(炭が塩素成分を吸い取ってくれる)
 よって、カルキ(塩素)臭のしない水になる。

・遠赤外線により、水のクラスター(分子)を小さくする
 よって、浸透性がアップし、まろやかな水になる。

・炭のミネラル成分が水に溶け込む
 


・・・すばらしい・・・!!! ・・・って思ったけど、ちょっと待った。。。

「ミネラル成分が水に溶け込む」って・・・・ カルシウムやマグネシウムが水の溶け込む、
つまり、ミネラル成分たっぷりの水になるというわけだが、
それって、硬水になるってことじゃないのか・・・!?!?

水じたいは「おいしく」はなるかもしれませんが、
・・・求める軟水とは、まるっきり逆の効果なのです。


なのに、『ミネラル成分が溶け込んで、おいしい軟水になります。』・・・という売り文句のお店が多数 (^^;;;)

遠赤外線だなんだと、いいイメージの言葉が並んでるので、ついついその言葉どおりに受け止めがちですが、
売る側も、ちょっとテキトーすぎるんじゃないかい・・・・? 
実は、意味わかってないんじゃないかい?(笑)

ただ「イメージ」だけで買ってたら、目的とまるっきり違う結果がついてきちゃいますから要注意。
やっぱり「理解して使う・買う」ってのは大切ですね。



ただし、炭のミネラル成分が水に溶け出す効果は、
10回ぐらい使用した後は、ほとんど無くなるようです。

ですが、それ以外の効用は続行するとのこと。
煮沸して乾かすなどすれば繰り返し使えるそうです。

軟水にするのが難しくとも、水道水の塩素だけでも取りたいなら有効だし、
私は、パソコンの横に置くと電磁波をカットできる、というのが気になりました。
炊飯器に入れれば、ごはんも、本当にふっくらおいしく炊けるようです。


軟水づくりはあきらめて、炭で「塩素」取り除くだけでもいいじゃん・・・!!


しかし。それでも、軟水作りにまだ未練のある私は、こんなのを見つけました。
ペットボトルで作れる軟水器♪ → こちら



ようするに、軟水にする方法は、「イオン交換樹脂」を水が通ればいいということ。
イオン交換樹脂は、硬度成分を吸着してくれるので、
これをフィルターにすると、イオン交換樹脂を通った水が軟水になって流れ落ちる、というわけです。



簡単そうだけど、めんどくさがりな私には、めんどうかなぁ(笑)。

・・・と思っていた私ですが、やってみることにしました!!!
ちょっと思考を変えて、「バケツ」に軟水がたまるタイプに!!!

お風呂でじゃぶじゃぶ使えます♪


材料がそろって、完成したら、詳細も含めて、またここでお知らせします♪
そのときは、実際に本当に軟水になってるかどうか、石鹸での泡立ち実験もちゃんとやって載せますね。

イオン交換樹脂、最初は2,000円ほどの諸費用かかりましたが、
(それ以外は、全部100円ショップで調達可能♪)
何回も使えるんですよ!!! 効果が薄れてきたらを使って再生可能。
しかも、お風呂のように大量に使わないなら、再生処理は、3ヶ月に1回ぐらいのペースでも良さそう。

イオン交換樹脂って、こんなもの
ionn.jpg

とにかく、次回、詳細を書きますね!




まぁ・・・本当の「軟水器」を買っちゃえばいいのですが、ここは「財布にも優しい」ブログ(笑)。
なかなか踏み切れません。
それに、そこまでするなら・・・そこまでしなくても、美容上、なんとかなるような気もします(笑)。

ただ、最近だと軟水器も安く買えるようになってきて、6~7万ぐらいあれば買えるようではあります。
安い楽天でも、検索したら6万程度のがいろいろ出てきました。




こないだ、ハンズで「ブリタ」を見てきました。
浄水器で有名な、ブリタです。

ブリタ ポット型浄水器 スペースセーバー COOL1.5L



思わず、ブリタを買っちゃおうか!!!という衝動にかられましたが(笑)、
冷静になってやめました。。。

ブリタは、たしかに「浄水器」ですが「軟水器」ではありません。
しかし、ブリタのような浄水器で
『おいしい軟水が出来ます』と言っているものも、あることはあります。

ここで、混同してしまうんですよね・・・。


ブリタのしくみについて、どうして水が変わるのかを吟味してみたところ、
ブリタに設置しているフィルターというのが・・・

活性炭  ②イオン交換樹脂

やはり、この2つでした。
『イオン交換樹脂と活性炭が水中の不純物を効果的に除去し、必要なミネラル分だけを残します。』


炭の力で水道水の塩素などを除去し、イオン交換樹脂で、硬度成分を除去

しかし、「必要なミネラルを残す」というのが、完全に「軟水器」と呼ばない理由なのかもしれません。



軟水器・・・・浄水器・・・・  違いはもう分かりましたね。 混同しないようにしましょう。



ではでは。今日はこのへんで。
次回、手作りの軟水器の結果報告をお楽しみに♪
→ 完成しました!!これが、お手軽軟水器





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2008'09.01 (Mon)

その7.(3)【レポ】 実験! 石鹸と軟水

こんにちは。

ここ2回続いて、「水」について書いてきました。アルカリ性と酸性、さらに、軟水と硬水。
そして、「石鹸と軟水」の相性の良さのこと。→ アルカリ性と酸性、そして洗顔の水

日本の軟水ぐあいと、意外と硬水の地区もあるということ。→日本全国 水の硬度ランキング




今日は、またまた追記的な記事になりますが、“実験”をしてみました!!

 


まずは、おさらい。

●なぜ、軟水が石鹸と相性がいいか?軟水で石鹸洗顔するとどうなるか?
軟水であればあるほど、石鹸の泡がモコモコに泡立ちやすく、
「石鹸カス」が出来にくく、洗顔直後の肌につく膜「石鹸カルシウム」が出来にくい。


●理由:
軟水は、カルシウムやマグネシウムなどミネラル成分(硬度成分)が少ない水だから。


●メリット①:
石鹸の洗浄で奪われた皮脂が、新たに分泌されるまでもなく、即座に「脂肪酸」という、天然の皮脂膜と同じものが生成されるので、
とくに肌の建て直し中の人、肌バリアが弱っている人には、肌回復の近道となる。


★「脂肪酸」とは:

皮脂成分のひとつであり、さまざまな働きをしてくれる。それは・・・
 ・天然の皮脂クリームを作って肌バリアを作る。
 ・肌を弱酸性に保ってくれる。
 ・肌になくてはならない常在菌(善玉菌)のエサかつ分泌物
   (つまり、常在菌の輪廻転生!)
 ・常在菌が住みやすい肌は、肌に害をおよぼす菌(悪玉菌)がよりつかないように、やっつけてもくれる。(ニキビや出物を防ぐ)
 ・なんと、日焼け止めクリームを塗らなくとも、ある程度は、紫外線をカットもしてくれる!

そのうち、この「常在菌」についても書こうと思ってるので、お楽しみに♪



●メリット②:
軟水で泡立てた石鹸の泡で髪を洗うと、髪の仕上がりが良くなる。石鹸シャンプーの仕上がりがうまくいかないという人は、「石鹸カス」が髪に残っていて流しきれていないのが原因でもある。軟水であればあるほど、石鹸カスが出来ない。




これらは、実際に私がやってみて本当~~に実感しています!!いやー、これ、本当にすごいです・・・大げさじゃなく!!特に、「軟水での石鹸洗顔」はかなり嬉しい成果が出ています。肌が、正常な状態に保たれている、守られているというのを実感 (o^-^o) しっとりツルツル・ウルウルになるんですよ、これが!!私は、夏の大量の汗、そしてその後のケアのミスで鼻まわりの肌が乾燥ぎみ、角質がはがれ気味でしたが、今、まさに肌回復の近道となってくれています。肌バリアが整い、角質層が整えば、化粧崩れもなくなりますよ!(化粧崩れやノリの悪さは、肌バリアの弱さ・角質層の乱れが原因です。)





さてさて、さきほどいった「実験」ですが、水の硬度によって石鹸カスの出来ぐあい・泡立ちがどれだけ違うのか、の比較の実験です。ペットボトルに、軟水度の違う水をいれて、石鹸を投入。思いっきり振り、水の透明度(石鹸カスの出来ぐあい)と、泡立ちはどうか。石鹸は、固形のものだと完全に溶けるまで時間がかかるので、液体の石鹸を使用。もちろん液体石鹸はどれも同じ量(ペットボトルの底から8ミリまで)を入れ、水も同じ量(ペットボトルの真ん中の切り替え部分まで)を入れました。


1.jpg

左: 水道水。(私の住む地区は、およそ硬度75.0、弱アルカリ性。)
右: ミネラルウォーター「樵の分け前」。 (硬度4.0の超軟水。pH8.8の弱アルカリ性。)

泡立ちは、ちょっと分かりにくい画像になってしまいましたが、超軟水の左のほうが上の方まであわ立ちました。なにより顕著だったのは、泡の下にある水の色!!左のほうの、この濁りぐあいが、「石鹸カス」です。右のように、軟水であればあるほど、硬度成分が少ないので石鹸カスができなく、水の透明度があるのです。

今度、水道水よりももっと硬水・・・たとえば、コントレックスなんかのミネラルウォーターとも比較してみたいです。もっと硬水だと、どれだけ泡がたちにくくて、どれだけ水が濁るんだろう。




さらに、「樵のわけ前」よりももっともっと“超軟水”のミネラルウォーター「白神山地の水」とも比較。(画像右)これは、なんと硬度0.2しかない、超~軟水!!弱酸性。

2.jpg


水の濁り具合いは、写真では分かりにくく・・・でも実際、肉眼ではほとんど「樵のわけ前」と変わりない透明度ですが(じゃっかん、こちらのほうが透明度はありましたが)、なにより、泡がすごかった。ペットボトルの上の方まで、ちょっと振っただけで一気にもっこもこの泡が立ちました。さすが、硬度0.2の超~軟水です!!


 世界遺産「白神山地の水」 2リットル×6本

硬度0.2(超軟水) pH6.6(弱酸性)


この、超~軟水、石鹸を使わない朝の水洗顔(スプレーボトルでシュッシュッ)でも使用しましたが、
これは弱酸性のためなのか、物足りなさと、汚れが落ちていない感じがあったので、石鹸ある・なし関係なく「洗顔」に関しては、弱アルカリ性の軟水をオススメします。「洗う」ということに関しては、やっぱり弱アルカリ性!


こちらの弱酸性は、化粧水づくりの材料や、プレ化粧水、洗顔後のしあげ・・・など、弱酸性の肌のために「肌を整える目的」として向いていると思います。また、髪の毛も弱酸性なので、スプレーボトルに入れて、朝の寝癖直しにシュッシュしてもオッケー。手作りのヘアケア剤にもよし。


まとめ。
洗う目的には、弱アルカリ性の軟水。
肌・髪を整える目的には、弱酸性の軟水。





弱アルカリ性の軟水は、さきほどの「樵の分け前」を使っているのですが、私は、20リットルボックスを買いました。これだと、個別の2リットルのペットボトルをたくさん買うよりも、割安です。


(きこり)樵のわけ前 20リットルボックス

硬度4.0(超軟水)  pH8.8(弱アルカリ性)



家には、こんな風に設置しています。
3.jpg

蛇口のように、口の部分にあるのを引っ張ると水が出るしくみで、かなり便利!これを、スプレーボトルにつめて、洗面所や浴室に常備しています。となりにおいてあるのは、「白神山地の水」の2リットルペットボトルが入っている箱。ここのエリアを眺めているとうっとりです(*´▽`*) (笑)。


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11:41  |  7.軟水  |  TB(0)  |  CM(11)  |  EDIT  |  Top↑

2008'08.28 (Thu)

その7.(2)日本全国 水の硬度ランキング

今日は、前回の記事の「水の硬度」のことで「おまけ」の内容です。


日本の水はほとんどが軟水」と書きましたが、その詳細までは不明でした。
海外の硬水に比べたら断然、軟水、そして、コンビニなどで売られている日本のミネラルウオーターも、ほとんどが軟水、・・・そういう抽象的なイメージでしかなかったのです。


ここのサイトに、日本全国の硬度ランキングが載っていました!! → こちら


硬度の高い順で・・・

1:沖縄   84.0
2:千葉   81.7
3:埼玉   75.0
4:熊本   70.4
5:茨城   66.4
6:東京   65.3
7:神奈川  61.8
8:福岡   60.8
9:愛媛   58.2
10:群馬   57.3

 ~~~中略~~~

38:福島   35.0
39:北海道  32.8
40:新潟   32.1
41:富山   30.4
42:秋田   30.2
43:広島   28.8
44:宮城   28.6
45:島根   28.2
46:山形   27.8
47:愛知   26.4



   
・・・間のランキングも見たい場合は、上の「こちら」からどうぞ。


私の住む埼玉県・・・・意外と硬度が高かった・・・・。100以下が軟水と呼べるのですが、コンビニの水などは30~50で「軟水」といわれているので、てっきり埼玉もそれぐらいなのかと思っていたのに。う~む・・。これで、がぜん、ミネラルウオーターの軟水を使う気力が増しました!(笑)
でも、やっぱり軟水の日本、1位でさえ、100を下回る数値なのだから、日本の水はほとんどが軟水、といわれる理由がうなずけます。

しかし注意したいのは、このランキングは、それぞれの都道府県の「平均」でランク付けしたもの。だから、中には100を超える地域もあります。
例えば埼玉なら、埼玉全体の平均は75.0ですが、この中の1位は168.0、もっとも軟水なところだと20.0です。だから、自分の県の平均値のランキングなんか、あまり重要じゃありませんね(笑)。それぞれの県の、さらに詳しい市区町村別ランキングは、サイトの中の県名をクリックしてみてください。


日本全国の温泉の硬度も、さまざまです。

・大分県 万象の湯(長湯温泉)  ・・・ 1650
・  〃   赤川温泉         ・・・ 1000
・愛媛県 道後温泉駅前の足湯  ・・・    5
・  〃  道後温泉         ・・・   10


なんだか、石鹸洗顔でのマイルドさを追求しているので、つい硬度が高い水への目線は厳しくなりますが、ふと我にかえると・・・なにも硬度が高いことが悪い水、ってわけじゃありませんよね(笑)。
硬度が高ければ高いほど、ミネラルをたくさん含んでいるので、飲料としては、新陳代謝の効果のある「痩せる水」なのですから!
ただ、軟水のほうが石鹸とは相性が良い、ということです。




前回の記事では、アルカリ性・酸性での温泉について書きました。
弱アルカリ性の温泉でツルツルになること、酸性の温泉は、刺激が強いので向き・不向きはあるが、とある治療としては効果があること、を。
今まで、温泉の水の中身なんて何も気にしていませんでしたが、今度からは、温泉に行くときは、こういうことも考慮してみるともっと楽しめそうです!




アルカリ性、酸性。  軟水、硬水。そしてそれらの掛け合わせ。
水って面白いものですね。石鹸とも、こんなにかかわりがあるとは思っていなかったし、目的に応じて水を選べば、いろいろな美容効果があるとも、思ってもみませんでした!!




それでは、このへんで。

※追記 → レポ】 石鹸と軟水


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14:22  |  7.軟水  |  TB(0)  |  CM(7)  |  EDIT  |  Top↑

2008'08.27 (Wed)

その7.(1) アルカリ性と酸性、そして・・・洗顔の「水」

最近、「」にこだわっています♪弱酸性、弱アルカリ性、それぞれの水を買ってみて色々試してみました。

結論。  マイルドな洗顔をするなら・・・「弱アルカリ性」の「軟水」で!!





まず、酸性、アルカリ性の特徴から書いていきます。


水の酸性かアルカリ性かは、pH(ペーハー)で分けられます。真ん中の中性がpH7で、pH7よりも高い数値ならアルカリ性、低い数値なら酸性
つまり、「7」より上か下か、です。

pHの数値によって強度が違うのですが、例をあげると下記のとおり。



強アルカリ性 (pH11以上)     ・・・ 炭酸ソーダ
    ↑
弱アルカリ性 (pH8~10)    ・・・ 石鹸、水道水、温泉、血液、にがり、
海水、唾液、重曹
    ↑
中性      (pH7)        ・・・ 精製水、塩
    ↓
弱酸性     (pH5~6)     ・・・ 化粧水、皮膚(皮脂・汗)、お茶、酒
    ↓
酸性      (pH3以下)     ・・・ 酢、レモン、胃液




アルカリ性は皮膚のたんぱく質を溶かす作用、酸性は肌に刺激をもたらす作用があります。・・・というと恐ろしくなるかと思いますが、これは「強ければ」の場合なので、美容上によく使われるのは「弱アルカリ性」や「弱酸性」のマイルドなものです。
アルカリ性の洗剤を手で触るとぬるぬるするのは、皮膚のたんぱく質を溶かしているからで、高アルカリ性ともなると触れないほど危険です。

弱アルカリ性であれば、油やたんぱく質などの汚れを洗い流す効果があります。代表は、石鹸(pH9.5~10.5)。ほどよく角質(剥がれおちるべき角質)や汚れを落とします。

多くの温泉も弱アルカリ性が多く、肌がすべすべになるのはこのためです。強アルカリ性の温泉があったら、刺激が強すぎるので、足の裏のゴワゴワした角質を取る目的ならいいかも(笑)。(酸性の温泉も、少ないですがあります。)


強酸性は、細胞膜を分解したり、細菌や微生物の酵素を分解するため、トイレの洗剤などに使用されます。強すぎる酸性はもちろん肌には良くなく、浸透して脂肪を溶かす作用があります。上の一覧を見ても、レモンがpH2~3で刺激が強いことが分かり・・・「レモンの輪切りを肌に貼るパック」という大昔の民間美容法・・・もう誰もやっている人はいませんね(笑)。
洗面器にを入れて足を浸すと、水虫の治療に効果があるそうです。さきほど書いた、数少ない酸性の温泉は、アトピーや水虫の治療に効果的です。



弱酸性の代表は、何と言っても「皮膚」・・・肌(pH6)です。肌は、弱酸性の状態であることを好み、洗顔でアルカリ性に傾いても自分の力で弱酸性に戻る機能ももっています
(ただし、アトピーなどで極度に肌バリアが弱まっている場合は、肌の自然に弱酸性に戻る機能自体が弱まっていて、石鹸の弱アルカリ性でさえ刺激になることもあります。そういう場合は、無理に石鹸洗顔にこだわらず、医師の指導などに従いましょう。)

だから化粧水は肌と同じ弱酸性として作られていて、石鹸洗顔でアルカリ性にかたむいた肌を、弱酸性にみちびいて整える・落ち着かせる役割をします。以前に書いた「手作り化粧水」で、クエン酸を少し入れるのは、化粧水を弱酸性にするためなのです。
石鹸シャンプーの後にクエン酸リンスするのも同じように、石鹸洗髪でアルカリ性にかたむいてキシキシした髪の毛、頭皮をクエン酸にて中和し、弱酸性へ導くのです。




さて、ここで疑問をもった人もいるかもしれませんが・・・肌が弱酸性を好むなら、弱酸性の洗顔フォームを使えばいいのでは?と。なぜ、アルカリ性の石鹸を使うのか?と。

弱酸性では、汚れは落とすことが出来ないのです

「お肌と同じ弱酸性で洗うから、肌に優しい」・・・なんていう宣伝文句の洗顔料もありますが、弱酸性では汚れは落ちないので合成界面活性剤が含まれており、イオンの力でも汚れが落ちるようになっているそうです。

合成界面活性剤入りの洗顔料は、洗い流しても肌に界面活性作用がしばらく残ります。しかも、それがまた、「しっとり」と感じるというクセモノ。でも「肌に良いもの」とは違います。そのまま繰り返すと肌がダメージを受けるのは、今まで何度も書いてきたとおりです。
流された合成界面活性剤も、河川に流れてもなかなか消えず汚し、強い殺菌力で河川に住む生物たちを弱らせてしまいます。



一方、石鹸は、というと、・・・なんとすべての界面活性剤の中で、石鹸だけが、肌に界面活性機能の残らない働きを持っています。
河川に流れた石鹸水・石鹸カスも、界面活性はすでに失っているので河川を汚すこともなく、また、石鹸カスは微生物たちのエサとなるので一石二鳥。自然環境はしっかり守られます。


肌に優しいことをすると、財布にもやさしくなるし、地球にも優しくなるんですよね♪
今度書こうと思いますが、洗濯洗剤も、合成モノはやめています。まだ食器洗剤は合成モノですが・・・。




ここで、石鹸洗顔の基本的な原理を書きます。これ、私も今まで知りませんでした・・・・。


石鹸洗顔をした後、2~3分は「ややつっぱる」感じが正常なのだそうです。それは、肌バリアが正常で、乾燥していなくても、です。
それはなぜか。「つっぱり」の正体とは・・・???

答えは、石鹸で洗顔することによって、皮膚についた石鹸と、水に含まれるカルシウムが結合して化学反応を起こし、「カルシウム石鹸」が出来て、皮膚表面をおおったもの!!
このカルシウム石鹸が、石鹸の洗浄作用でながされた皮脂の代わりの膜となって肌を保護してくれ、その間に、肌は皮脂(あるべき皮脂、天然クリーム)を作り出し、カルシウム石鹸の膜はやがて、弱酸性である皮脂に中和される・・・!!
・・・肌って、自然に弱酸性に戻るわ、石鹸の力を利用して皮脂を出すわ、なんて賢いんだろう!!



・・・でも、考えてみたのですが、私は、角質培養をして肌バリアがじょうぶになってからというもの、石鹸洗顔の直後でさえ、つっぱることがほとんどありません。
天然の「カルシウム石鹸」の働きはどこへ???・・・と思ったら、これが、「」に関係あるようです!!!


軟水で洗顔すると「カルシウム石鹸」の膜はできないのだそうです!
・・・じゃあ、石鹸の洗浄力でマイルドとはいえ皮脂も奪われるのに、「カルシウム石鹸」の膜ができなかったら・・・つっぱりが無いどころか、皮脂分泌が間に合わなくて、乾燥するのではないか?? って?では、それについては、これから説明しましょう。





日本の水道水は、「軟水」です。

水の軟水・硬水とは、水に含まれるミネラル(マグネシウム、カルシウムなど)の量の違いのことで、少なければ軟水・多ければ硬水と呼びます。1000ml中、そのミネラル成分が100以下なら軟水です。ミネラルウォーターのペットボトルを見ると、「硬度33.1(軟水)」などと書かれています。

海外は、硬水が多いようですが、日本の水道水は軟水、売っている市販のミネラルウォーターの日本のものも、ほとんどが軟水です。

硬水は、ミネラル成分が多いので、「飲む」ということに関しては新陳代謝などの効果があり、痩せる水とも言われ、硬水で代表されるコントレックスは、「痩せる水」で一時期ブームにもなりました。
ですが、石鹸で肌を洗うことに関しては、軟水のほうが効果があるのです。



効果その1.石鹸の泡立ちが良い

 もこもこのクリーミーなホイップができます。
 海外の硬水では、石鹸のあわ立ちはイマイチで、
 先ほど書いた「弱酸性洗顔料」は、実は
 海外での『硬水のため、石鹸が泡立たない』問題点をクリアするために開発されたらしいです。



効果その2.洗顔後のカルシウム石鹸の膜はあまり形成されず、皮脂成分へ変わる

 先ほども書いたように、石鹸洗顔で皮脂膜が奪われると、
 水の中のカルシウムと結合してできた「カルシウム石鹸」の膜が、皮脂膜の代わりとなり、
 肌に皮脂が分泌されるのを待つことになります。

 しかし、軟水では、ミネラル成分が少ないため、
 この「カルシウム石鹸」の膜があまり作られません

 軟水で作った石鹸水には、石鹸カスも出来ません。


では、カルシウム石鹸の皮脂膜なしで、 肌に皮脂が分泌されるまでの間、乾燥しないのか?というと、 心配無用。 皮膚に残った石けん分は、軟水ですすぐときに、濃度が薄まることで加水分解されて脂肪酸に変わります。

脂肪酸は皮脂成分のひとつです。 肌は、この「脂肪酸」があるからこそ、弱酸性に保つことができ、 また、病原菌などを排除する機能も持ちます。


もちろん、軟水を使わない石鹸洗顔で、「カルシウム石鹸」の膜ができるとしても、先に書いたとおり、肌に悪いわけではありません。石鹸洗顔の正常な原理です。奪われた皮脂を分泌するまでの、代理の皮脂膜であり、また、肌の皮脂と分泌されれば中和されるので、なんの心配もありません。
それだけでなく、カルシウム石鹸・石鹸カスというのは、肌の天然クリームをつくってくれ、肌を正常な状態にしてくれる常在菌(善玉菌)のエサになります。その常在菌が石鹸カスをエサとし、分泌したものが、脂肪酸・・・

そう、軟水での石鹸洗顔によって生まれるのと同じ、どっちみち石鹸洗顔では「脂肪酸」が肌に作られるのです♪



常在菌は、ふだんは、肌にある皮脂をエサとし、「脂肪酸」を分泌してくれています。肌をすこやかに保つには、常在菌も、それが生み出す脂肪酸も、なくてはならないものです。
だから、殺菌しすぎて肌を清潔にしようしようと思いすぎてもいけないんですね。清潔にしない・・・というか、常在菌まで殺してしまってはいけない
肌バリアが極端に弱っている人、アトピーなどの人は、この常在菌の働きが正常でないため、脂肪酸を肌に作り出せないことも原因であったりします。そういう場合は、やはり、軟水での石鹸洗顔で、常在菌の力なくとも脂肪酸を作れる方法をとるのが、肌回復の近道でしょう。




話は戻って・・・・。

つまり、軟水で石鹸洗顔すると、洗顔で奪われたはずの皮脂・・・ それが、奪われると同時に、即座に補充される、ということなのです!! だから、軟水を使った後は、温泉に入った後のように皮膚がすべすべになったりもするそうです。 なるほど、そういうわけで、私は、つっぱり感を感じなかったんですね。 私の家の水道水がどの程度の軟水かは、数値を測ることはできませんが・・・。

実際、軟水で石鹸を泡立ててみると、あわ立てたその石鹸水には「石鹸カス」が残りません。 石鹸カスが出来る場合は、石鹸水は白くにごった上で、上層部に泡が溜まりますが、 軟水であわ立てた場合、水があまり濁らず、上層部にモコモコの泡がたまるだけでした。
 
軟水で作ったモコモコのクリーミーな泡で洗髪すると、 髪のくしどおり・洗いここちがよく、驚きました。 (洗い流せば、クエン酸リンスしなければ当然ながらキュッキュッとした感じはありますが、軟水にすると、しないのに比べてだいぶツルツルになります。)
石鹸シャンプーの仕上がりが悪い場合、キシキシがなかなか取れない場合の多くは 石けんカスが髪の毛に残留しているのが原因です。軟水で石鹸シャンプーを泡立て、石鹸カスがなるべく出ないようにして洗髪すれば、しあがりも良くなるはずです。



日本の水道水はほとんどが軟水ですから、 そのような軟水の水道水での洗顔なら、通常は、つっぱることはないだろうと思います。 それでもつっぱるのを感じるとしたら・・・ 2~3分という正常な範囲のつっぱりを超えて、ずっとつっぱるようだったら、それこそ、肌バリアが弱まっている証といえるでしょう。
ただ、 日本は軟水の水道水ですが、硬度成分はいくらか含まれているので(地域での差はあり)少なかれど、いくらかの「カルシウム石鹸」の膜はできると思います。そして、どの程度軟水かを調べ難いのがネックでもあり、また、水道水といえば、消毒のために入れられている塩素もトリハルメタンも気になります。



そこで私は、軟水のミネラルウォーターを使ってみました。

(きこり)樵のわけ前 2リットル×12本

硬度4.0(超軟水)  pH8.8(弱アルカリ性)

コンビニなどで売っている120円前後の軟水が、だいたい硬度30前後なので、
これは超軟水です。


(きこり)樵のわけ前 20リットルボックス


さっきのは少し高いので、こちらの20リットルボックスのほうがお得です。




美姫の泉(みひめのいずみ)2L×9本

硬度4.0(超軟水)  pH8.7(弱アルカリ性)

これも、「樵の分け前」と同じく、超軟水の硬度4.0。アルカリ度もほぼ同じですが、値段はこちらのほうが安いです。



 世界遺産「白神山地の水」 2リットル×6本

硬度0.2(超軟水) pH6.6(弱酸性)

こちらは、なんと、硬度が0.2しかない!!

この水、地元秋田では2リットルのペットボトルが100円で売っていました!!(笑)現地の青森でもおそらく、安く買えるでしょう。実家では飲み水として、これをケースで買っていました。(この夏の帰省で、初めて知りました。。。)




最後に、軟水といえばそうです、これ、薬局に「精製水」がありました。硬度ゼロ!!!硬度成分(ミネラル成分)がまったく入っていない、いわゆる「軟水」のきわみ♪ 
しかも、アルカリ性でも酸性でもなく、中性。だから、ここにいろんなものを加えて、一から何かを作れるんですね♪素晴らしい。弱アルカリ性にするのはめんどくさそうですが、弱酸性にするなら簡単。クエン酸を少しだけ入れればできます♪
軟水洗顔のおためしには、手軽でよいと思います。薬局では、100円前後で売っていて、私は60円で買いました。
@コスメの私のクチコミ → 精製水





物凄く長くなりました。ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。それでは、このへんで。


※追記 → 日本各地の水、 硬度ランキング
※追記2 → レポ】 石鹸と軟水


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テーマ : コスメ・スキンケア・ヘアケアのよくある質問(FAQ) - ジャンル : ヘルス・ダイエット

15:43  |  7.軟水  |  TB(0)  |  CM(3)  |  EDIT  |  Top↑
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